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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【飯盛山にある不思議な石塔】 会津若松市東部にある飯盛山で白虎隊が自刀したことは有名ですが、これは実際に自刀した場所に建てられている石塔です。はっきりとした十字が彫られているのですが、それ以上に気になるのはその下に会津葵紋が彫られていることです。この会津葵紋は会津松平家の家紋です。この写真は2006年10月8日に撮った写真ですが、この石塔はそれ以前から気になっていました。 保科正之公に関する重大な伝承を耳にして以来、この不思議な石塔を理解することが出来ましたし、旧高遠藩領内で調べてきたことからしても、この石塔は特別不思議なことではなくなりました。若松城下にあるお寺の墓地には、Χ十字が彫られた石灯籠が残っているところがあります。その墓地を訪ねたのは1998年のことでした。 それだけではありません。ここではご紹介したことはありませんが、会津のとある村の不動堂の入り口付近の草むらにあった石碑に出会って、確証を持つことが出来ました。会津のキリシタン史は、実に興味深いです。小生の恩師のお一人がおっしゃっていたとおりでした。あの先生は、会津のキリシタン史の秘話をご存じだったのであろうと思っています。 1979年3月19日から2014年4月まで会津に住んでいましたから、様々な方から多くのことをお伺いすることが出来ましたし、「土津神社はどこですか?」とお伺いしたら、「そんな神社はありません」と答えられたという話をお伺いしたことがあります。猪苗代町中心部では土津神社を「土津様」と呼んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.25 15:57:36
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