|
カテゴリ:ゴールデンイーグルス
こうして発表があると意外にもすんなりと歓迎できる気分になる。
ただ、楽天にしても(たぶん中村紀洋選手にとっても)最低限のことが済んだというだけで、これから待ち受けるいくつもの障害については少しずつ解決してゆかなければならない。 まず、打撃に関しては今の中村に対して過剰な期待は出来ない。 120試合出場 打率.270 HR25本 打点80くらいが (今年の)限界ではないのか。 中村紀洋の誤解されやすいところでもあるのだが、実は(三塁の)守備に関してはかなり上手い。 今の日本人の(NPBの)三塁手としてならば、おそらくはトップ5に入るだけの実力の持主で、実はこのような上手な三塁手をピンポイントを獲得だけでも実は楽天にとっては大きな収穫なのであるが、果してそのことが多くの人の賛同が得られることなのかどうかはちょっと自信がない。 打撃で張り切り過ぎて、ケガで泣いて出場試合が減ることのほうがダメージは大きいと思う。 なんにしてもシーズン中の長期離脱というものがないことを祈る。 中村にとって心強いのは近鉄時代のチームメイトが多く、仲の良いチームメイトもいることだろう(特に一番仲の良かった憲史の家に中村は入り浸ることになるのではないか)。 また、義兄である現解説者の村上隆行氏が楽天が出来てからは仙台には頻繁に来ているので、楽天という球団についても、それ以外の情報についても苦労はしないはずだ。案外すんなりと溶け込むのではないか。 目下の懸案は「ではフェルナンデスはどうするのか」ということか。いくら中村が獲得できたからといってすぐにお払い箱というのでは、チームの戦力のプラマイを考えたときには「上積み分」だけを計算してしまうと決定的なアドバンテージにはならないだけに慎重な判断が求められるのかもしれない。(セギノールとの契約が決定したら、まあたぶんホセは来年はいないのかもしれない) まあでも楽天としては初のFA移籍加入選手に向けて、今回の中村紀洋獲得について、打つ手は早かったと思うし、そのことは評価できると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年11月30日 08時26分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[ゴールデンイーグルス] カテゴリの最新記事
|