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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【会津の転切支丹類族墓石】 一昨日の夜、会津から帰ってきたのですが、エアコンをかけっぱなしにしていたので、かなり疲れてしまって、そのままダウンしてしまい、昨日も家の中でジッとしていました。皆さまは如何お過ごしでしょうか。小生は東京の暑さにかなり疲れてしまっています。 この墓石は、会津のとあるお寺の墓地にあったものです。戒名が「一」で始まっている転切支丹類族の戒名なのですが、右側の側面に「昭和六年十一月十六日と彫られています。宗門人別制度は明治になって法的には消えたのですが、実質的には残っていたのであろうと思われます。 この村はこの一帯では大きな村です。そして、墓地に残されているモノからすると、この村にも帰農した武家があったことが判ります。但し、蒲生家が断絶した後であろうことは、その墓地に残されているモノから明らかです。会津では、蒲生家の家臣団、加藤家の家臣団、そして保科家の家臣団が帰農しています。特に、戊辰戦争の後、帰農した家々に関しては伝承が残っているケースがあります。 そして実に不思議なことですが、この墓地はとある曹洞宗のお寺の墓地なのですが、境内に観音堂と薬師堂が建てられています。伽藍からすると、薬師堂が建てられているところにお寺が建てられたのであろうと思われますが、そこの祀られている薬師如来像は、本当に薬師如来として祀られていたかどうかは、伝承が残っていなければはっきりとは判りませんが、少なく智子の墓地には転切支丹類族の墓石がかなり残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.25 17:18:17
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