Den-Kichi

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• 初体験

  スピーカーを手に入れた、ネットオークションで。実は、ヤフオクで何かを落札したのは初めてなのである。五年くらい前に、楽天オークションに出品したことはあったが、自分が何かを競り落としたことはなかった。どこかで信用しきれなかったのと、食指が動くような品がなかったのが大きな理由。今回入手したスピーカーはパソコン用である。ずっと、パソコン付属のスピーカーで我慢しており、時々、ヨドバシの売り場などをチェックしてはいたのだが、どうも値段と性能がおり合いつかないような気がして今まで敬遠していたのである。それが、ふとしたことからオウルテックというメーカーのスピーカーは音がいい、という評判を耳にし、何か手頃なのがないかな、と探していたらヤフオクに出ていたので入札したら首尾よく落札できた、という次第。手に入れたスピーカーはこれ。実売価格は三千円半ばくらい～、なのを未使用品で一七〇〇円での落札だったので、さほど悪くないのではないか、まあ送料を入れたらさほど激安ではないが、それでもアマゾンの中古よりは安かったので、これはいい買い物だった、と自分で納得している。それでいいのである。で、パソコンに繋いでみて…、一体今まで俺が聞いていた音は何だったんだ？というくらい劇的に音環境が変化した。そりゃ、当たり前か。いままで、ウーファー独立のスピーカーというのは使ったことがなかったのだが、中々いい感じである。左右それぞれの方向から音が聞こえてくるのも良い感じ。ああ、もっと前からケチらずにいいスピーカー買っとけばよかった。元値が大したことないスピーカーだから、耐久性は未知だけど。ところで、このメーカー、アウルテックと読むのが筋なんじゃないだろうか？

  2011.04.03

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• 遅ればせながら…

  昨日は、なんだか朝から晩までバタバタしていて、ブログの更新ができなかったので、かなりタイミングを逸してしまったが、エイプリルフールネタ。３６４日先取りしている、ってことで。相方が考えたのが、かなりおもしろかったので、まずはそれから紹介しようと思う。『震災復興財源に徳川埋蔵金の使用を閣議決定』政府は震災復興の財源として、長年存在が噂されながらも公にされてこなかった徳川埋蔵金の存在を認め、復興財源とすることを閣議決定した。今後、市場の反応を見ながら金塊を現金化していく予定。ワシの考えたのはこんなネタ。『菅直人首相、自民党入りへ』震災復興のための連立政権を模索していた政府は、事態打開の切り札として、菅首相の自民党入りを決定。首相自らが野党入りすることにより、東日本復興のための大連立政権が実現することとなった。後もう一つ、ネタを考えたのだが、これはちょっと時期的に微妙なネタだったので、もし知りたい人がいれば個人的に連絡くれれば教えます。それでは、おやすみなさい。

  2011.04.02

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• で、こんなサイトを紹介してみたり

  今回の原発事故に関するいくつかの情報を。まずはこれ。ちょっと長いが、全文を読んでほしい。今後のエネルギー政策を考える時に、決して避けては通れない。発電のコストは、発電所の設計から廃棄までのトータルコストを考えなければならない。有名人のおっさんたち使って「CO2を排出しません」「CO2を排出しません」なんて寝言言っている場合じゃない。こういう人が被災地の球団の監督していたり世界中の不思議を発見していたり…。あっ、あの番組のスポンサーは原子炉メーカーじゃないか。次はこれ。オーストリアのサイトらしい。福島からどんなふうに風が吹いて行っているか、よく分かる。そして同時に、その恐ろしさも。ちなみに、地震直後から最初の爆発のあとまでのがこれ。はっきり言って、もっとも視るのが怖いサイトの一つ。何故、気象庁ではこういった風向き情報を出さないのだろう？放射能の危険性については百花繚乱、要するにこれまでの原発推進派と反対派では言ってることに随分差がある。誰のどの意見に耳を傾けるか、で取るべきスタンスは随分変わってしまう。ここで紹介するのはサイエンスメディアセンター。早稲田大学内にある。色々勉強になる。それから、今回の地震で地理的にどんなことが起きたか、というのが分かるのが以下の二つのサイト。パスコという会社のサイト。それから、JAXAのALOS解析プロジェクト。今回の地震の規模のすざまじさ。最後に二つほど。これはワシの仕事に関係しての多言語情報。東京都国際交流協会と東京外語大学。他にも多言語で情報を出しているサイトは一杯あるが、とりあえず二つ。こんなサイトを定期的にのぞいたりしながら、日々を過ごしている。

  2011.03.31

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• 普通に生きる

  自分が被災したわけでもないのに痛みを分かったような振りをするのは止めよう。被災者を慮って、と言いつつ実は、人から非難されたくない方便かもしれない。節約は大切だ。災害があろうが無かろうが、大切だ。電気が多少暗くても、ちゃんとやっていけるじゃないか。でも、ことさら何かを自粛する必要はないと思う。同情というのは、往々にして上から目線になりがちだから。イベントを中止する、というのも一つの勇気だろう。そして、会えてイベントを開催する、というのも勇気だろう。こんな時期に何を考えているんだ？という後ろ指を指されることを覚悟しつつ、それでも今時分にできる最大限のことをやろうとする人にワシは敬意を払いたい。イベントをやって、元気を作り出して、収益を寄付する、という貢献の仕方もあるはずだ。だから、ワシは、自分の生活をきっちり送ろうと思う。２万人の悲しみも１人の悲しみも、悲しみであることには変わりない。普段の生活を、おろそかにしない。つまり、家族を大切にする仕事をきちんとする教会に行く、聖書を読む音楽を聴く本を読む気分がダウナーな時は、ビートルズを選択的に聴く。つい、iPodを探る手がそこに辿り着く。安心感を求めているのかもしれない。２５年聴き続けて、耳の髄まで染み込んだ音楽がさらに新鮮に響く。新しいことを敢えてやる、というのでもない。教会に行く、聖書を読む。今までずっとやってきたことだ。そして、これからもやっていくことだ。ブログにも、本の感想をどんどんアップしていく。聴いたCDのレビューもどんどん載せる。どこまで続くか分からないけど。

  2011.03.30

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• 無題

  この十日間に起きた出来事についてどうにもうまく考えが纏まらないのである。なので、もうすこし落ち着いてから、自分がこの間何を考えていたのか、を振り返ってみたいと思う。直接自分が被災したわけでもないのに、一体どうしたわけか。目下の所、きちんと日常生活を送る、ということだけを心掛けている。やるべきことをこなす、ということだ。ようやく、福島原発で働く友人と連絡が付いた。大変な状況での仕事、くれぐれもさらなる被害に巻き込まれないように祈りたい。

  2011.03.21

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• 確定申告

  生まれて初めて、確定申告なるものをやった。去年の年収が二千万を超えたためだ。って、そんなことあるわけないだろ！と自分で自分に突っ込んでみる。今までは、曲がりなりにも会社員をずっとやっていて、それで何とか食い扶持を得てきたので、そんな七面倒臭いことは必要なかったのである。今も、半分会社員みたいなものなのだが、文字通り半分ずつなので、確定申告が必要になったのである。つまり、二か所から給料を貰っている、ということなのだが、なに、羨ましがる必要などまったくない。むしろ、事情は逆である。一か所からだけの給料では、口に糊することができないだけのことだ。こういう状況はもうしばらく続くと思う。さて、国税庁のHPで、確定申告用の書類を作成することができるので、今回はそれを利用した。というのは、日々の相談窓口にも確定申告絡みの外国人の相談があり、通訳を兼ねて一緒に窓口に行ったりするのだが、その場で記入するのは結構面倒なのを知っているので、せめて自分の分くらいはちゃっちゃと済ませてしまおう、と思ったのだ。確定申告は基本的に居住地を管轄している政務所に提出する必要があるため、午後休を取ってえっちらおっちら税務署へ。辿りつくと案の定、凄い人込みだった。幸い、事前に書類を作成し、源泉徴収票や年金その他の払い込み通知書を持って行ったので、混雑に巻き込まれることなくすんなりと提出することができた。ワシみたいなチンケな年収で脱税も減ったくれもない。胸を張ってビバ！還付金！と叫びたいくらいである。一体去年一年の収入や所得がいくらくらいになるのか、自分で計算できたのはそれなりの収穫だった。会社にいた時は支払調書一枚で全て澄まされていたから、実際にどういう計算式に基づいて税額が算定されているのかまるで分からなかったからだ。自分が払う税金の額や根拠を知っておくのは重要だと思う。ちなみに、収入から一定金額を控除したものが所得であり、そこから配偶者控除や扶養控除や社会保険など諸々を控除した金額が所得税の課税対象になるのだが、ワシはなんと、所得より控除額の方が多かった！つまり、所得税は零、ということだ。よくこれで家族四人路頭に迷わないものだと思う。やりくり上手の妻に感謝！

  2011.03.03

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• 『永遠の０』(百田尚樹)

