カテゴリ:歴史散歩
午前中、小学校での話し合いは 3歳になったばかりの小さい人たちが2人も来てくれて、 とても楽しい時間を過ごせました。
午後は雫石の大村というところにある 全校児童10人の小学校へ行き かつて娘の担任だった先生に本を届けました。 そこから長山街道の田舎レストランへ行き ワンコインランチをいただきました。 メニューは、おからのハンバーグ、ナスの煮浸し、 ゴーヤとこんにゃくの煮物、ひじきの煮付け きゅうりのお漬け物は、食べ放題 これで500円です。 平日の、しかも遅い時間だったのに お客さんは次々に来て、繁盛していました。 完食です~ごちそうさまでした。
さて、お腹もいっぱいになったことですし 次はどこに行こうかな~ そうだ!縄文遺跡に行こう! と思い立ち、滝沢村の湯舟沢環状列石を見に行きました。 住宅団地の奥にあり、隣には資料館があります。 展示室には、あきらかに石棺と思われるような 石組みの模型がありました。 近くに住居跡などが見つからなかったことや 道の跡などが見つかったことで ここは100年間に渡り、縄文人たちの墓地として 守られた場所ではないかと言われています。 すぐ近くの岩手山の噴火により、墓に埋葬された人骨は 土になってしまったようです。 大湯の環状列石に使われた石は、 川から運ばれた石でしたから、角がとれた石でした。 でもここの石は山から運ばれた石なのだそうです。 角張った石ばかりですよ~ 今見ることが出来る石は、本物の石なのですが レプリカなのだそうです。 本物の石は、3メートルから5メートルの土の下に保存されています。
そろそろ太陽が西に傾いてきました。 環状列石の石組の中で、他とは際だって異なる石があります。 石棺の形にしか見えない石組みです。 その石組みの前に立って西の方角を見上げたら… 正面に三角形の美しい谷地山が見えました。 今日の日の入りは、谷地山の向かって左肩の位置のようです。 資料館の職員の方が 「宵の明星が、ちょうど谷地山の上にのぼる時もあるんですよ」 と教えてくれました。 きっと縄文人もこの山の姿を美しいと感じ 日が沈む様子や、星のまたたきもながめていたのでしょうね。 ここからは、雄大な岩手山の姿は全く見えません。 岩手山のすぐそばなのに、不思議な感じがします。
資料館の方から詳しい説明もしていただき 他の遺跡の資料もたくさんいただきました。 感謝申し上げます。
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