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カテゴリ:ゴールデンイーグルス
「とうざいせん」を一発変換すると「東西線」にはなるが「東西戦」にはならないIME2000。
それだけ「東西戦」そのものが日本語としてもなじみのないものになってしまっているということだ。 おととし近鉄が消滅して6チームの東西のバランスも崩れてしまった。二軍のイースタンとウェスタンの数も7対5になってしまった。 自分もやはり「東西」というくくりでオフシーズンマッチを開催することの意義はもうないだろうという考えの持主である。東西ってもうなんとなく無理があるのだ。 新春かくし芸大会も東西対抗を廃してだいぶ経つし。 どうせ二手に分かれてやるのなら、ソフトバンク・ホークス+千葉ロッテマリーンズ+楽天イーグルス連合対オリックス・バッファローズ+西武ライオンズ+日本ハムファイターズ連合の方がまだいいのではないか。 いわゆる、鳥さんチーム対動物さんチームの対決である。「ファイターズは動物か?」という突っ込みは無しである。マスコットが熊なのだからまあこっちということで。(笑) MCというか司会を欽ちゃんにやってもらうのだ。ありし日の家族対抗歌合戦に盛り上がるであろう。まあそんな番組知っているのは一握りの年寄りだけになってしまったが。 そもそもプロ野球の東西戦はニリーグ分裂前の年末の行事として始まった。かなり由緒正しい大会のようだ。MVPの商品として子豚が贈られたこともあったらしい。おそらくは戦後の食糧難の時代だと思う。だとすると50年以上も前ということになる。その後もセ・パ合同での東西戦のようなものは時々思い出したように行なわれて来た。同じユニフォームを着て戦うというのがオールスターとの差別点である。 もしやる意義があったすれば、普段は生のプロ野球など滅多に観られない地方で開催することくらいになったのではないか。 しかしそれ以上に、「やらないほうが良い」という理由の方が浮上してきたように思う。アジアシリーズの開催である。あるいは選手を取り巻く環境である。 もし怪我をして本気で戦わなければならない試合に支障が出た場合誰が補償するのだとかそういうことだ。そういう部分がクリアしないと、これからも温度の低い大会になるのは必至だと思われる。 あるいは、FA制度なんてものが導入してしまってからはこういうオフシーズンの顔見せ興行的な試合の価値はどんどん低下してしまっている。あるいはWBCのような日本代表チームが出来てしまったこともある。 「普段は違うチームで、めったに見れないメンバーの組み合わせ」そのものが少なくなってしまったからだ。 まあいろいろと感慨はあるがそういう意味も含めてこの最後のパ・リーグ東西戦を楽しみたいと思う。 深夜かよ。扱い悪いな。まあ地上波でやるだけましか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月05日 18時48分08秒
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