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カテゴリ:ゴールデンイーグルス
年が明けてからもいろいろなところでいろいろな人と会う機会があってイーグルスについても喋ったのだが、経緯からなのか「イーグルスのファンだ」と言うことに躊躇している人が意外に多いことを知った。露骨に「どうせまたどっかいっちゃうんでしょう」と言う人も多いのだなこれが。 逆にいえば、こういう人たちを安心させれる何かがあればまだ確実にフルスタの動員数は伸びつづけるはずだと逆に希望を持ったくらいだ。 ライブドアを贔屓していた仙台のファンにとって堀江の逮捕はいろんな意味でショックだっただろう。 だからといってなにも恥じたりする必要はないと思う。元々近鉄ファンだった自分が言うのだから間違いない、と思うが。 親会社と球団とチームは別物だ。ファンはチームのファンなのであって別に球団や親会社のファンである必要はない。チームの親会社としてリスペクトする気持ちは必要だし、自分が協力できる範囲の中で協力すればいいのではないか。別に全面肯定と全面否定しなないという世界じゃあないのだから。 自分が胸張って「東北楽天ゴールデンイーグルス」のファンと言えるようになるまでは随分時間がかかった。まあそれは体感時間というやつで、実際には一ヶ月ちょっとしかないんだが。 一昨年の11月2日、自分は仙台駅の東口にいた。 仙台に戻って3日目くらいか、携帯電話の手続きに手間取ってしまい二日続けてヨドバシカメラに行くはめになったからだ。 自分の中で「仙台の新球団は楽天で決まりだろうな」という予測があったので楽天に決定したというお祭り騒ぎもどこか白々しい気持ちで遠巻きにして眺めていた。 それよりも分配ドラフトでどの選手がこっちにくるのかの方が気掛かりだった記憶がある。 楽天になろうがライブドアになろうが仙台の新球団の主力選手は近鉄の選手になるのだけは間違いなかったわけだし。 30年前「宮城野」球場の3塁側で近鉄を応援していたあのころの自分はまさかこんな未来がやってくるとは想像もしていなかったろうなと眩暈がしたのを覚えている。 どこかの女性の記者にマイクを突きつけられ今回の決定について意見を求められた。自分が何を喋ったかの記憶ははっきりしてない。「どっちでもいーんじゃないかと・・・」とかそんな脱力な返答をしたような気はするのだが。 フジテレビの「とくダネ」でよく見るOというレポーターに「シール貼ってください」と言われてシールを貼った。「結果に納得しているかしないか」というボードが出された。どっちに貼ったかは覚えていないがたぶん「結果に納得している」に貼っただろう。納得してないという気持ちがあったとすればそれはたぶん次に迫った分配ドラフトのことだったし。この写真はその時の一枚。懐かしいと思う人も多いだろう。自分は「あの時の気持ちを忘れてはいけない」と自分を戒めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月29日 08時00分24秒
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