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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の北向き稲荷】 会津には、北を向いた稲荷社がありますが、会津若松城下には「北向き稲荷を三社お参りすると願いが叶う」という言い伝えが残っています。今日は、とある神道の専門家の先生にお会いしたのですが、「神社は南向きに建てるもの」ということを確認してきました。 この写真は、若松城下ではなく、会津盆地のとある村にある稲荷社です。明らかに北を向いています。そして、これは村の南側にあるのですが、村の北側に建てたら、お社は南向きになりますし、村の北側にもこの程度の広さを確保できたはずです。 そして、その先生のお話では、「稲荷神社」は神社の中でも不思議な神社だそうです。それで、会津のとある村に「乙女神社」と『新編会津風土記』に記されている神社があるのですが、その神社の御神体は女神像だとされています。ただし、最近になって「乙女神社」が「八乙女神社」に扁額が変わっています。このことをお話ししたら、非常に関心を持たれました。 小生は1998年にあるところを訪ねたら、その近くに北を向いた稲荷社がありました。実に不思議なことなのですが、その稲荷社の近くには十字杖を手にした地蔵菩薩石像が祀られています。そしてそこからそれほど離れていないお寺の墓地には、卍が彫られていたように見える板碑型の墓石が残っています。司東真雄師は、卍が彫られた墓石は切支丹の墓石だとされています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.06.27 22:33:02
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