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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【旧高遠藩領内の石碑列】 これも旧高遠藩領内のとある村の中の道沿いに並べられていた「庚申」碑3基・「二十三夜」碑・「南無阿弥陀仏」碑です。2011年2月24日に偶然通りがかった村ですが、この道は旧道で、村の中を通らないバイパスが造られていました。会津でも、減反が行われるようになってから、こうしたバイパスが造られるようになっています。 ただ、この村には「馬頭観世音」碑や「寒念仏」碑はありませんでした。この村は比較的小さな村です。それが影響しているのかもしれません。村毎に大きさを競って「庚申」碑を建てたと『高遠町誌』に記されていますから、当然のことかもしれません。ただ、この村の檀那寺は曹洞宗のお寺であろうと思われるのですが、それで「馬頭観世音」碑がないのかもしれませんが、だとしたら、旧高遠藩領内では非常に珍しいことだと言えます。 曹洞宗のお寺の前庭に如意輪観音石仏が置かれているお寺も旧高遠藩領内にあります。あの如意輪観音石仏もここでご紹介したことがあります。そして、あのお寺へ上がっていく参道脇には「ハッキュウウ」が彫られた石碑が、他の石碑や石仏と一緒に並べられています。そして、石灯籠型六地蔵がお寺の本堂の裏に置かれています。 明日は会津へ行かなければならないのですが、台風がかなり速度を上げているようなので、それほど早い時刻に出発しなくても良さそうです。数時間前から、台風の風が音を立てて外で吹きまくっています。そして、明日の晩は会津若松で一泊して、帰りがけに中通りを少し巡ってくる予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.12 16:03:50
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