  はっきり言って、失敗作でしょ、これ。色んな書評では評判が高くて、売れているらしいけど、小説としての出来は悪い。何が一番の問題か、というと語り手の知的レベルが滅茶苦茶なのである。ストーリーはアマゾンから引用すると『「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。』ということで、主人公の健太郎は司法試験にいいところまで行くが落ち続けている若者という設定で彼の一人称で話が進んでいくのだが、頭悪すぎ。ホントに司法試験めざしている人の知的レベル？と疑いたくなるような語り口。高校生か？と突っ込み入れたくなる。主人公が、死んだ祖父の足跡を訪ねるべく戦友ともいうべき人たちを訪ね歩いて祖父の思い出を語ってもらう、という形式で進んでいくのだが、誰もかれも、直接祖父とは関係ない戦争論を、まあ語ること語ること。しかもその内容が、いかにも資料調べて勉強しました、的な語り口なのである。作者の思いを登場人物に語らせることは大いに結構だが、それには当然、フィクションならではの仕掛けが必要である。要するに、キャラクターに魅力がないので、それが登場人物の科白ではなく、作者のモノローグにしか聞こえないのである。どんなことがあっても生き延びる、と戦争中に公言してはばからない祖父が、最後の最後で特攻隊員として出撃したのはなぜか？というのが一つの謎として提示されているのだが、それでラストまで引っ張る、というのは強引すぎる。そんなのは謎でも何でもない。ちょっと考えれば直ぐにでもわかることだ。で、その予想は裏切られないので、ラストも拍子抜け。それから、この小説の一番の構造的欠陥かと思われるのは、兵隊の命など虫けら同然、上からの命令は絶対服従、と言うのだから、たとい一兵卒が「命が大切」と豪語しようが妻との約束があろうが上官が一言「おまえ特攻しろ」と言えば死ななければならない、そういう時代の話だったのではなかったのか？つまり、『なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。』というテーゼがそもそも成り立たないのである。そのあたりの不条理を描く作品なら重厚さも出たと思うがまるでそうではなかった。最近読んだ中では、これだけ前評判と読後感とのギャップがある作品も珍しい。心に残るフレーズもなかったし。ということで、残念な作品である。

  2011.03.01

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• 『行人』(夏目漱石)

  たまには文学なんぞも読むのである。もっとも、この作品を手に取ったのに、深い理由はない。随分前に古本屋で手に入れてずっと本棚に置きっぱなしだったのがたまたま目に着いたのだった。漱石は、高校生の自分に『こころ』を読んで、随分衝撃を受けた記憶がある。「向上心の無いものはバカだ」とかお嬢さんをください、といわれて「よござんす、差し上げましょう」とか内容とあんまり関係ないところで、ビックリしたりしていた。で、『行人』である。テーマは結構重いのだが、全四章のうち、前三章が比較的軽いノリで進んで行くので、第四章になって兄さんがあんまりに悩みすぎるのでいささか唐突に思えてしまう。そんなに思い詰めなくても…、と思わず登場人物に突っ込みを入れてしまいたくなるのであるが、そうはいかないのが明治の男ってもんなのだろう。悩みに悩んで、遂には精神もちょっとおかしくなって、それでも悩みは尽きないのである。ところで、漱石の宗教観は卓見に富むと思う。ｐ．１２８「考えるだけで誰が宗教心に近づける。宗教は考えるものじゃない。信じるものだ」ｐ．３６５「死ぬか、気が違うか、それでなければ宗教に入るか。僕の前途にはこの三つのものしかない」 本文中にこんな件が出てくる。そう、宗教は考えるものじゃない、信じるものなのである。言葉を変えて言えば、教義に対する知識の深さと、信仰の深さとの間には直接の関係がない、ということだ。死ぬか気が違うか宗教に入るか、三つのうちから一つを選ばなければならないのであれば、迷わず宗教を選ぶのが良いと思うが、今書いたように、知識と信仰とは直接結びつかないので、頭で考えた挙句に宗教に走ると、容易にカルト思想に洗脳されてしまう危険性を孕んでいる。他者を排除するのが宗教ではないのである。

  2011.02.25

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• ケータイを替える、の巻

  多分、五年ぶりくらいにケータイを機種変した。さしたる理由はない。のではない、大ありだ。しかも、ワシの事情とは全く関係ないところで。何故と言うに、ワシが今まで使っていたのはＣＤＭＡ１という電波を使用するａｕのサービスだったのが、これがいきなり、『今度電波飛ばすの止めにするからケータイを替えるように』と一方的に通知をしてきたのだ。なんだか、地デジ化に伴うアナログ波の停止と妙にタイミングが合っているのだが、関係があるんだろうか？ＣＤＭＡ１の停波も７月なのだ。ワシとしては今までのケータイに全く何の不満もなく未来永劫使い続けるつもりだったのに、消費者のことを全く省みない巨大企業の思惑に翻弄されるがままに、新しいケータイにしなければならなくなってしまったのである。それで、どうせ替えるのなら、今後五年間は使えるようにということでスマートフォンにした。スマートフォンは人気があるそうで家の近くのショップ店員曰く、「運よくキャンセルが出た一台」なるものに変えたのである。今まで鉱石ラジオに耳を澄ませていたのがいきなり宇宙ステーションに滞在するような感覚だろうか？まだ、使い勝手が良く分からないので、使いこなせるようになるまでには当分かかりそうだ。そもそも、使いこなせるようになどなるのか、ワシ？ケータイでネットが使えるような環境になったのに結局、従来通り電話とＣメイルしかしなかったりして。

  2011.02.20

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• 『ヒマラヤのドン・キホーテ』(根深誠)

  楽天ブックス: ヒマラヤのドン・キホーテ - ネパール人になった日本人・宮原巍の挑戦 - 根深誠 : 本とんでもない人がいたものである。この本の主人公、宮原巍（たかし）の行動力には、脱帽するしかない。これは小説ではない、ノンフィクションだ。遠くにエヴェレストを望むホテルを建てたのが日本人だということは当時から知っていたが、まさかこんな凄い人生を送ってきた人だとは思わなかった。学生だったころ、そのホテル・エベレスト・ビューに行ったことがある。カラ・パタールというエヴェレストのピークがすぐ目の前に聳え立つ標高５，５００メートルほどの山までトレッキングに行った途中に立ち寄った。宮原巍の凄いところはそれだけではない。ネパールを変えるには政治から！、というので七十歳を過ぎてからネパール国籍を取得し、政党を立ち上げて選挙に打って出たのだから、ますますその行動力には脱帽するしかない。宮原巍の立ち上げた政党「ネパール国土開発党」のマニフェストを読んで少し考えることがあった。それは、立憲君主制のあり方だ。本の中で再三触れられているのが、混迷を極めるネパールの政治の現状で、ろくに状況を知らない海外メディアがマオイストをあたかもネパール民主化の救世主であるかのような無責任な書き方に対して、宮原は憤慨している。そして、マニフェストでは「日本の天皇制をモデルにした立憲君主制」の確立をうたっているのだ。これを読んで、はた、とワシは考え込んでしまった。というのは、ワシは基本的に現行の天皇制には反対の立場であるのだが、最近ちょっと丸山眞男の著作に触れる機会があって、日本と天皇制とのかかわりについて考えることがあったからだ。一種のシンクロニシティかもしれない。立憲君主制は、果たして体制の安定にどの程度寄与するのだろうか。そもそも寄与するのだろうか。天皇制は日本人の中に一種の抑制装置として機能しているのだろうか。この辺の話題は非常に微妙なので、ブログで話題にするにしてももうちょっと考えをまとめてからにしたいと思うが、何か批判めいたことをちょっと言うだけでも過剰に反応する人が多々いるので、実はそういう風潮こそがワシのもっとも忌み嫌うところなのである。話が逸れた。政治が混迷を極めている現状は日本でも同じである。これは政治家の責任も大きいが、それ以上に政治に対して無責任な日本国民にも大きな責任があると思う。乱暴な言い方をすれば、悪いことは全部民主党をはじめとした政治家や政党のせいにして、自分では何一つ責任を取ろうとしない連中のことだ。年金問題・子育て問題・環境問題などなど、喫緊の課題が目白押しであるにもかかわらず、自分でその痛みを引き受けずに、次世代につけを回し、それでいて政治家には何とかしろ、と要求しかしない態度。それで世の中が良くなるはずはないではないか。今まで野党だった政党が政権を取ったからといって、すぐさま結果を出せると思うほうがそもそも間違っているわけで、そういう観点から民主党に票を投じて失望しているのであれば、まず自身の不明を深く恥じるべきであろう。しかも、批判するばかりで何一つ建設的意見が聞こえてこない。政権政党も内ゲバばかりで、しまいには身内であるはずの連立政権内政党から「連合赤軍みたい」と揶揄される始末。残念ながら21世紀前半の世界を読み解くキーワードは「無責任」らしい。また話が逸れた。宮原巍が実際にどんな人生を歩んできたのか、はぜひ本書を手にとって読んでみてほしい。こういう人がいる、ということを知るだけでも、まだまだワシなんざホンのヒヨっ子、もっともっと自分の信じた道を突き進んでいいのではないかと思う。不惑を迎えた、ということは惑わずに進むってことで、それはつまり反省なんぞいたしません前だけしか見んけんもんねーやりたいことやっちゃるけん。少なくとも、自分のやること／やってきたことについては責任が取れる人生を歩みたいものである。

  2011.02.17

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  『図書館戦争』(有川 浩)

