あかねそら
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紫陽花の別名が「七変化」ということを知る。 ひと雨ごとに微妙に色合いを変えていく紫陽花の花も、今年は心なしか濃い色の花を咲かせているような・・。 七変化心のさまを映したり
2002年06月24日
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休日、籐椅子に腰掛けながら、好きな作家の本でも読む・・というのが、以前からの夢なんだけどね。 いつの日か揺られる夢や籐の椅子
2002年06月23日
以前、勤めていた会社では、この時期、明治神宮の花菖蒲を見に行くというイベントがあって、忙しい中、万障繰り合わせられたことなどを思い出す。 花菖蒲憂いを含む雨の中
2002年06月22日
今日は夏至。 一年で最も夜の短い日なのよね。 夏至の夜や時の流れを思い知り
2002年06月21日
外に出ると、湿気を帯びた風。 昨日のからっとした天気がまるで嘘のよう・・。 複雑に湿気を帯びた風となり
2002年06月20日
今日は久しぶりに梅雨の晴れ間のいいお天気。 こんな日は仕事なんかしたくないな。 爽やかな梅雨の晴れ間に背伸びして
2002年06月19日
そろそろ、大粒のさくらんぼが出回る季節となる。 年に一度のことなので、奮発するかなぁと思っているんだけどね。 さくらんぼ淡い想いで染めており
2002年06月18日
そろそろ麦茶が恋しい季節となる。 昼休み冷えた麦茶と部下を待つ
2002年06月17日
ゼリーの涼しげな色に心ひかれる季節となる。 涼しげなゼリーに寄せる想いかな
2002年06月16日
そろそろ葛切りが恋しくなる季節でも。 葛切りに残す記憶や京の街
2002年06月15日
どういうわけか、傘を持たないときに限って激しい雨に遭う私。 透明な傘ばかり増え梅雨となり
2002年06月14日
しとしとと降るタイプの梅雨の雨を、女梅雨というのだとか。 灰色の情念となり女梅雨
2002年06月13日
年によって、梅雨の雨の降り方も異なるのだとか。 そろそろ作業が本格化するので、今年の降り方が少し気になる今日この頃でも。 屋根叩き続ける音や男梅雨
2002年06月12日
例年より三日ほど遅れて、関東地方も梅雨入りしたのだとか。 大幅に天気が崩れたというわけでもないので、あまり実感はないんだけど・・ね。 梅雨入りやため息ひとつ空仰ぐ
2002年06月11日
アルコール分解酵素を持たない相方を持つと、この時期の愉しみが・・ねぇ。 エンゼル・パイでも酔っ払える・・というのもなんだかなぁ。 ビアホール集う愉しみ奪われて
2002年06月10日
そろそろ、旬の食材として、食卓にならべたいなと思っているんだけど、最近はほとんど栽培ものだということです。 蓴菜や水の清さを映したり
2002年06月09日
露草が咲いているのを見つける。 露草や晴れ間の空を映したり
2002年06月08日
そういえば、そろそろ衣更えの季節かなと思う。 制服があった頃は、そういう意味での季節感があったような気も。 衣更え気分変えたき心地して
2002年06月07日
うちのスタッフのA君が、アロハシャツ姿で現れる。 ビンテージ柄の結構高いものだ・・というのはわかるんだけどね。 仕事にはちと似合わないかな。 気もそぞろアロハシャツの背が語る
2002年06月06日
過去からの経緯が見たいので、ある図面を全部そろえて欲しいというオーダーが来た。 さすがに、戦前の資料となると、黴臭さも一入だなと思う。 時を経て黴の臭いも増しにけり
2002年06月05日
梅雨も近づいたせいか、湿度が高い日が続いている。 こういうときは、不快指数も高くなりやすいのよね。 梅雨近し割り切れなさも募りたり
2002年06月04日
この時期の必需品かな。 ボーナスが出たら、白檀の扇子でも奮発しようかな。 鷹揚な振りして使う扇子かな
2002年06月03日
