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テーマ:キリシタン(4919)
カテゴリ:キリシタン
【斑鳩の法隆寺】 2007年12月に所用で奈良県へ行きました。前日、少し早めに着いたので、法隆寺を訪ねてきました。中学と高校の修学旅行で訪ねていたのですが、境内に墓地があったかどうか記憶になかったので、一番はそれを確かめるためでした。 法隆寺は元は南都六宗の法相宗のお寺だったのですが、現在は単立のお寺になっています。そうしたことを確かめながら、境内を歩き回ったのですが墓地はありませんでした。当然と言えば当然のことであろうと思います。法相宗のお寺は、その起源から学問の場でした。ですから、法隆寺の境内には多くの院が建てられています。そして、講堂の横には、学僧の寮が残っています。 江戸幕府が宗門人別制度の施行命令を発した時、法隆寺はその命令に含まれていなかったのかもしれませんし、死者に戒名を付け、葬儀で読経することを拒否したのかもしれません。あるいは、それぞれの院が宗門人別制度に組み込まれていたのかもしれませんが、境内にあった伽藍図には、墓地は記されていませんでした。 高校の日本史と世界史が一つの科目になるそうですが、日本史が世界史との関連で変化してきたことが、少しは理解出来るようになるかもしれません。また、キリスト教にはローマ・カトリックとプロテスタントしかないように思われていることが多いのですが、そうした誤解も解けるといいなと思ったいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.09 17:00:54
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