同じ事を言っても
人はそれぞれ話し方や語調が違う。同じ内容を伝えるにも人によっては相手が必要以上に緊張してしまうような話し方の人もいる。と言う私も決して話し方が上手ではない。しかし、相手に威圧的な感じや高圧的な言い方だけはしないようにしなくてはと思っている。今日仕事で一日一緒だった方は何でもてきぱきとされるし、仕事を良く理解してる方だとは思うが、一緒にいると非常に疲れる方。なぜかいつもぴりぴりとした物言いをされビジネスライクとはいえ、なんか温かさや柔らかさのない方。一番風呂のひりひりするお湯を思い出してしまった。二日前に仲のいい人と途中まで一緒に帰ったときにも同じ事を、昨日も又別の人が似たような事を電話で愚痴っていた。皆が同じように感じるのだから。こちらの偏見ばっかりでもなさそう。其の方をとやかく言うのでなく、どうしたら他人に冷たいひりひりした感じに受け取られるような話し方にならないかを考えるチャンスかも知れない。自分では気づかないうちに、なれない人に親切に説明してるつもりが,相手には高圧的に言われてるになってないか。いつも自分を振り返ってみないと。今は退職された先輩に『してしまった失敗はもういいの。でも同じ事は困るのよ。」といういい方の人がいた。いやな顔を見たことがない。それでいて公平にいい悪いをやんわりと言われる。あんな風になれたらいいなあ。帰りにシルクロードの染織展を楽しんでかえる。色鮮やかな民族衣装風のものが多く、なぜか懐かしい感じさえする絣がいい。着物にしたら素敵だろうと思うようなものもあった。