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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【信濃の山村の墓地】 2012年9月17日、地図を見ていて気になる一帯があったので、所長と東京から出掛けました。そして、とある村にあるお寺を訪ねた後、もっと奥へ行こうと車を走らせ始めたら、道路脇にこの墓地がありました。それで、中に入って墓石を確認したら、この2基の墓石がありました。戒名が「一」で始まっている墓石と上部に<○>が彫られた墓石です。 小生は、司東真雄師の著書に出会って、こうした文字や記号が彫られている墓石が転切支丹類族の墓石であることを知りました。また「天」年号も同じように転切支丹類族の墓石であることを、ある方から教えていただきました。この村がある沢は、松本平からかなり山の中に入ったところにあります。しかし、不思議なモノが数多く残っていました。 そもそも、信濃にはとあるお寺に非常に気になるモノが残っているので、かなり広範囲にキリシタンが広がっていても不思議ではないと思っています。松本平にも、安曇野にも不思議なモノが数多く残っています。そして、転切支丹類族の墓石も数多く残っています。最初にそれに気が付かされたのは、2002年のことでした。それで、2003年にも所用で出掛けた時に、時間を作って、千曲川沿いを少し巡ってみました。 十字墓がいくつも残っている村の墓地がありましたし、不思議な「双体道祖神」が残っている村もありました。また、2012年に訪ねたところには、お寺の墓地にかなりの数の小さな五輪塔が並べられているところがありました。おそらく武装農耕集団の村だったのであろうと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.08 11:25:31
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