  図書館戦争　有川 浩タイトルだけしか知らなかった時は、図書館の使い方を知らないむかつく小学生と、それに対峙する司書との、ひと夏の攻防を描いた作品だと勝手に思い込んでいた。そうではなく、表現の自由が規制された近未来の話、と聞いたのでじゃあ、熾烈な情報線や冷酷なスパイが跳梁跋扈するサスペンスか、高度な情報社会の裏側を描いた頭脳戦対決小説家と思ったら、そうではなかった。ラブコメだった…。この時点でかなりへこんだのだが、せっかく借りたので、まずは読んでみよう、先入観は良くないよな、と電車の中でページを開いたのだった。結論から言うと、そんなに悪くない作品だった。ストーリーはラブコメの王道だ。あっ、と驚く展開はない。登場人物も役割がはっきりしている。惹かれつつも反目しあう主人公の男と女。それを温かくも厳しく見守る上司。話をひっかきまわす同僚。王道だ。ワシとしては、もっともっと引き金を引くことへの葛藤や逡巡を丁寧に書いて欲しかった。簡単に人に銃を向けすぎるよ。あと、どういうわけか最後の拉致監禁エピソードがいきなり雑になってしまって、一体何なんだこの取ってつけたような展開は！と突っ込みを入れたのはおそらくワシだけではないと思うのだが。

  2011.01.19

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• 『コミュニティ・カフェと市民育ち』(陣内雄次＋荻野夏子＋田村大作)

  楽天ブックス: コミュニティ・カフェと市民育ち - あなたにもできる地域の縁側づくり - 陣内雄次 : 本ソーシャル・ビジネスと並んで、コミュニティ・カフェも最近のワシの重要なキーワードだ。そして、この二つは密接なつながりを持つ。というのは、ソーシャル・ビジネス自体が、地域と密着した形でのビジネススタイルであり、それは、利益を株主(投資家)ではなく地域社会に還元する、というタイプのビジネスであり、コミュニティ・カフェもまた、地域に根差した形で展開する地元密着型の営業形態を持っているからだ。どちらも、キーワードは「持続可能」と「地域密着」ただし、地域密着というのは決してその枠内だけで完結してしまう、という意味ではない。つまり、内輪だけで楽しくやていればいいや、というそんな協議の意味ではなく、地域に根差した活動にこだわることで地域を活性化し、引いては周りの人をどんどん巻き込んでいこう、という結構前向きな考え方なのである。ワシが考えているのは、そこにフェアトレードを組み合わせて一挙に地域と世界とを結び付けてしまおう、ということだ。千葉大学風に言えば「グローナカル」ということになるだろう。ワシの中では、「フェアトレード」という一種の多国間貿易と地球にやさしい「地産地消」とは矛盾するのではなかろうか、とジレンマに陥っていた部分もあったのだが、最近読んだ経済学の本で、決してその二つは相反するモノではないことが分かった。それで、随分と勇気づけられたので、色々な計画を具体的に進めていこう、という気にもなってきているのだ。あ、本の感想と全く関係ない内容になってしまった。この本に書かれているのは、宇都宮での実体験に基づいたコミュニティ・カフェの立ち上げ及び運営に関する事柄だ。色々示唆に富むことが沢山書かれていた。近いうちに、宇都宮に行ってみたいと思う。

  2011.01.16

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• 『三千枚の金貨・下』(宮本輝)

  楽天ブックス: 三千枚の金貨（下） - 宮本輝 : 本結局、ぼんやりした印象のまま、読み終わってしまった。それは多分に、読み手の一方通行な期待が、終始はぐらかされたから。三千枚の金貨探し、という冒険譚になるのかと思いながら読んでいて、肩透かしを食らったまま小説が完結してしまったので。これはこれでありなのだと思うけどスリルもサスペンスもロマンスもないので、盛り上がりには欠ける。ただ、こういうストーリーを最後まで飽きさせないで読ませる筆力は凄いと思う。中年男三人が主人公なのは今は亡き『ＢＲＩＯ』というオッサン向け雑誌に連載されてたからだろう。でも、最後の方で間接的に主人公の年齢が明かされるのだが、それを読んでさすがにぶっ飛んだ！！こんな老成した４４歳いないよ！あと、いくつか複線で回収されていないのがあるんですけど、どうなったんでしょう？

  2011.01.12

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• 『三千枚の金貨・上』(宮本輝)

  楽天ブックス: 三千枚の金貨（上） - 宮本輝 : 本本当はここに、ブクログからのリンクを貼りたかったんだけど、＜div＞のタグがつかえないでやんの、楽天ブログ。だれか、ブクログからのリンクの貼り方、知っていたら教えてください。今年一冊目の本。椋とんびさんのブログで紹介されていたので、図書館で借りてみた。実は、宮本輝の小説を読むのは初めて。随分癖のない文章を書く人だな、というのが第一印象。ワシは勝手に、渡辺淳一みたいなのではないかと思っていたのだが。上下巻の上を読んだだけなのだが、上巻だけを読んだ感想では話がどこに行くのかさっぱり分からない。タイトルからして一応、宝探しの話なのだと思うが、上巻では、宝探しを始めようか、というところまでしか進まない。それ以外のエピソードが次から次へと出てきて、それはそれで面白いし、作者の蘊蓄も楽しいんだけど、ふと、あれ、本筋は？と思うことしばしば。それとも、そういう狙いの小説なのか？でも、主人公格の光生の蘊蓄は登場人物が辿ってきたであろう人生経験と照らしてみても偏りすぎているぞ、というか、そんなディレッタントなサラリーマン、いないって…。

  2011.01.06

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• 2010年の読書

  新年明けましておめでとうございます。年明け最初のブログはいきなり後ろ向き企画、去年を振り返る、です。ブクログという便利なものに、読書メモのようなものを残し出したら、こっちにはちっとも感想文を書かなくなってしまいました。今年はもうちょっと、こっちも書いていこうかと、上から目線で…。で、去年の目標は年間百冊だったのですが、ブクログによると、八〇冊でした。平均すると四日に一冊くらいの勘定です。それが多いのか少ないのかは分かりませんが、目標には到達できなかったので、もっとマンガを読めば良かったと思います。そうすれば、三〇〇冊くらいはあっという間でしょう。それにしても去年は、小説があまりにも少なかった。小松左京が多いのは、ウチにある文庫本を再読していたためです。いやぁ、小松左京、面白いのなんのって。『復活の日』なんて、１９６４年の初版ですよ。それなのに、全く古びていない。どころか、新しい！名前で敬遠している人、ぜひ手にとって読んでみてください。後は、仕事に直接役には立たないような本が大半でした。いわゆるビジネス書、というものはほとんど読まないので、これは必然ですね。敢えて、読んだ中でコレ！というのを一冊あげるとすれば井上ひさし『一週間』でしょうか。おしくも遺作となってしまいました。今年もまだまだ、積読がたくさんあります。幸い、通勤時間で本が読めるので引き続き沿線風景や途中駅の名前など、相変わらず覚えないまま今年も過ごそうと思います。

  2011.01.03

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• 今年はこれでお終いです。

  ブログの更新もすっかりボケボケになってしまい、今月後半はそれなりに行事もあったのだが、今更アップしてもねー、というタイミングになってしまったので、今年はこれでおしまいです。たとえばこちらや、こちらを参照してみては…。よく見ると、歌ってます…。来年は、今年以上にアップがさぼり気味になることは十分予想されることですが、ボチボチ続けていきますんで、気長にお付き合いください。それでは、よいお年を～！！

  2010.12.31

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  オルメカ展

  ちょっと前の話だけど、オルメカ展を観にいった。朝日新聞がタダ券をくれたのである。実は、ワシは知られざる南米好きなのである。どのくらい好きかというと、『太陽の子　エステバン』以来の南米好きなのである。退学の卒業旅行は一ヶ月半の南米バックパッカーだった。で、オルメカ展。こんな顔の像がゴロン、と転がっているところ。本当はヒスイの精巧な細工物がゆうめいなのだが、そちらは撮影不可なんだ。オルメカについては、こちらを参照するのがいいと思う。南米の文化、というとマヤかインカかしかないように思われがちだが、そこに至るまでの長い長い歴史があるのだ。南米というのは、モンゴロイドの最終到達点であり、それだけで何となくシンパシーと壮大なロマンを感じてしまうのである。古の人々は、一体何を求めてあの広いアメリカ大陸を南へ南へと下って行ったのだろう。少なくとも吉住とは違うと思う。吉住というのは『復活の日』の登場人物である。明治期から昭和の戦後にかけて、大量に日本から移民がいった、ということもあるけれど、それについては、いろいろ複雑な思いもあるので、省略。とにかく、ヨーロッパとはまるで違う文化や歴史を持つ民族という所に魅かれるモノ大なのである。池袋にある古代オリエント博物館という所で開催されており、オルメカ展を見た後は、池袋でラーメン。行ったのは、麺所花田味噌ラーメンの店。最近食べた中では一番の味だった。

