|
テーマ:日本の未来(224)
カテゴリ:キリシタン
【学習能力ゼロ】 昨夜のテレビのニュースで、3人の憲法学者の方々の発言がそのまま報道されていました。その中で、はっきりと「違憲」という言葉が使われていました。「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」日本国憲法第九条第二項ですが、この条文をどのように解釈しようと、集団的自衛権が否定されていることは明らかです。 会津の山村を巡って、村々の墓地を歩いていると悲しい墓石によく出会います。中には、悲しみを超えて、怒りが沸々と沸き上がってきた墓誌がありました。「五男」の方の戒名の下には「陸軍中尉 ガタルカナルにて戦死」、「六男」の方の戒名の下には「陸軍曹長 中支にて戦死」と彫られています。これが建てられていた墓地は、村の墓地の一番奥の墓域でした。 2006年5月8日のことです。会津だけでなく、日本の多くのところから赤紙一枚で呼び出されて、太平洋戦争に従軍し亡くなられたのであろうと思われますが、農家にとっては男手は多ければ多いほどいい時代のことです。ある政党は、「安全保障関連法案」を「戦争法制」と呼んでいらっしゃいます。石油の輸入が途絶したので、「ニイタカヤマノボレ」という電文で太平洋戦争が始まりました。 そして、ガタルカナルだけでなく、多くの南太平洋の島で悲惨な戦闘が行われ、多くの兵士が亡くなり、オキナワにアメリカが上陸した時には、それ以上に悲惨な出来事が起こり、女学校の生徒さんたちが亡くなられました。最近の永田町からは学習能力が消えてしまったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.05 09:19:52
コメント(0) | コメントを書く |