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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【伊那高遠の石碑列】 1枚目と2枚目は同じ村の道路脇で撮った写真です。2枚目の写真に写っている石碑の中には、庚申に関するものはありません。3枚目の写真は、また別の村にある公民館の横に集められていた石碑です。一番新しい「庚申」碑には「昭和五十五年」と彫られています。 甲子と彫られている石碑には、どれも甲子の年の年号が彫られています。これも実に不思議なことです。「甲子祭」は大黒天を祀るマツリですが、甲子の日に行われる行事です。実に不思議なことですが、しかし、「庚申」碑と「甲子」碑に共通することは、「申」と「甲」がケルト十字を少しデフォルメした形に見えることです。 そして、彫られている年号からすると、「庚申」碑を建てる習慣があったところで、「甲子」碑を建てる習慣が始まったように思えます。どこでも、「庚申」碑の方が「甲子」碑よりも前の年号が彫られています。3枚目の写真に写っている道を上がっていくと、神社があるのですが、その神社の境内にかつてはお籠もり堂であったと思われる建物が残っています。 会津でも、確実に伊那高遠から山形最上経由で会津に入って来たと思える家々が残っているところで、お籠もりの習慣が残っていたところがありますが、その時のまつりを特別な言い方をしているのですが、ラテン語のある単語に「お」を付けた呼び方がされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.08 15:23:30
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