  2010.12.16

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• 上智大学でのシンポジウム

  上智大学で行われたシンポジウムに参加してきた。「生きづらさ」について一緒に考えよう！～自殺と貧困から見てくる日本～というタイトルで、主催は　いのちフォーラム他多数。八百人が入るという上智大学で一番大きいホールは満席だった。シンポジストは香山リカ(精神科医)清水康之(ＮＰＯ法人自殺対策支援センターライフリンク代表)高木慶子(上智大学グリーフケア研究所長)湯浅誠(範貧困ネットワーク事務局長)の各氏でコーディネーターが中下大樹(いのちフォーラム・絆ネットワーク代表)という面々。どうしてこのシンポジウムに参加しようと思ったのかというと、勿論、著名な各氏の意見を直接聞いてみたかった、というのがある。それと同時に、自殺や貧困といった問題は外国人政策と共通する部分があると思ったからだ。さらには、最近は大田区という非常にローカルな舞台での活動が多くなってきていて、そこに活動の軸足を置くことには異存はないのだが、活動の幅がそれだけに限定されてしまうと、視野が狭くなりそうな気がしていたので、気分転換も兼ねて、見聞を広めようと思ったのだ。結果的に、非常にいいシンポジウムに参加できた。タイトルにもある通り、今回は「自殺」にスポットが当てられていて、プログラムの中で、自殺(未遂)経験のある方の話と、身内に自殺された人を持つ方の話、とを伺った。前者のような方を自死念慮という言い方をするというのを初めて知った。それはそれとして、非常に重い話題ではある。鬱病になり薬を服用していることが親に知られてしまったら、「そんな気違いの子供を産んだ記憶などない、死んでしまえ」と言われたそうだ。そりゃ、自殺したくなるだろう。病気になって、親に「死んでしまえ」と言われたら…。自分が親の立場だったとしても、子どもに向かって「死んでしまえ」と言えるだろうか。それとも、言葉のはずみでポロッと、口から出てしまうのだろうか？自死遺族の話は、その話題が家族内でタブーとなり、名前すら出せない状態が二十五年近く続いた、という話だった。それから、別の話では阪神淡路大震災で家族を亡くした人へのアンケートについての話があった。それによると、精神的な支えになった人は誰ですか？という質問には約八割の人が「家族」と答えたのに対し、亡くなった人のことを誰と話しましたか？との質問に「家族」と答えた人は約二割しかいなかったそうだ。つまり、どういう形にせよ、不慮の死を遂げた人を身内に持つ人は、そのことを家族とは話しにくい、ということだ。命の問題は、非常に重い。生半可に触れたらお互いに傷つくだけになってしまう。それだけに余計、友人・知人といった直接利害関係のない人の方が話しやすいというのはあるのだろう。じっと話を聞いてくれる人がいる、というのは大きな安心感ではないかと思う。幸か不幸か、ワシの直接の知り合いで自殺をしてしまった人、というのはいない。しかし、年間三万人を超す数の人が自殺をしてしまう社会が、まともであるはずがない。シンポジウム最後の質問コーナーで、どうしてこういう活動をしているのですか？という問いに対して湯浅氏と清水氏はともに「怒り」「憤り」をあげていた。こんな社会は嫌だ、間違っている、という怒りや憤りである。それと同時に、自分たちの活動が楽しいから続いている、ということも言っていた。楽しい、というのは面白おかしいとか楽だ、とう意味でないことはお分かりになるだろうと思う。必要だと思ってやっていることの、社会へのコミットメントの仕方としての楽しさ、である。さて、ここからは個人的な見解である。ワシがなんで、外国人の人権問題に関わっているか、ということ。そして、それを生業にしているか、ということ。ワシの場合は「怒り」とはちょっと違う。こんな社会は嫌だ、間違っている、という認識は同じなのだが、ワシがそこに感じるのは「悲しみ」なのである。こんな社会が肯定されてしまうのは悲しいな、と思っているのである。だからといって、社会的弱者は決して憐れむべき存在ではない。弱者が弱者として止め置かれてしまっている現状、そしてそのことについて「自己責任」という一言で切り捨ててしまうような社会状況に対して、ワシはワシなりの一矢を報いたいのである。自殺に追い込まれてしまう人、貧困に追い詰められてしまう人、そして日本国籍でないというだけで不当な扱いを受ける人、これらはすべて社会的な弱者に追いやられている。彼らをスケープゴートにしてはならない。そこで、この一年くらいずっと、自分の立ち位置をどこに置いたらいいのか、というのを考え続けているのであるが、目下の所、こんな感じだ。哲学的にはコミュニタリアニズム、社会学的には多文化共生論、神学的には解放の神学、経済学的にはオルタナティブ経済、勿論、ワシの個人的な都合に合わせてコロコロ変わったりする。君子豹変す、だ。これらのことを一つの概念にまとめられたらいいと思うのだが…。

  2010.12.14

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  『地球経済の新しい教科書』

  たまには書評など。とうか、知り合いの書いた本なので、勝手に宣伝です。著者は在校時は面識がなかったが高校の先輩でもあり、ロンドン留学時代には大変お世話になった人であり、奥さんもその時代の友人なのでよく知っていたりする。最近はちょっと縁遠くなってしまったけれど、この本を読んでいたら、会いたくなってきた。昔も、随分くだらない質問をしたものだが、丁寧に答えてくれていたっけ。今日の私たちの生活にかかわっている経済学上の問題を、とても分かりやすく、身近な例（たとえば子どもの小づかいとか）を引き合いに出しながら書かれているので、一冊読むとちょっとした経済評論家に慣れたような気がする。写真や図表も充実しているので、読んでいて退屈しません。一章が短くまとめられているので、これも読みやすい構成になっています。そして、何よりも力強く感じたのは、筆者の考えるこれからの経済（学）のいく先が、ワシが漠然と考えている社会の方向性と、かなりの部分で合致していたことだ。サービス貿易の４つの「モード」とか、パレート最適とか、今まで知らなかったけど非常に興味深い言葉などが出てきて、もしかしたら、池上彰より分かりやすいんでないの？とか思ったりもした。身近な例から、一つの定理を導く、もしくは大きな枠組みの話と私たちの日常生活うを、結びつけて考えられるような論理を用いる、そういった出し入れが自由自在にできれば、説得力が出ますよね。その他気になる言葉などは、例によってブクログに引用してあるので、暇な人はそちらをご覧ください。ひとつだけ、注文をつけるとすれば、ぜひとも経済学用語のインデックスを付けてほしかった。索引が付いているので、そこから逆引きしろ、と言われればそれまでなのだが、簡単な解説を巻末にざっとのっけておいてもらえると、とても助かります。それ以外にも、ワシがこれからやろうとしている、フェアトレードと地産地消との整合性の問題を経済学的に解いていくために、非常に示唆に富む一冊である。

  2010.12.05

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• サイードを読む

  半ば、確信犯的にサイードの著作を立て続けに何冊か読む。今更ながら、と思われる向きもあるかもしれないが、今まさにこのタイミングで、とワシ的には思っているのである。ブクログに、印象に残った個所をピックアップしたので、暇な人は参照してみてください。確信犯的、と書いたのは、新しい知識を仕入れようというよりもむしろ、今まで自分がやってきたこと、そしてこれからやろうとしていることの思想的裏付けと、理論武装を試みる過程でのサイードへの接近だからだ。それは例えば、サイードのアメリカ合衆国への眼差しと、パレスチナへの眼差しの、知識人として透徹した姿勢であったり、論調であったり、または、知識人としてのサイードが、現実世界のどう向き合っていくか、というスタンスであったりする。勿論、ワシの個人的見解とサイードの立ち位置が全く同じということはありえず、読んでいて必ずしも１００％首肯しているわけではない。それは、最近読んだ他の人の本、すなわち、サンデルであったり、サックスであったり、あるいはおそらくワシの基本的な考え方に一番近いと思われるマッキンタイアであったとしても、同じことが言える。それでもなお、ワシがサイードを凄いと思うのはその徹底ぶりに決して手を抜かない、という点だ。君子豹変す、はサイードには通用しない。そういった先人たちの知恵を借りながら、ワシはワシなりに、世界とどう向き合うか、ということを考えているのである。

  2010.11.14

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• フェスタが終わった

  １１月６日、７日のＯＴＡふれあいフェスタがようやく終わって、腑抜け状態が続いていたので、ブログのアップもままならなかった。それ以外にも、マメを連れて羽田ウォーキングに行ったりしたりもしたのだが、なにせ、ニマメが増えてから、家の中でもパワーを使うので、中々ブログ更新までたどり着かないのである。今はまだ言えない、新しい計画もいくつか進行中で、これは、年が明けるか、来年度くらいにならないとちょっと形にならないので、公表ができないのであるが、そんなこんなで、ブログについては、忘れられない程度にアップしていきたいと思う。とりあえず、１２月１９日にイベントやります。PHILIPPINES Day in Japanと題しての交流会です。料理とゲームと歌と踊りで楽しくやる企画、興味のある方は、ぜひ！

  2010.11.11

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• マメ、三歳になる

  もう一週間くらい前の話で恐縮だが、マメが三歳の誕生日を迎えた。なにしろ、最近バタバタしていて、ろくすっぽブログの更新ができていないのだが、日常生活はどうにかこうにか送れているのである。マメの誕生日は前夜祭も含めて二日間、それぞれのジジババも加えて行われた。なにはともあれ、マメの健康が守られていることに感謝。それから家族三人の健康が守られていることにも感謝。それぞれのジジババが健康でいることにも感謝。引き続き、皆さまにもよろしくお願いする次第である。

