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カテゴリ:ゴールデンイーグルス
『時効警察』に影響されて長いタイトルになったが。
フルスタでレフトスタンドに立っている「東北魂」の幟(のぼり)を初めて目にしたときは「あ、やられた・・・」というような新鮮な感動があった。 出来たばかりのチームなのに古豪のような凄みがあってよろしい。 現在プロ野球選手の主力とも言える、35才以下の野球をやっていた人間にとって「東北」という言葉は一種のステイタスというか「野球が強い」というイメージがある。もちろんそれは東北福祉大や東北高校の活躍があるからだが。 甲子園の抽選で東北高校や仙台育英と対戦することになった学校の反応を見てもそれは明らかである。一斉に上がる「あー」という声には「やっちゃったよー」みたいな落胆のニュアンスが大きい。東北のチーム=強いと見られているのだ。 もちろんそこまでたどり着くには長い長い苦節の道があったのだが。 秋の神宮大会の連覇あたりからか、高校・大学共に「東北」は野球において強豪のブランドになった。 であるからしてプロ野球に新規参入した楽天が「東北楽天」を名乗ったことは喜ばしいというか「わかってるねぇ」と感心したものだが。 しかし肝心のユニフォームのどこにも「東北」の二文字が入っていないというのは画竜点睛を欠くというやつだ。 是非ともユニフォームに「東北」の二文字を入れるべきである。というか入れられるうちに入れとけよって。 そのうち東北にもうひとつプロ野球チームが出来てそこが「東北」を名乗ったり胸に東北の二文字を入れたりしたときはもうすでに遅いのだ。 現実今年ヤクルトがチーム名に東京を入れ、ビジターユニにも「TOKYO」が入るという。そして今年の巨人のビジターユニには「GIANTS」だ。 長い歴史の中でこれは下手すると巨人の地元東京での凋落の第一歩となりかねない重大事なのだが。 もし去年、ユニフォームに東北の二文字が入っていたらあと五勝くらいは上乗せできていたんじゃないのか、そんな非科学極まりないことをふと思ったのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月30日 16時25分37秒
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