あかねそら
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今日はこどもの日。 近くの小学校のグラウンドでも、こいのぼりが泳いでいることに気がついたりする。 こいのぼり風を孕んで泳ぎけり
2002年05月05日
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高校時代の同級生の命日。 進学校の生徒がバイクの事故で亡くなったということで、新聞の地方欄には、わざわざ校名が載っていたことなどを思い出したりする。 風薫る亡き友の名を思い出す
2002年05月04日
今日から四連休なので、横浜は人出が多くてねぇ。 五月晴れ繰り出す人の波眺む
2002年05月03日
今日は八十八夜なのよね。 夢重ね八十八夜は過ぎにけり
2002年05月02日
花屋の店先で、忘れな草を見かける。 いろいろな想いのある花なのよね。 空の青忘れな草も染めており
2002年05月01日
今日で、4月もおしまい・・なのよねぇ。 春の果て眺める空の青さかな
2002年04月30日
この時期、あっ、風が光っているなと思う瞬間にめぐり逢うことも・・。 風光る見るものみんな光りたり
2002年04月29日
この時期、一時的に寒さが戻って下りる霜のことをこう呼ぶのだとか。 ゴールデン・ウィークに入ったら、とたんに肌寒くなってしまったわね。 忘れ霜なきこと願う今日日かな
2002年04月28日
毎年、4月には京都へ遊びに行って、お土産に祇園小石のさくら飴を・・というのが恒例だったのだけど・・ね。 さくら飴ほんのり残る想いかな
2002年04月27日
「春はあけぼの」というけれど、ぼんやりと過ごす春の宵というのも捨てがたいものがあるな。 春の宵想いをこなす刻を待つ
2002年04月26日
この間、おフジさんに教えてもらった季節の言葉。 筍の生える頃の長雨といったところかしら。 花もなく筍梅雨の走りかな
2002年04月25日
季寄せを見ていて、朝寝も春の季語だということを知る。 春の夢とは、朝方うとうとしているときに見る夢なんだとか。 気がつけば薄紅の春の夢
2002年04月24日
マンションの入口の躑躅が見頃となる。 小ぶりの花なのだけど、夜、通りかかると、そこだけ明るく見えたりする。 闇の中躑躅が燈す光かな
2002年04月23日
満天星躑躅の小さい花を見つける。 紅葉がきれいなので、垣根によく使われるのだとか。 宵闇に満天星躑躅浮かびけり
2002年04月22日
今頃の雨をそう呼ぶのだとか。 と言っても、今年はもうほとんど桜は残っていないけどね。 余花の雨眺めて暮らす休みかな
2002年04月21日
蒲公英の綿毛が目立つ季節となる。 蒲公英の絮に尋ねる未来かな
2002年04月20日
一本手前の路地を曲がったら、見事な藤の花が・・。 たまには寄り道もいいかなと思う。 言い出せぬ想いの色や藤の花
2002年04月19日
山吹の色の鮮やかさに驚かされる。 山吹のやがて明るき想いかな
2002年04月18日
一日中、風が強くて、あいにくのお天気。 どこからか、桜の花びらが流れてきたところをみると、まだ花が残っているところもあったのね。 春荒れや残る花にも吹きすさぶ
2002年04月17日
春の夕焼けの淡い色に、ほっと息をつくことも。 春茜明日への想い染めており
2002年04月16日
春の星は淡い光ということに気がつく。 星朧幽かな記憶残したり
2002年04月15日
佐倉の駅前では、花水木が満開だった。 今年はどの花も早いのね・・と思う。 花水木駅前広場染めにけり
2002年04月14日
竹林の近くを通ったら、竹が微妙な色に変わっていることに気がつく。 この時期の季語として、「竹の秋」というのがあることは知っていたんだけどね。 竹の秋微妙な色の想いかな
2002年04月13日
