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テーマ:ホームページ作成の悩み(546)
カテゴリ:日々雑感
向こうのブログ、共名のHPやらなにやらをあわせると毎日けっこうな量の文章を書いていることになる。いやさっき昔からの知り合いにメールで指摘されて気が付いたばかりなのだが。
というか、ブログ・HP以外にもちゃんとした(笑)研究関係の文章もPCで打ち込んでるので、平均すると毎日なんやかんやで原稿用紙に換算すると20枚以上、文字数でいえば確実に五千字以上は書いていることになる。これを伝えたら向こうは「それって病気じゃない?」と返事が返ってきた。まあ、そうかもしれない。 昔書いた小説や歌集や童話を読んでもらえればわかると思うのだが、元々はどちらかといえば「寡作の人」であった。原稿を頼まれたりすると締め切りまで机に向かい「うーん」とうなりながら考え考えしながら一字一句、一行々々を難行しながら書いていたものである。まあ、商業ライターとしては不向きなタイプである。依頼主に忌み嫌われる前に早々足を洗った理由でもある。 時代が悪かった。「WINDOWS 95」登場以降、自分で自分のためだけの自由度の高いワープロを手に入れたり、「作る」のがとても簡単になってから、俄然、自分を取り巻く執筆環境は変化した。 「短縮登録」「コピー&ペースト」「上書き保存か新規保存か」これらを駆使することで、それまで自分が抱えていた悩みは嘘のように消えてしまったのである。 頭の中に浮かんでは消えてゆくいくつもの文章を捉えるのと、実際の執筆スピードの差、これを埋めるのにワープロの機能が多いに役立っているわけだ。 はやいはなしが、「とりあえず書いてみる」これにつきる。よく「考えないで書き出す」というのがあるが、もう少し親切な表現を加えれば、「文章の最後までをよく考えないで書き出す。」ということになる、自分の場合。 特に、こういったブログの場合、「てにをは」の助詞の乱れなんかはあまり気にしないでそのままアップしている。 むしろそのほうが話し言葉に近かかたっりして、読むほうに親切というか評判が良いということに気が付いたのだ。 句読点の位置もそう。音読している人なんていないのだからそんなに気にする事はない。よっぽどひどいときだけあとで直せばいいのだ。 自分の周りにも「ブログはじめたんだけど・・・書くことがなくて・・・」と言う人がまだかなり多い。結構相談を持ちかけられた。 そういう人には、それは「書くこと」が無いのではなく、ただ単に「ブログはこうあるべき」という自分の中での規定を満たす文章やら内容が出てこないということなんだと思われる。 そういう人は、いきなりブログの書き込みのページに向かって書こうとするよりも、テキストやワープロを新規で開いて心に浮かんだことをとりあえず書いてみるのがいい。「書く」というよりも誰かに話し掛ける感じ、スピードで。で、出来がよくなくても、とりあえず一度「コピー&ペースト」で貼り付けてアップしてそれを見れば、「ああ、ここはこう直したほうが・・・」とか、あとからどんどんアイディアが出てくるものなのだ。それでいいのではないだろうか。 これで原稿用紙4枚ちょっとの文章を書いたことになるわけだ。 <了> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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