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カテゴリ:ゴールデンイーグルス
楽天が、中日からフリーエージェント(FA)宣言した中村紀洋内野手(35)の獲得を目指すことが15日、明らかになった。退団が確実なホセ・フェルナンデス内野手(34)に代わる強打の三塁手獲得が、今オフの補強課題だった。通算363本塁打を誇る大砲に2年4億円規模の条件を用意し、球団初のFA補強を実現させる。 FA不毛の地だった仙台に、ようやく大物の足音が聞こえてきた。球団創設5年目となる来季、悲願のAクラス入りを目指す楽天が、中日からFA宣言した中村紀の獲得に動き出す。 「あれだけの選手だからね。しっかりした手順を踏んだ上で獲得できるなら獲得したい。(楽天に多い近鉄出身選手で)つながりがないわけでもないからね」と球団幹部の1人は話しており、今オフの補強の目玉としたい考えだ。 楽天は今季途中に前日本ハムのセギノールを獲得。その後は主にフェルナンデスが三塁を守っていた。球団は残留を前提にフェルナンデスと交渉を進めてきたが、金銭面で折り合わず、チーム内には「残留は絶望的」との声も上がっている。退団は確実で、強打の三塁手の補強が急務だった。 今季24本塁打を放った中村紀が加入すれば、攻撃面で十分な穴埋めが可能。さらに、守備は期待できないフェルナンデスと異なり、今季を含め7度ゴールデングラブ賞を獲得した三塁の守りも強化される。 中村紀は親しい関係者に、「米国ではマイナーも経験している。必要としてくれるなら、どこでプレーしてもかまわない」と話しており、楽天入りに支障はない。近鉄時代の茶髪姿に苦言を呈していた野村監督も、育成選手で中日入りするなど苦労を重ねた現在の姿について、「評価は他人がするもの。アイツも自分のことがわかって変わったんじゃないか」と好感を抱いている。 球団は、交渉が解禁される20日にもアタックを開始する予定。「来季は球団創設5年目の節目の年にあたるので、補強費は十分に用意している」と米田球団代表も話しており、球団初のFA選手獲得に向け、最大限の誠意を見せていくことになる。野村楽天の勝負の年となる来季に向け、本気の補強が始まる。 サンスポウェブ http://www.sanspo.com/baseball/news/081116/bsh0811160503000-n1.htm 中村紀洋選手の楽天入りの可能性についてここで書くのも三度目になる。(このブログでは二度目だが) 基本、この補強に対しては反対ではないのだけれど、果してこの補強策は「必要なものなのか」というモノサシで考えた場合には疑問があるのだ。 「不必要だ」とは言わないが「必要充分」の「充分」の方が足りないような気がするのだけれども。 ただし、このままチームの長打力不足に対して手を拱いて黙ってみているというわけにもいかないだろうから、おそらくは球団としてはこのまま中村紀洋の獲得に向けては動き出すのだとは思うが。 ただし、楽天イーグルスのことを近鉄の後継球団であるかのように捉えて「つながりがある」かのような考え方をするのはやめてちょうだい。 経緯からして近鉄出身の選手が多いのは当然といえば当然なのだけれど、でもやはり楽天イーグルスは近鉄バファローズの後継球団ではない。 そこのところはわけて考えてもらわないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月16日 20時11分36秒
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