  2010.10.24

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• ニマメの帰還

  ちゅーことで、ニマメが我が家に帰ってきた。生まれて何日か病院にいて、それからしばらくマメ共々、相方の実家にいて、ワシはつかの間の独身生活に逆戻り。さぞかし楽しかろう、と思いきや、かなり荒んだ食生活、というか殆ど外食で、家のゴミが出ないこと出ないこと。出るのはもっぱらビールの空き缶や煎餅の空き袋など。それはともかく、昨日、相方とニマメが我が家に戻ってきた。マメは前の晩からワシと一緒に戻り、その晩は、母がいない～！と大泣きしたのは、ここだけの秘密だ。この前家を出た時は一人だったのに、二人になって帰ってきたら荷物も三倍くらいになっていた。そして、賑やかさは五倍くらいになった。マメが赤ちゃん帰りを起こし、相方は大変な苦労を強いられている。しかし、知人に聞いた話では十歳くらい歳が離れていても、下に子供が生まれると赤ちゃん帰りを起こし、ベビーベッドで無理やり首をひんまげて寝たり哺乳瓶で牛乳を飲みたがるということだから、もうすぐ三歳のマメを責めるわけにもいかない。ニマメはニマメで、新しい所に連れてこられたのが不安なのか、全身で状況を把握しようと言うのが見て取れる。言葉は通じないけど、こちらの呼びかけには反応するし、時たま実にタイミングよく、声を出したり頷いたりするので本当は全部分かっているんだけど、分からない振りをしているんじゃないかと思うくらい。この時期をどんな気持ちで過ごしていたのか、ぜひ大きくなったら訊いてみたいものである。

  2010.10.11

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  ニマメ登場

  それはいささか唐突にやってきた。親戚が来ているというので、相方の実家に寄って夕飯を御馳走になって、ほろ酔い気分で家に帰り、マメも寝て、やれやれ、とハーゲンダッツを相方と頬張っていた十時十分頃のこと。「ん、なんか、生まれそうな気がする」と相方がトイレにこもること約十分。「病院に行く」との相方の宣言で、俄かに忙しくなった。寝ていたマメを起こし、寝ぼけまなこに言い含めて服を着せ、タクシーを呼び、相方の実家に電話して応援を頼み、準備していたグッズを手に、夜中のタクシーに親子三人は、行き先を違えば、単なる夜逃げに見えなくもない。しかし、着いた先は歩いても徒歩十分ほどの病院。普段は歩いて行く所でマメもお世話になっている病院なのだが、とても歩いていけるような状況ではなかった。着くなり、相方はうんうん唸りだし、十分もすると立っていられなくなるほどの痛みがやってきた。すぐさま手続きを済ませ、バアバの到着を待ってワシはＬＤＲへ。ちなみにＬＤＲというのは英語の「ＬＡＢＯＲ＝陣痛」「ＤＥＬＩＶＥＲＹ＝分娩」「ＲＥＣＯＶＥＲＹ＝回復」の頭３文字を取ったものだそうである。そんな蘊蓄に浸る暇もないくらいに相方の陣痛は強まり、何と病院に到着して一時間もしない午後十一時二十五分、ニマメ登場！３０１２グラムの元気な女の子だ。実質陣痛が来てから一時間くらいしかかかっていないのではないか？家を出る前に、「できれば１５日中に産みたい」と相方が言っていたのを聞いて、さすがにそれは無理なんじゃ…、と思っていたワシの見通しが甘かった。何しろ、助産士さんもビックリ、担当の医師が間に合わないくらいの超スピード出産だったのだ。丁度、隣のＬＤＲには陣痛が始まってから三日間頑張っていた、という方がいて、相方は後から来て先に産む、というなんだか聖書的なんだか、ないんだか。相方の許可も得たのでニマメの後ろ姿、初公開です。てな訳で、家族が一人、増えました。今後もマメともども、よろしく。

  2010.09.15

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• 診察台から　その６

  歯医者通いはまだまだ続いている。歯石取りが終わって、今は虫歯の治療だ。長年ほっておくと歯垢も虫歯も溜まるらしい。先日、医者に今後の見通しを聞いたら言葉を濁された。もう暫くかかるらしい。それで、治療の具合に寄り診察台に横になって徒然に考える時間もあったりなかったり。本日のお題は日本語の独自性について。訳もなく、日本語は難しい、と思っている人は多い。ホントに多い。その証拠に、外国籍の人が流暢に日本語を話す姿を見ると「お上手ですね、日本語は難しいでしょう」と言って褒める人のなんと多いことか。一応、日本語教師の資格も経験もそれなりにあり世界百二十の言語に精通しているワシに言わせれば日本語ほど簡単な言語は、そうざらにない。それは以下にあげる二つの理由による。１）音節が少なく、開放性母音のため発音が楽。２）文法的例外事項が少ない。もっとも、日本語を難しい、とい人の言い分も、理解はできる。それは、書き言葉についての話だ。そんなわけで、次回以降は日本語の易しさについて、考えてみようと思う。今日はもうお休みなさい。

  2010.09.13

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• ちょっと一息

  先週は、珍しくバタバタとしていて、ゆっくりブログをかく時間もなかった。９月１日にmicsおおた(多文化共生推進センター)が正式オープンしたり、それに合わせて公式サイトもオープンさせたために、半分徹夜になってしまったり、さらには４日に開館レセプションをしたり、とイベント続きで、さすがに疲れた。また、ボチボチとブログも再開していきますので、引き続き、よろしく。

  2010.09.07

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  池上祭

  相変わらず、ぶっ倒れそうに暑い毎日だが、そんな中、池上祭に参加してきた。今回は、「多言語情報センター」と「大田国際交流週間実行委員会」と「日曜にほんご会話サークル」の合同で、ブースを出し、世界十カ国のお茶(一部飲み物)を提供した。ちなみに、メニューは以下の通り。中国　ウーロン茶　　　ジャスミン茶　　　暴暴茶韓国　トウモロコシ茶　　　五味子茶　　　イスル茶ラオス　桑茶パキスタン　チャイバングラディシュ　ラッシータイ　ジンジャーティーベトナム　ハス茶トルコ　ザクロ茶フィリピン　ココナッツジュース南アフリカ　ルイボスティ暑い日だったので開店早々人だかりができ、無料ということもあってかさまざまな種類のお茶を試してた人も多数いたようだ。こんな風に、かなりな賑わい。ところで、ワシらのことが産経新聞に載っていた、と教えてもらった。池上祭のことではなく、「多文化共生推進センター」のことである。こちらのＨＰはレガートおおたの公式ＨＰ内に、センターの正式オープンに合わせ、９月１日スタート予定。皆さん、こうご期待を～！！

  2010.08.29

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  ぶどう狩り

  去年の夏も行った、ぶどう狩り。ｂｙ徒歩三分。今年も行って来た。去年の夏の反省を生かし、今年は八時過ぎにワシだけ一足先に行き並ぶことに。すると既に、二十人近く並んでいる。すかさず、最後尾につく。暑い中、汗をかきかき、お茶を飲み飲み、団扇をパタパタし、そのおかげか九時の開園と同時に入園することができた。ブドウ園の中は、こんな感じ。画面の右側、網の向こうにズラリと順番待ちをしている人たちが見えるだろうか？あれは去年のワシらじゃ～(笑い)。それにしても、マメは大きくなった。今年も台に乗ってもまだ届かないのだが、あと少しで手が付きそうだ。マメ目線だと、袋の中のブドウがとてもよく見えるので、走り回って、どのぶどうを狩り取るか、指示を出すのはマメの仕事だ。で、収穫したブドウをイソイソと運ぶのもマメの仕事。今年は開園一番に入場できたためか、立派な実の付いた、大きな房を取ることができた。それぞれの実家用にも、一房ずつとって、3.5キロほどの収穫。これで、今年の夏の行事も終わりかな～。

  2010.08.21

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  はやぶさ

  宇宙を６０億キロ旅して帰ってきたという「はやぶさ」を見てきた。整理券が出るほどの人気だということで、並ぶのも覚悟していったら、あっさり観れた。確かにこんな整理券を配っていたが、配る必要のないくらい、すぐ観れた。一体何のための整理券なのか、意味不明。で、本体は撮影禁止なので、外壁だけ撮影。その１こんな風に飛んでいたのか。展示は非常にあっさりしていて、人の流れに促されて、あれよあれよという間に終わってしまった。パーツが２点だけなのだから、当たり前といえば当たり前だけど。その後、丸善でたっぷり時間を潰したことは言うまでもない。

  2010.08.18

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  暑い………

  午後四時過ぎに外にいたら、この気温。

  2010.08.16

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  はだかの王様

  今年はいろいろな事情により、家族旅行もできそうにないので、せめてもの夏の思い出に親子で感激もとい、観劇。感激、って西城秀樹じゃあるまいし…。観たのは「はだかの王様」こんなほんわかしたキャラではないと思うのだが…。行ってみて初めて知った、なんと脚本が寺山修司！音楽が三木たかし、いずみたく、宮川彬良という豪華メンバーだった。でも、観た限りでは、ホントに寺山修司の脚本なのかなぁ？と思わざるをえないようなところも多々あった。２階の最前列で観たのだがマメは、あまりの大音響と王様のキャラに驚いたのか、第一幕が終わり休憩をはさんで第二幕になるところで劇場に足を戻すのを嫌がる始末。結局、なんだかんだと言いながら最後まで観たのだけど。マメにはちょっと難しかったかな？

