カテゴリ:歴史散歩
昨日は、縄文遺跡の他にも二カ所見学に行きました。
まずは、盛岡の西のはずれ、滝沢村との境に行きました。 田んぼに囲まれた一角に、鳥居が見えて来ましたよ。 ふたつめの鳥居をくぐると そんなに大きくないお社がありました。 正面から見たところです。 これが目玉清水観世音をお祀りしているお社です。 この観音様の由来が書かれていました。 泉は今も枯れることなく、こんこんと湧いていました。 観音様のお社は、西を背にして東を向いていましたが 参道は南から延びています。 南へ目を向けると、南昌山がくっきりと見えました。
盛岡や滝沢村には、前九年の役の戦いの場所や話が あちこちに残っています。 ここも、その場所だったのですね。
この目玉清水のすぐそばには 安土桃山時代に遠野の綾織から赴任してきた 綾織越前広信が中心になって作られた、越前堰という用水路が流れています。 平安時代から安土桃山時代 そして今にいたる歴史の風景が目に浮かんできます。 南昌山は、ずっとそこから歴史を見続けてきたのでしょうね。
さて、次回は盛岡の南を流れる用水路を紹介いたします。
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