香水も、夏の季語ということを知る。 香水をつける人は増えたけれど、きれいに着こなしている人はまだ少ないかな。 香水の仄かに残る余韻かな
2002年06月02日
今日はかなり気温が上がっていたようで・・。 たぶん夏日だったんじゃないのかな。 托鉢の鉦響かせて夏日かな
2002年06月01日
近くの公園の植え込みで、百合の蕾を見つける。 百合揺れる緑の蔭の静寂かな
2002年05月31日
五月は麦の実る季節でも。 黒穂は、黴がついて黒くなってしまった麦の穂のこと。 黒穂抜く踏絵のような仕事して
2002年05月30日
素足にサンダルが似合う季節となる。 濃い爪やサンダル似合うこともなし
2002年05月29日
一本路地を入ったら、薔薇が咲き競っているお宅が・・。 薔薇の香に密かに託す想いかな
2002年05月28日
五月雨の空は意外と寂しいものなんだなと思う 五月雨や寂しい空に降りしきる
2002年05月27日
夕方から断続的に雷雨が続く。 まるで、夏の最中のような陽気・・と戸惑いを隠せない部分も。 雷や惑う心を打つがごと
2002年05月26日
樟の若葉がきれいな時期となる。 小学校の校庭に、立派な樟があったことなどを思い出す。 樟若葉母校の庭を思いたり
2002年05月25日
今日はこの季節には珍しい夕立が・・。 といっても、PCの画面とにらめっこしていたので、気がつかなかったのだけど・・ね。 雨上がりの若葉の匂いって、かなり強いものがありますね。 夕立や若葉の匂い引き出しぬ
2002年05月24日
この時期、青葉が繁っているので、意外と闇が深かったりする。 木下闇白い花など目立ちたり
2002年05月23日
残業の帰り道、道端で額紫陽花が咲いているのを見つける。 仄白き額紫陽花やおとなしく
2002年05月22日
肌寒い一日だったけど、冷房が入らない分、執務室の中は温かかったりして・・。 肌寒の書庫に降り立ち悩みたり
2002年05月21日
一本路地を入った庭先で、枇杷の実がなっているのを見つける。 ゆるやかに枇杷の実染めて刻が過ぐ
2002年05月20日
昨日に引き続き、切花にしなくてもと思うのが、紫陽花。 切花にするのは西洋紫陽花なんだけど、紫陽花はやはり雨に濡れている姿が似合うと思うんだけどな。 紫陽花や微妙に染まり競いたり
2002年05月19日
花屋の店先で、芍薬の切花を見つける。 切花にしなくても・・と思うのだけどね。 芍薬や花屋に立てば哀しけり
2002年05月18日
今日はあいにくの雨。 そろそろ梅雨の走りなのかしら。 雨やどり梅雨の走りの空眺む
2002年05月17日
蚕豆が出回る季節になる。 麦酒が恋しくなる時期でもあるのだけれども。 蚕豆や呑めない酒を恋しがり
2002年05月16日
薄暑光とは、この時期の明るさのことをいうのだとか。 薄暑光選びし道を照らしたり
2002年05月15日
大手毬の花を見かける。 手毬花白くふんわり咲きにけり
2002年05月14日
五月の闇は意外と深い色なのよね。 晴れていたら、西の空に惑星集合が見られるはずだったのに・・ね。 五月闇晴れぬ心を抱いており
2002年05月13日
今日は母の日なので、一日にわか主婦見習をすることにする。 パラサイト・シングルなので、これぐらいはしないとね。 母の日や一日にわか主婦となり
2002年05月12日
みるみるうちに、若葉が濃くなってきた。 木によって、微妙に色が違うことに気がつく。 万緑や微妙な想い映しおり
2002年05月11日
今日はあいにくの雨だったけど、子供にとっては雨もまた愉しいものなのかもね。 若葉雨走る子供の声高し
2002年05月10日
この時期吹く強い風のこと・・なんだけどね。 青嵐や承服できぬことばかり
2002年05月09日
初夏の花で一番好きなのが、すずらんかな。 すずらんに託してみたき夢ひとつ
2002年05月08日
芝桜が咲く季節となる。 芝桜って、あまり肥料をやらなくても、花が増えるのよね。 芝桜広がる速さ思いけり
2002年05月07日
暦の上では、今日から夏なのね。 そういえば立夏なのだと気づく午後
2002年05月06日