  2010.08.15

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  マメのクジ運

  それは午前中の散歩の帰り道のこと。曇り空で、非常に蒸し暑い日、お昼近い時間になり、マメはシャリバテに近い状態だったのだが、近所にある住宅展示場で何やらテントが張られ、イベントとやっている様子。住宅展示場など、ワシらに一番縁遠い場所だったが、マメが「行きたい」というので、とりあえず覗いてみることにすると、夏休みということもあってか子供向けの企画でレゴの体験教室のようなものをやっていた。小さな袋には２０ピース位のヘリコプターが入っていて組み立てるとこんな感じになった。これはこれで貰えるんだけど、この組み立てたレゴを係りに見せるとさらにスピートくじが引けて、何とマメはＣ賞をゲット。ガランガランと鐘をならされながら、商品を貰った。それがこれ。マメはイマイチ、自分のしたことが分かっていない様子。写真では分からないが、横幅が３０センチくらいとそれなりにでかい。左上の7-12とある表示は対象年齢でさすがにこれは、まだマメには早いと思う。

  2010.08.14

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• ワンゲルＯＢ会

  久々の夜の集まりは高校時代の部活のＯＢ会。イランに赴任している先輩の一時帰国に合わせての開催。って言ってもただの飲み会なんだけどね。ワシらの代が一番若い代で、そこから遡ること五代上の先輩方まで総勢１３人で、そりゃあ盛り上がったさ！はっきり言って、一番若いワシらでさえ高校卒業して二十年以上。っつーか、今年不惑ですよ、不惑！未だに人生そのものがワンダーフォーゲルなワシは一体どうしたらいいのじゃ？ＯＢ会は大いに飲み大いに食べ大いに語り大いに笑い一言でいえば、ムッチャ楽しかった。未だにこうして皆で集まって楽しく騒げる、ってのはそれだけで財産だと思う。今回分かったことはワンゲルの中でもワシらの代は、かなり繋がりの濃い方だってこと。今でも一年に二度か三度くらいは同期の飲み会やってるしね～。諸先輩方の代だと、音信不通・消息不明になってしまっている人などもいるのだけど、ワシらの場合は、途中で退部した一人を除けば相変わらずワイワイ楽しくやっている。おまけに件の先輩からイラン産のピスタチオをお土産に頂く。某先輩の「酒の飲めない国でどんなタイミングでこれ食べるんだよ」という突っ込みは至極当然と思う。しかし、結構な高級品で一袋125ｇが700円位する、とのこと。さらに、『彷徨』という名の部誌も、家の掃除をしていたという先輩から頂いた。残念ながらワシの代の一つ下の代の頃のだったが、懐かしさと恥ずかしさに満ち満ちながら読み返してしまった。そしてさらに、ワシらが山に登っていた頃の写真をＤＶＤに焼いたやつを貰った。そもそも、文化祭でスライド上映をするためにあの頃の写真は全部リバーサルで撮影していたのだ。これまた懐かしさ一杯。ということで、すっかりいい気分になって家に帰って来たのだった。が、某先輩の失踪の原因になったという「勝山事件」って一体何があったんだろう？ものすごく気になる…。

  2010.08.12

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• 診察台から　その５

  歯医者通いも回数を重ねるにつれ、歯石取りから虫歯の治療に変わってきた。そうすると、あんまりゆっくりと莫迦口を空けたまま何かを考えるというわけにもいかなくなってくる。最近読んでいたのは『貧困の終焉』（ジェフリー・サックス）。この、きわめて示唆に富む本はしかし、マクロ経済や開発経済をはじめとして、きわめてスケールの大きい話を扱っているので、これを読んで今すぐ、自分の生活に応用できるようなことは少ない。ただ、こんな風に考えて実践している人が世界のリーダーに非常に近いところにいて、影響力を発揮している、ということはとても励みになる。別段自分が大きなことをする必要はないのだ。マイケル・サンデル、ジェフリー・サックスとくればワシが次に何に手を伸ばすかは、そこのあなたなら分かりそうなものだと思う。ねぇ、tu-taさん。当たったら、飲みに行こう。さて、今日診察台でぼんやり考えいたのは金持ちは本質的に保守的にならざるを得ない、ってこと。みんながお金をありがたがるのはそれに価値がある、と暗黙の同意があるからだ。なんでそう思えるかというと、その価値を国が保証していてくれるからとワシらが思いこんでいられるからだ。したがって、基本的にある通貨が通用するのはその政治支配が及んでいる地域に限定される。ユーロ紙幣は日本円に換金しなければ、日本で価値を発揮できない。そして、原価にしたら数十円であろうと予想される紙切れにワシらが一喜一憂するのはなぜか？一万円札と一千円札の原価に十倍もの差があるとは思えないし、ましてや製造コストがそれだけかかるはずはない。つまり、そんな紙切れにコストをはるかに上回る付加価値をつけて流通させたり、そこに価値観の基準を置くことができるのも、その価値を国が全面的にバックアップしてこそなのだ。したがって、金持ちになればなるほど、現在の政治体制が長続きして経済的にも安定してくれないと、そもそもの頼っている価値観が崩壊してしまうのである。冒頭に掲げた『貧困の終焉』によれば経済破綻した国家は政治破綻もしやすいそうで、これは両者が密接に結びついている一つの証左だと思う。ワシが思い描く「お金に困らない生活」というのは欲しいものが何でも買えるだけの収入がある、というのではなく、お金がなくても生活していける、そういう状態なのだが、その境地にたどりつくのはほとほと難しい。

  2010.08.07

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  狛江の花火

  狛江市で６年ぶりに花火大会がある、というので、相方の両親とともに、五人で花火見物。相方の実家は河川敷からほど近い所なのである。マメにしても、間近で見る初めての花火だった筈だが、楽しかったのか楽しくなかったのか、「面白かった？」と尋くと「面白くなかった」との答え。しかし、ことあるごとに「昨日、花火見たねぇ～」と話題に。ちなみに、マメにとって過去の出来事は全て「昨日」なのである。

  2010.08.05

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• 地デジカ　地デジ化　地デジか

  朝の九時過ぎに、業者がやってきて、我が家の地デジ化はものの十分で完了。ことの発端は一週間くらい前。ワシらが住んでいるマンションの近くで大学の新校舎建築工事が進められているのだがその影響で電波障害があり、ついては大学負担でアンテナやチューナーの取付をするので必要ならば申し出よ、とのチラシが入っていたのだ。で、チューナーを一台申し込んだのだった。集合住宅なのでアンテナは大家が付けるため、個々には必要ない。我が家のテレビは、相方が独身時代から使っている１４インチのブラウン管。アナログ放送がが見れなくなったらそのままテレビも止めてしまおうか、と思っていたのだが、思わぬ副産物が舞い込んできた。業者に聞くと、量販店で地デジ対応と銘打たれたテレビを買ってきても、大本のアンテナがデジタル放送を受信できる設備でないと、やはり上手く視ることはできないのだそうだ。焦って新しいテレビを買っても、それで解決ということにはならないらしい。デジタル放送を受信したからと言って、そもそものテレビの大きさは変わっていないため、画像が大きくなるわけではないのだが、画質は良くなった。それが電波の受信状態によるものなのかそもそもの映像の質の差なのかはよく分からない。でも、あのうざい「アナログ」の右上表示と下部に字幕スーパーの如きに流れてくるアナログ放送終了のテロップが現れなくなっただけでも良かった。ありゃ、テロップというよりはテロに近い。

  2010.08.01

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  盆踊り

  近所の公園で納涼盆踊りがあり、相方とマメと三人で行って来た。かなりの賑わいで、人込みにマメは尻込みするかと思ったら相方の手をぎゅっと握りながらも櫓の上の太鼓叩きに視線は釘付けなのだった。さすがに、まだ盆踊りは踊れないからね～。って、いまだにワシも踊れない…。ハイ、日本人の遺伝子、確実に欠けてます。折角なので、今はやりの箱庭写真風に加工してみた。ミニチュアっぽく見えるかな？提灯にフォーカスするとこんな感じ。踊り子にフォーカスするとこんな感じ。こっちの方が雰囲気でてるね。ちなみに元の写真はこれ。オマケ画像これが一番、ミニチュアっぽい？

  2010.07.31

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• 暑気払い

  夏こそカレーだ！！ってなわけでもないが、大田区多言語情報センターの相談員ミーティングの後、皆でカレー屋さんへ。行ったのはファルハナ。オーナーが古い知り合いで、センターでも時々、ベンガル語の通訳や翻訳をお願いしたりしているのだ。サモサやタンドーリチキンを始め各種カレーをナンとともに美味しく頂いた。今年は猛暑らしいが、これで元気百倍。夏を乗り切ろう！

