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カテゴリ:日々雑感
粉飾決算をつつかれたのはどう考えてもライブドア全体の落ち度であり、堀江(敬称略)は責任を逃れられないだろうと思う。
がしかし、どことは言わないけど、もしこういう粉飾決算という行為を、十数年前にまで遡って追求できるのなら、どことは言わないがとっくに捕まっていてもおかしくはない(いまや)大企業の経営者の顔が幾つも浮かんでくるのだが・・・。 やはり、ある種のみえざる手によって堀江はバッシングをうけたという考え方もあながちオカルトではないなと思うのである。 プレイヤーになってしまうと案外見えなくなってしまうものは多い。 ライブドアがフジテレビを買収しようとし、楽天がTBS株を大量に取得して経営統合を持ちかける。堀江も三木谷(敬称略)もそれぞれの立場からすれば当然すべきことをしているだけだという意識での行動なのだろうとは思う。 しかし、これを別の立場から眺めると、ライブドアも楽天も要するにソフトバンクに飲み込まれないように必死なのだと思う。 パ・リーグのプレイオフじゃないがソフトバンクへの挑戦権を掛けて戦ってるといえなくもない。今回見せた動きでわかると思うがソフトバンクが狙っているのは漁夫の利を得ることである。以前、孫(敬称略)という人は「両方ともつぶそうと思えばつぶせる」と豪語したらしいが。 日本にソフトバンクのような一大コングリマットIТ企業しか残らない未来というものを考えたときに暗い気持ちになるのは自分だけだろうか? というわけで、今ライブドア堀江がすべきことはオリックスの宮内オーナーを頼ることよりもむしろ三木谷と手を組むことではないか、などと言って見る。 具体的にはいきなり無理矢理な合併をするよりも、持ち株会社を作りそれぞれの事業を合併できるものは合併して共にソフトバンクに対抗できる組織にしてゆけばいいんじゃまいか? 持ち株会社の名前は考えておいた。 「LRホールディングス」 よければ使ってくれ。 《初出『これもまた人生の一日』06.01.19》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月19日 20時23分08秒
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