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カマタアキヨシ

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2009年06月27日
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テーマ:洋楽(3359)
カテゴリ:音楽
マイケル・ジャクソン急死のニュースが流れた26日の早朝、いろいろな人からメールなどで質問を受けた。

自分は今では別に音楽関係の人間というのではないのだが、ここ2年ばかりはこのような世界的ビッグニュース的な出来事があったりすると意見を求められるというヘンテコな立場に置かれている。因果なものだが。

自分もテレビをつけて、ことの真相を追っていたのだけれども、まあ正直言って日本のテレビの報道番組では肝心のことはよくわからないでいた。はっきりとしたのはもう夕方になってからのことか。

自分としては首を捻りたくなる「謎」というものはいくつかはある。それは置いておく。

ただ日本のニュースを見ていて残念だなと思ったことがあって、それについてここで書いておく。

まだ誰も書いていなさそうなことだからだ。

マイケル・ジャクソンは天性の歌手であり20世紀後半を代表するパフォーマーであったことは事実であるし、それについてはまったく異存はない。

しかし、(音楽を作り出す)ミュージシャンとして一流だったかどうかははっきりいって疑問である。自分はそれはないと思っている。

そういう意味でアメリカの報道の中で使われた「THE GREAT ICON OF MUSIC(音楽の偉大なる象徴)」という表現は非常に的を得たものではないのだろうか。

マイケル・ジャクソンの果たした役割とは一種の旗印のようなものだったのではないだろうか。



思い起こせばもう30年も昔のことだ。自分は仙台で唯一といっていいR&B専門の輸入盤レコード店で働いていた。

マイケル・ジャクソン初のソロアルバム「オフ・ザ・ウォール」の発売が1979年だから、調度そのころということになる。

このアルバムの日本のR&Bファンの人気や評価というものは(こんな話今では信じられないだろうが)目茶目茶低かった。これはその店のお客だけのはなしではない。今はもう廃刊しちゃったようだけど当時日本を代表する音楽雑誌であった「ニュー・ミュージック・マガジン」でもかなりの酷評がならんでいた記憶がある。それでもこのアルバム、売れたことは売れていた。それもまた事実である。

当時日本で(おそらくアメリカでも、そして世界中で)売れていたソウルミュージック(ブラックミュージック)といえばむしろ「アース・ウィンド&ファイヤー」であったし、スティービー・ワンダーだった。これらとマイケル・ジャクソンとのあいだには(ファンの評価という意味においては)越え難い大きな溝というものが歴然としてあったのだ。

まだブラコン(ブラック・コンテンポラリー)というジャンルの概念のなかったころのはなしである。

さて、マイケル・ジャクソンの真の姿というものが日本でも浸透していったのはやはり「スリラー」というアルバムとそのプロモーション・ビデオが紹介されたあとになってからだろう。

やはりそういう意味で、マイケル・ジャクソンというのは「歌う」だけではなくて「踊る」ということで商品として成立していた歌い手だった。

マイケル・ジャクソンが象徴していたものとは、その80年代に巻き起こった「ダンス・ミュージック」ブームであり、手の込んだPVで聴き手を魅了するビジュアリティーの時代の幕開けというものであり、そして、それらを糧にして勃興した音楽産業そのものであるような気がする。

じゃあ、それらがこれからもつづくのかというと、自分はもうそれはないと思っている。というのもその後マイケル・ジャクソンを凌駕するようなパフォーマーが出たかというとこれまた皆無だからだ。(女性だとやはり同時代に出現したマドンナというのがいるが)

もしかすると、マイケル・ジャクソンの死というものはこういった時代の終焉を告げるものなのかもしれない。


その後何枚も発表されたマイケル・ジャクソンのアルバムの中に少数ある、本当の意味でのマイケル・ジャクソンの音楽というものを探し出すのは極めて困難だ。

しかし、マイケル・ジャクソンをミュージシャンとして評価するというのはそういうことだと思う。

もしかすると、マイケル・ジャクソンが抱えていた苦悩というもの、(もしかするとだよ)自分の手による音楽、自分が作詞・作曲した曲がほとんど正当な評価をされていなかったことではないだろうか。

自分はそんなことをぼんやりと思いながらフジテレビの特別番組を見ていた。




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Last updated  2009年06月28日 03時10分14秒
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