今日はあいにくの雨。 雨のひどい時間帯に限って、たびたび書庫に資料を取りに行かなくてはいけなかったりして・・。 春の雨激しきものも秘めており
2002年04月12日
季寄せを見ていると、意外なものが春の季語だったりする。 「鞦韆」もそのひとつかな。 鞦韆や想いとともに揺れており
2002年04月11日
葉桜の季節になる。 桜の花が若葉に変わるのも、早いものだな。 葉桜や淡き想いを隠しけり
2002年04月10日
学生時代、蓮華草が一面に咲いていたある駅の駅前も、今はビルが立ち並んでいるらしい。 蓮華草遠い記憶の中で咲く
2002年04月09日
春の虹が出るのは、四月の半ばぐらいなんだとか。 春の虹はんなり花を包みおり
2002年04月08日
春の海のきらめきを眺めて過ごす。 春の海きらめく果てを思いたり
2002年04月07日
風下の幹に、一輪だけ桜の花が咲いているのを見かける。 残る花揺れてる想い託したり
2002年04月06日
このところ、黄沙が降る日が続いていた。 黄沙降る心の中の闇深く
2002年04月05日
今日は一日、風が強かった。 春嵐思い出ばかり通り過ぐ
2002年04月04日
客先の異動の全貌がわかり、ちょっと寂しい気持ちも。 会者定離春の別れのつらさかな
2002年04月03日
一重の桜はもうすっかり葉桜になってしまったけど。 八重桜がひっそりと咲いていることに気がつく。 八重桜重ねる想い写したり
2002年04月02日
今日はエープリル・フール。 新年度の体制が決まって、ほっと一息かな。 新しき部下を抱えて万愚節
2002年04月01日
近くの駅に、春あるきというパンフレットが置いてあることに気がつく。 春の花訪ねて歩く夢の中
2002年03月31日
雪解けで、水嵩を増した川を「雪解川」というのだとか。 今年は春が早いな・・と思ったりする。 流せない思いを湛え雪解川
2002年03月30日
夜になって、雨風が強まる。 この時期の雨を「花散らし」というんだとか。 花散らしともに去り行く人もあり
2002年03月29日
無事納品前の検査が完了する。 外に出たら、月がとてもきれいだった。 春の月はんなり照らす川面かな
2002年03月28日
夜学に通っている部下が、卒業の報告に来る。 かれが、もうすぐ社会人になるなんて、ちょっと信じられないのだけど。 卒業を告げて笑顔の部下ひとり
2002年03月27日
花刻の桜は、それだけでも酔えるものですね。 花刻の夜桜に酔うこともあり
2002年03月26日
このところの暖かさで、桜も散り急ぎ始めているような気も。 花吹雪過ぎ行く刻を告げており
2002年03月25日
休日出勤で、打ち合わせをしていたら、雷の音が。 この時期の雷は「虫起こし」というんだとか。 春雷やわりなき想い断ちにけり
2002年03月24日
桜の咲く時期は、別れの季節でも。 客先では三年に一度の異動が恒例なので・・ね。 花思いする間もなくて仕事せり
2002年03月23日
職場近くの桜がほぼ満開となる。 夜桜でしか見られないのが、少し寂しかったりする。 夜桜や薄墨の空染めており
2002年03月22日
春分というのに、休日出勤。 終電でご帰還だった。 ほぼフルキャストで、終電まで・・というのもなぁ。春分や墓参りする時間なく
2002年03月21日
通勤電車に揺られつつ、春の陽って、意外と暖かいものだなと思う。 各駅の背な暖めて春の陽よ
2002年03月20日
このところの陽気で、近所の養護施設の庭のチューリップも咲き始めました。 チューリップ喜ぶ子らの声高し
2002年03月19日
今日は彼岸の入り。 この時期の気温は三寒四温といったところかな。納期まで三寒四温の想いかな
2002年03月18日
久しぶり、デパートの地下食品売り場を覗いてみる。 春といったら、やっぱり和菓子かな。 春の菓子はんなり心いやしけり
2002年03月17日