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テーマ:交通事故・・。(662)
カテゴリ:交通事故関係
2006.5.26の事故から早1年と10ヶ月が経ちました。
本日示談しました。 まあ納得出来ない面も多々あるのですが、現在の交通法律、損保会社の経営方針を勘案すると示談としては限界まで引き出せたので、相手損保担当者の誠意と奥様の指導に免じて示談。 一応、訴訟をする事を前提に色々調べて下準備はしていたのですが、加害者が同じ会社(職場は違うが)、同じ学区、子供同士が同級生であり、今後も長い間、何かと会話する事もあるので、いつまでも引きずっても困る(奥様の強い指導)、(後日報告しますが)家庭の事情もあり、訴訟はせず示談で終了としました。 長引いた理由の一つに後遺障害の認定に4ヶ月掛かり、示談交渉が遅れていました。 医者を3箇所かかっていたので、それぞれの医者に照会作業をしていたようです。 治療日数473日、通院日数215日 後遺障害 併合14級認定 ------ 交通事故は損です。 基本的にやられ損。 失われた時間は戻ってきません。 金銭では解決出来ない事が多すぎます。 法律、損害保険は全て加害者側を対象に成立している感じで、被害者救済と言う視点では出来ておりません。今回痛感しました。事故は悲惨だ、と言う点はこう言った点からもうなずけます。 そして、示談交渉等において無知は罪です。相手は如何に支払いを減らせるか知恵を絞ってきます。 そして、被害者側には基本的に保険屋は示談サービスありません。プロ対素人、勝ち目はありません。 被害者が身を守る為には、本、Web、弁護士等を駆使しないと損する事が良く分かりました。被害者が事故について調べる事が苦痛で有る事は、被害に遭った当事者しか分かりません。 交通事故に遭われた方々、是非、手間を惜しまず、あらゆる手段を使って調べ、出典元を明示して相手方に提示し、正面から交渉しましょう。そして、示談で無理であれば、ためらわずに弁護士を通して訴訟しましょう。訴訟すれば、示談より確実に多く支払われます。ただ、時間が掛かるのと、弁護士に依頼する書類を準備したり、説明したり、そして時間が掛かる事(通常判決まで1年弱)を理解し、それでもメリットがあればどんどんしましょう。 弁護士選びが難しいですが、交通事故専門を掲げていれば間違いないでしょう。 私の場合、時間としがらみと言う問題があった為、訴訟は見送りましたが、正当な損害賠償金の計算を自分で行い、相手保険会社に提示した事で、相手保険屋さんも腹の内をあかし、限界値を提示してくれました。 保険屋にも内部監査があり、保険屋基準以上を示談で支払うと追求される為、上限が決まっています。しかし、訴訟で判決が下れば、その金額が倍になろうとも払います。 おかしな話ですが、そのような仕組みが現在の損保全体に存在する為、弱者である被害者側が損をする仕組みになっています。ただ、訴訟をすれば正当な対価を得る事は出来るでしょう。 全部の案件について、訴訟時の相場を支払った場合、損保各社は破綻するでしょう。そうならない為には大幅な保険料UPが必要。そうすると未加入が増えて、結局被害者が損をする。。。 そう考えると、今の仕組みは妥協の産物なのだと思います。被害者にも悪意を持って、騙し取ろうと言う人は沢山います。だから、このような仕組みになっているのでしょうね。 何を書いているのかまとまりが無くなってきましたが、事故の件は本日で全て終了。 こんなつまらん事に構っている場合では無くなったので。。。 事故に遭わない様に日頃から周囲の動きに注意して運転しましょう。 横や後ろ、或いは前方からどんなアホウが飛び出して来るか分かりませんから。 事故に遭った場合は『交通事故』『後遺障害』等で納得出来るまで検索&学習して下さい。それが自分や家族を守る事になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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