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テーマ:70年代英国音楽(238)
カテゴリ:音楽
ロキシー・ミュージックの名ギタリスト、フィル・マンザネラ(Phil Manzanera)がソロ名義での活動と並行して行なっていたプロジェクト、801(エイト・オー・ワン)。 このプロジェクトが生んだ作品群が紙ジャケット仕様で復刻されます。
対象となるのは、ブライアン・イーノ、サイモン・フィリップス、フランシス・モンクマン、ビル・マコーミックらをバックに従え、76年に英ロンドン・クイーン・エリザベス・ホールで行なったライヴの模様を収めた『Live』(ARC-7297~8 税込3,990円)、『リッスン・ナウ』リリース時に行なわれた英国ハル大学でのライヴを収めた 『ライヴ・アット・ハル(Live@hull)』(ARC-7299 税込2,940円)、ゴドレー&クレームが飛び入り参加した、77年11月のマンチェスター・ユニヴァーシティー公演を収めた『ライヴ・アット・マンチェスター』(ARC-7301 税込2,940円)のライヴ・アルバム3枚。また、若手のラテン系ミュージシャンと共演した異色作『ラティーノ(latino)』(ARC-7300税込2,940円)も対象となります。 いずれも音源にはデジタル・リマスタリングを施しており、また帯および解説も付属。『Live』はボーナスCDを加えたCD2枚組仕様で、ボーナスCDにはサリー州シェパートン・スタジオで行なわれたリハーサル音源が収録される予定です。発売は全て9月26日を予定。前衛的なエッセンスを散りばめたプログレッシブなサウンドを、これら作品群でタップリとご堪能ください! CDジャーナルの記事より なつかしいなぁ。いろいろな意味で。このころからすでにブライアン・イーノのソロアルバム、各種コラボやユニット活動モノのアルバムを聞き始めて自分にとってこのフィル・マンザニラとのユニット「801」はある種の転機ともいえるアルバムである。 そのころ仙台の一番丁で一番大きかったレコード店は「ヤマハ」「カワイ」そして「サンリツ」という地元の一大チェーンで、そのサンリツの一番丁の店の二階の一部が輸入盤の専門店化していた時期であった。 この二階店舗(確かエリアコードなんとかといった)立ち上げの責任者ともいうべきS氏が去ったあとに担当としてやってきたのが、その前に塩釜店にいて顔なじみだったF氏だったもので、そのころから自分はこの二階(らせん階段のあるところ)によく行くようになっていた。 でそのころの話になる。ずっと以前、前任者であるS氏が責任者だったころに頼んでいたものの、なかなか入荷せずにいた「801」の「リッスンナウ」のはなしになったときにそのF氏から「だったら一番丁の一丁目の向こう側にあたらしく輸入盤専門店が出来たのでいってみれば」と教えられてそこにいってみたのである。結局その店にはこの「801」の「リッスン・ナウ」は置いてもいないし注文も無理だといわれたのだが、もまたまそこに売っていた中古盤を数枚まとめ買いしたのである。 それにしてもその店、滅茶苦茶雰囲気は悪かった。 まさか自分が数年後そこで働くことになろうとは当時は夢にも思わずにいたのだが。 リッスン・ナウ 邦題のタイトルが「リッスン・ナウ」だが原題は「philManzaner/801」で「801」の正式な意味でのデビューはこちらのアルバムということになる。ただし内容はフィル・マンザネラのソロアルバムといっていい。それにイーノのヴォーカルが加わったという感じ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年09月12日 07時25分36秒
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