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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【旧高遠藩領内の石碑列】 これは旧高遠藩領内にある大きな観音堂の手前の道路脇に並べられている石碑を撮った写真です。この観音堂の境内には板東三十三観音や秩父三十四観音として、観音菩薩石仏が並べられています。この観音堂はここで何回かご紹介しましたが、観音堂の少し下にある天台宗のお寺の本尊堂になっています。 それだけではありません。この観音堂は不思議な方角を向けて建てられていますが、この観音堂が建てられている場所を考えると、「キリシタン方位角」の中に含まれる方位であろうと思われます。そして、この石碑列の一番手前には「双体道祖神」が並べられていますが、明らかに男女の像であることが判る「双体道祖神」です。 また、観音堂には「救世殿」と書かれた大きな扁額が掲げられています。「救世」という言葉の意味が気になりますし、この観音堂は伊那谷のかなり高いところに建てられています。現在は、すぐ近くに村がありますが、小生が見た限りでは、戦後に開墾された村のように見えます。この写真の左奥に写っている建物は、かつては小学校の分校だった建物のようです。 伊那谷でも少子高齢化は進んでいます。村々の中で、子供用の自転車をほとんど見かけたことがありません。会津と同じです。少子高齢化のバロメーターは、子供用の自転車の数だとつくづく思わされてきました。山間部の村でも、子供用の自転車を見かけることがありますが、会津盆地の平坦なところにある村でも、子供用の自転車を見かけることが少ないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.11 21:47:51
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