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テーマ:本のある暮らし(3283)
カテゴリ:読書
コンビニで週刊誌を立ち読みしてたら『彼女のいる背表紙』という本の書評にマンスフィールドの「園遊会」と並んでフィリッパ・ピアスの『サティン入江のなぞ』の名前が出ていた。『彼女のいる背表紙』自体は読んでないのだけれど、どうやら随筆集で、文学作品の女主人公たちに寄せて書かれたものらしい。「園遊会」は私の好きな短編ベスト10に入る作品。だったら『サティン入江のなぞ』もおもしろいかも。かなり無理がある理屈だけど。実は、随分以前に買ってアパートに置いたままなのだ。ピアスといえば『トムは真夜中の庭で』の人。きっとおもしろいはず、と思いつつ長編なんで(そのうちに…)と思ってわすれてた。
アパートから持って帰り一気に読んだ感想は……細部まで書き込んでいるとこ、ミステリになってるとこ、問題を抱えた大人が出てくるとこなど『秘密の花園』と雰囲気が似てるなあ。やっぱり同じイギリスのお話だから?(←これまた乱暴な理屈)でも問題が深刻なわりに終盤あっさりと謎が解け物語が終わってしまった気がして物足りなかった。『トムは真夜中の庭で』のほうが断然好き。でもまあ(読んで損した)とまでは思わない。 ひさしぶりにマンスフィールドを読み直したい気持ちになった。それに『彼女のいる背表紙』も。 【今日の一冊】 彼女のいる背表紙 表紙の写真がいい雰囲気。ジャケ買いしてしまいそう。 *おまけ* ガーデンパーティー、子供部屋や寝室のナイトライトとしても。【30%OFF!!】【インテリアライト】 ゆらぐLED グラスキャンドルライト 4個セット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.25 13:36:07
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