  2010.07.29

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• 完全に夏バテ…

  土曜日は久々のツーで、八ヶ岳方面へ。一日炎天下の中をバイクを走らせ、道に迷い、アイスを食いまくり、蕎麦をすすり、桃を食いまくって帰って来た。途中、脱水症状に陥りそうになること一回。眠気と暑さで意識を失いそうになること一回。足が痙攣し、シフトチェンジができなくなること一回。何とか無事帰って来た。しかし、翌日は完全にグロッキー。午前中からソファに寝っ転がってゴロゴロ。昼飯食って昼寝もガッツリ。それにしても、体力回復が遅くなった。昔なら、そのまま朝からＣＳに、何て普通にこなせていたのに。歳を感じる、今日この頃なのである。

  2010.07.25

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  珍しく外食夕飯御一人様

  相方とマメが実家にお泊りで行ってしまい、久々のヒトリメシ。知り合いのブログを観ていたら、トンカツが食いたくなった。紹介されていた店に行くのも手だが、そうすると帰りがちょっときつくなるので、仕事帰りにラゾーナ川崎に寄って、この店で三元豚トンカツ。たっぷりキャベツを三回お代わりし、お櫃に入ったご飯も完食。明日は趙早起きして久々ツーなので力を貯えないと、ね。

  2010.07.23

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• 診察台から　その４

  『弱い者たちが夕暮れ　　　さらに弱いものを叩く』（ＴＲＡＩＮ－ＴＡＩＮ・真島昌利）7月17日の天声人語から。『電車が毎日のように遅れるので、腹を立てた乗客が駅員さんにくってかかった。「いつも遅れるのだったら時刻表なんか出しておくな」。すると駅員、「時刻表がないと電車が遅れたかどうか分からないでしょう」(中略)駅員や乗務員への暴力が止まらない。去年の今ごろも同じことを書いたが、減るどころか増えた。全国の25鉄道会社で昨年度に計869件は過去最悪だ。むろん笑い話のようにやりこめたわけではない。強く出られないのを承知の卑劣な暴力である。』天声人語の記者はいちゃもん化社会の一断面、と指摘する。なるほど確かにそういう一面もありそうだ。相方は、こういった自分よりさらに弱い立場の者への暴力が増えているのは、責任を取りたくない人が増えたからではないか、と言っていた。一理ある。私見では、少々極端な意見になるが「失敗を許容しない社会」に日本がなってしまったのでないか、と思っている。つい先日も、新卒で先生になったが心労のあまりたった半年で自殺をしてしまった、という人の、残された人々についての記事を読んだ。新卒の先生が半人前なのは当たり前だし、ましてや完璧などあり得ない。にもかかわらず、「一人の先生である以上、新人もベテランも関係ないでしょう、ちゃんとやってください」と、一見するとウンウン頷いてしまいそうな稚拙な論理が幅を利かせる。真面目な人ほど泥沼にはまっていく。心療内科の診察を受けらればいいが、何でも一人で抱え込めば行きつく先は自ずから想像がつく。参議院選挙の結果にも「失敗を許容しない社会」の一面が垣間見えると思う。去年の夏に、何かが変わりそうだと、民主党に票を投じた人たち。この一年で、なるほど確かに、劇的に生活は変わったりはしなかった。しかし、無駄な公共事業にしろ、甘い甘い汁の滴る天下りにしろそれまでの何十年にも積み重なるしがらみが雁字搦めになっているのだ。一朝一夕で変わるはずがない。しがらみはシラミのようにシャンプーで洗い流せるものではない。50年もかかってもまだ完成しないダムが、本当に必要なのか？地元の人以外は、きっと皆そう思っている。でも、それを表だって口にできないのは、そうすると、今まで美味しい思いをしてきた自分にそのままそれが跳ね返ってくるからだ。そして、つかこうへいの死に、あまりにも卑屈な書き込みを超巨大掲示板にする人たちの心理も、実はとても似ている。在日かどうかなど、自分で選べることではない。いつ生まれるか、どこで生まれるか、誰を両親に生まれるか、男に生まれるか女に生まれるか、こういったことは全て、自分では選択のしようがない。気付いた時にはそれで人生は既にスタートしているのだ。にもかかわらず、だ。上記のような心ない書き込みをする連中は、まるであたかも日本人に生まれたことが自分の手柄であるかのようにふるまい、在日として存在することが決定的な失敗であるかのように、断定する。あほか。自分より弱いものを攻撃し、優越感に浸る、歪んだ精神構造。それがまるで愛国心の表れでもあるかのような、幼稚なはしゃぎっぷりだ。国家の過去ときちんと向きわず、他者を排除するようなふるまいのどこが愛国心か。思わず筆が滑ってしまった。それもこれもすべて、歯医者の診察台があまりにも何かを考えるに適しすぎているからだ。さて、今度の診察は7月末である。上の歯の歯石取りは、どのくらいの時間だろうか。

  2010.07.19

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• 診察台から　その３

  勝手に診察台からシリーズと名付けることにする。歯科医に行ったのは一週間前なので、はっきり言ってその時に何を考えたか、などはキレイさっぱり忘れている。それに、シリーズ化する、とか書いた途端にカストリ雑誌のように潰れるかもしれない。ま、いっか。今日の話題は参議院選挙の結果とつかこうへいの死と殴られる駅員について。参議院選挙については民主党が惨敗したことはご存知の通り。ワシの印象では、これはまさに民主党の独り負けで、自民党が勝ったのでもみんなの党が勝ったのでもない。それを裏付けるような資料が７月１４日の朝日新聞に載っていた。それによると『民主党が44議席と敗北した結果を「よかった」とする意見が48％で、「よくなかった」の30％を上回った。(中略）　選挙で敗北した菅首相の責任については、首相を「辞めるべきだ」は17％にとどまり、「その必要はない」が73％を占めた。　勝った自民党については、政権を「任せてもよい政党だ」は17％で、「そうは思わない」64％が圧倒した。　菅内閣の支持率は37％（前回３、４日調査は39％）と微減、不支持率は46％（同40％）と増えた。』とある。単純に考えれば、民主党はけしからんが菅総理はもうちょっと頑張れ、ということだろう。そして、自民党にこれだけ不信感がありつつも、議席を伸ばしたというのは、色んな人が分析している通り、他に入れる党がないから仕方なく自民党に入れた、というのが大方ではないだろうか。雨後の筍のごとくできた右寄り政党は、海の物とも山の物とも分からない状態なので敬遠した、と考えられる。今後、政局がどう転がっていくかわからないが、ワシは、もうちょっと長い目で見るべきではないか、と思う。政権を取って９カ月で特に成果が出ないからと言って切り捨てるのでは、堪え性がなさすぎる。ということで、次の話題。つかこうへいの死について。７月１０日につかこうへい氏が亡くなった、というニュースが流れた。ワシは個人的にはあまりつか氏には思い入れは無い。代表作とされている「熱海殺人事件」や「蒲田行進曲」は大学時代に読んだが戯曲よりは小説に興味が向いていたのでそれ以上のフォロワーにはならなかった。ワシがつか氏の死について触れようと思ったのは次のような記事を目にしたからだ。日経ビジネスオンラインの「小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句」というコラムである。以下、少し長いが一部引用する。そうしないと、ワシの言わんとするニュアンスが伝わらないだろうから。『たとえば、つかこうへい氏の死を私はウェブ閲覧中に知ったのだが、この件に関してはできればテレビ経由で第一報に触れたかったと思っている。　理由は、ネットでの言及のされ方が、あんまりひどすぎたからだ。（中略）　その点、私が時々覗いている匿名巨大掲示板の書きっぷりは、あまりにもひどかった。「×××ざまあ」　と、少なからぬ数の書き手が、民族差別呼称を使ってつか氏を冒涜していた。　ちなみに「×××」は、朝鮮半島出身者への軽蔑と揶揄を含んだ三文字一音節の誰もが知っているあの単語だが、ここでは伏字で表記するにとどめる。こんな言葉は伏字でたくさん。マトモに表記するべき理由は皆無だ。　それにしてもつかこうへいのような人をつかまえて「×××」みたいな言い方しか思い浮かばないというのは、これは一体どういうことなんだろうか？　しかも、そういう人間が思いのほかたくさんいる。結局、ネットは、そういう人々のそういう感情を呼び寄せ、撹拌し、増幅する装置になってしまっているということだろうか。おそらく、つか氏を「×××」と呼んでいた人々の多くは、つか氏を知らない。ただ、新聞記事の文面に韓国名が併記されていたから「×××」と言ってみただけ。あるいはウィキペディアの項目に彼が韓国籍である旨が記されていたからお決まりの反応をしたまでなのであろう。　インターネットには、テレビとは正反対のタイプの頽廃が蔓延している。　裏を取らない陰謀論。　無思慮な放送禁止用語の多用。　差別と露悪と呪詛。　嫉妬と中傷。』引用を多くしたら、随分長くなってしまったので、殴られる駅員の話は、次回にする。この三つの話題を繋ぐ、一つのキーワードがあるのだ。

