やっと週末
金曜日は大好き。午前中で仕事が終わるし「週末だ~」という開放感がある。といっても主婦にとって土日はけっこう忙しい。金曜日の午後が一番ゆったり気分ですごせるのだ。仕事帰りにリサイクル系の古本屋に寄る。このうきうき気分にぴったりの軽めで楽しい本を買おうと思ったんだけど、なぜか大友克洋の『ヘンゼルとグレーテル』(内容はこちらに詳しく載ってました。さすがコアなファンがいますねえ。)を購入。たいして安くもないしカバーもないし(これは元もとなんだそうです。)ファンでもないのに。お金を払いながらも(これってけっこうグロかったよな~)とブルーな気分。じゃあ買うなよ。なんで買うかな~。自分でも不思議。口直し用に太田垣晴子の『こんな生活』を購入。この人は好きなんだけど、雑誌で見ると得した気分なのに、本になっていると割高なかんじがする。売れっ子だからなのか出版元がそういう本をつくるところだからなのか、中身がすかすかなんだもん。悪いけど新刊価格で買う気がしない。いつも古本買ってます。半値でちょうどよい値段って気がする。な~んかぱっとしないなあと思いつつ家に帰ったら、『別冊Arne うちで使っているキッチン道具』が届いていた。これよ、これこれ。金曜日に似合う本はこれだ! よかった~届いて。まるでノルマのように二冊の古本を読んだあとは(だから、そんなら買うなって。)ゆっくりと『別冊Arne』を眺める。ドノバンというお店で売っているらしい急須が欲しい。アーツ アンド サイエンスの器もいい。たまには本以外の買い物もいいかも、なんて物欲がわいてくる私だった。【今日の一冊】『あなたに会いたい』(大橋歩)大橋歩さんの本は金曜日の気分によく似合います。内容もいいけど、造本とか装幀がいいのもポイント高いです。この本も小さめのサイズやカバーに窓があって本体が覗いているところなんかがキュートで好き。