  2010.07.17

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• 診察台から　その２

  前回のブログのタイトルを『歯科医の診察台から』としたので、虫歯治療でどれだけの恐怖と苦痛を味わったか、について書かれたものと誤解された人もいるかと思う。もちろん、その誤解を狙って、そういうタイトルをつけたのだ。果たして、これ以前に歯科医に行ったのはいつだったろうか、と思い返してみたら、ついぞ記憶になくておそらく八年くらいは経っているはずだ。そん時は、とにかく医者がワシと反りの合わないタイプだったため、もしワシが歯科医だったら、この医者にどんな治療を施してやろうか、ということを延々と考えていた気がする。相当、根が暗い…。八年ぶりの歯科医（もちろん、以前とは別場所）は、悪くなかった。って、歯石を取るのは医者じゃなくて、歯科衛生士だけど。いやいや、歯科衛生士が若い女性だったから、などというわけでは断じてありません。断じて。って、オヤジか！ワシだって、八年に一時間くらいはまじめに考えたりもするのだ。つらつらと考えていたことの一つは、国家はどこまで人に干渉していいのか、について。ワシらの殆どは余計な口は出すな、しかし保証はしっかりしろ！と思っているのが本音ではなかろうか。つまり、税金はできるだけ払いたくないけど、失業保険とか年金とか医療費とか、そういうものはしっかりと国の責任で払え、と。心のどこかで、そんなに都合よくいくわけないじゃん、と思いつつ、つい、「増税はしません」と選挙の時に大見得を切る政党に票を投じてしまったりする。そもそも徴税が、公平な富の再分配を目的としているなら、金持ちからガッポリ取ってそれを貧困層に振り分けるのは、きわめて筋の通ったやり方だ。いや、ちょっと待てよ、なんで苦労して一生けん命稼いだ金をなんも努力せず、文句ばっか言ってる連中のために取られなけりゃならんのだ？という声はもちろんそこかしこから聞こえてくる。誰がいくら稼ぐかは国家の知ったこっちゃないし、稼いだ金を稼いだ人がどう使おうが、それも国家の知ったこっちゃありません。それから、貧乏人が努力をしないがゆえに貧乏なままでいるのも、国家の責任ではありません。と言って、弱肉強食社会を実践してきたのが、構造改革路線だ。自己責任、という非常に都合のいい言葉で、数多くの人々を切り捨ててきたわけだ。ということは、小さな政府と、手厚い社会保障とは根本的に矛盾することになる。構造改革路線を突き進みながら、再チャレンジできる社会、などと言っていた少し前の首相の主張が実は、まるっきり的外れだったことが分かるのだ。その２　おわり

  2010.07.14

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• 歯医者の診察台から

  区役所から、成人歯科検診の案内、というのを送ってきたので、検診をしてもらったら、虫歯が何本か発見されたのと、歯石を取ったほうがいいですね、とのことだったので、しばらく連続歯科医の、今日が第一回目。手始めに、下の歯の歯石取り。診察台に横たわり、莫迦口を空けたまま、これからなされることに集中しろ、というのは到底不可能のな相談なので、今読んでいる本について、というかそこから派生するあれこれについて考えてみたりする。これからの「正義」の話をしよう考えていたことは、この本の直接の感想ではない。歯医者に行ったのは先週の土曜日で、丁度、参議院選挙の投票前日。民主党が過半数割れをするだろう、との大方の予想がかまびすしく囁かれていた頃だ。どういう方向にせよ、きちんとしたビジョンがあって何かを語っているのなら、同意するなり反論するなりしようがあるのだが、昨今の政治家を見渡すに、大同小異で、背中の看板をある日突然するりと取り替えても、誰も気づきゃしない。嘘だと思うなら、今回の選挙の政党とキャッチフレーズをシャッフルし、神経衰弱してみればよろしい。いや、話が逸れた。ワシが考えていたのはそんなことではない。ワシは、リバタリアンにも功利主義者にも与することはできないし、かといって、カント的道徳論に基づいて、今の仕事をしているでもない。折角の機会なので、もうちょっとワシ自身の立ち位置を、突き詰めて考えてみようと思った次第だ。こういうことって、中々はっきりと口に出して表明するのはリスクを伴うのだが、少なくとも、２１世紀も十年が過ぎたというのに、２０世紀型の排他的国家論を恥ずかしくもなく持ち出して、さも正当性があるかのような時代遅れの連中を、看破できるくらいの理論武装はしておきたいな、と。こういう古い古い頭の持ち主たちが、国と人との関係をどう捉えているのか、一度確認しておきたいと思う。ということで、思ったより長くなりそうなので、また気が向いたら、というか続きを書け、というリクエストでも来たら、続けようかな。だってさ、歯石取りが思いのほか時間がかかって、たっぷり一時間あったんだもの。そりゃ、色んなこと考えたさ。

  2010.07.12

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• 上半期の読書

  今日で今年も前半終りなので、ちょっとした振り返り。ブクログを始めて以来、楽チンだ。半年で４４冊と、ペースは若干落ちた。なので、苦し紛れにマンガなんかも、数に入れたりして。この作者の作品は「エマ」も含めてお勧めだ。敢えてベスト作品を選ぶなら、小説では橋本治『巡礼』評論では今福龍太『クレオール主義』だろうか。音楽は、ほとんど新作を聴いていないので、保留。今年一年を振り返る余裕があったら、ナンバー１を考えよう。

  2010.06.30

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• 日曜日の銀座

  久しぶりに家族三人で銀座教会。礼拝の後、子育て世代の家族の集まりがありそれに出席。去年より参加者が少なかった。他己紹介で、家族を褒めろ、というので、褒めたら、思いのほか相方が喜んでくれて、よかった。これからもどんどん褒めよう。会の後、三人で銀ブラをしていると、四丁目交差点で何やら人だかりが。参議院議員選挙の真っただ中、なんと三つの政党がかちあっていた。どれも最近できたやつで、名前は覚えていないけど。てんでバラバラに、手を振ったり、遠慮がちに演説してたりしてたので、別に示し合わせたわけではなさそうだ。それにしても、いくら銀座とはいえ、わざわざ々交差点で、それも同じサイドで雁首を揃えなくてもいいではないか。はっきり言って、通行の邪魔。

  2010.06.27

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• 大田国際交流週間２０１０終了

  世界を味わう　大交流会を持って、今年の大田国際交流週間２０１０は無事終了。本格的にかかわるのは今年が初めてだった。準備なども含めて、疲れた。ワシも４０を前にして、体力がガックリ落ちた。しかも、惑ってばかりだ。３０を過ぎた時、体力落ちたなあ～、としみじみ実感したけど、４０近くなって、その凋落ぶりは、加速度を増している。一晩寝ても、疲れが取れない。目がショボショボする。仕事中に集中力が保てない。決して、夜のフットボールだけが原因ではあるまい。

  2010.06.26

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• 国際交流週間始ってます

  大田国際交流週間２０１０が先週の土曜日から始まって、現在多忙な日々。先週末は、無料多言語法律相談会と国際交流ミニフェスタに参加し、さすがに連日は疲れた。ホントは写真も撮ったので、アップしたいんだけど、気力がない。ミニフェスタは、多言語情報センターとＣＯＮｅｔでフリマをやって、二万五千円弱の売り上げがあった。これは、ハイチ地震復興義捐金として寄付をするよてい。あとは、今週末の大交流会に向けての準備があと少し残っている。まだ、参加者受付中だそうで、みなさんもぜひどうぞ～！

  2010.06.22

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  タイヤ交換

  曇り空と睨めっこしながらボニーのタイヤ交換。といっても、バイクのタイヤ交換が自分でできるわけでもなく、タイヤ屋さんに持ち込んだのだが。普段利用しているディーラーにこんなのを頼んだらいくらかかるか分かったもんじゃないので知り合いに紹介してもらったここにお願いした。実は、ボニーに乗り始めて六年近くになるが、タイヤ交換は初めてなのである。六年で、15,000キロしか乗っていないということもあり、溝はもうちょっとあったのだが、タイヤがひび割れを起こし始めていて、このまま載り続けていたら、溝がツルツルになる前にバーストしかねなかった。折角なので、作業中の写真。ボニーのタイヤが着いていない状態は、なかなかお目にかかれないので。ついでに後輪も。天気が良ければ、一皮剥けるまで一走りするところだが、あいにくのいつ雨が降り始めてもおかしくない天気で、おまけに寒かったので、直帰。さーこれで、思いっきりツーだ！！と思ったら、来月は車検！それに、軽自動車税も払わなけりゃならない…。トホホ…。梅雨になる前に、どっか行きたいな～。

  2010.05.29

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  Ueno Zoo

  天気の良い土曜日、相方も、体調が大分安定して「たまにはお出掛けした～い！」とのリクエストがきたこともあり、三人で動物園へ。今回は水族館ではないので、イルカはいない。マメは象に夢中。食い入るように、眺め続けている。去年のＧＷに多摩動物園に行った時には、まだマメは小さすぎて動物を楽しむ、というほどではなかったのだが、今回はかなり堪能している様子。絵本で、かなりの動物を見ていて、ちゃんと、「ゾウ」「クマ」「ゴリラ」などと言えるところがすごい。そう言えば、ゴリラは子供に大人気なのは、なぜだろう？ワシも昔動物園に連れて行って貰った時「ゴリラゴリラゴリラ」と喚いていた記憶がある。最後に記念写真をパチリ。★の所からマメが、★の所から相方が覗いているのである。今回、電車に乗るような遠出で初めてベビーカーを持たずに出掛けたのだが、マメが非常によく歩いてくれて助かった。ベビーカーがないと身軽で良い。

  2010.05.22

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