東北楽天ゴールデンイーグルス松井稼頭央を獲得。
http://news.livedoor.com/article/detail/5164500/
（毎日新聞web）

何故かコアな野球マニアには評判のよくない松井稼頭央。
「（年俸が）数字的に見合わない」というのが大方の理由のようだが。

自分もこのような「上からフタをするような補強」は反対する派である。

岩村明憲獲得までは、まあよくわかる。というか「よくできた補強」だと評価するのだけれども、ともに内野手しかもセカンドで被っている松井稼頭央と両方取るメリット自体はものすごくうすいのではないか。むしろデメリットのほうが大きいような気がする。

おそらく松井稼頭央が先に決まって、あとから岩村明憲の獲得が報道されても自分は同じような感想になったと思う。

いや何を言いたいのかというと、新しい監督コーチ陣が楽天というチームの現有戦力をどのように評価しているのか、それがそのまま表れていることに落胆しているのだ。

もしこれで内野（一塁）にもうひとり選手を獲得しましたというニュースを耳にしたら自分は発狂してしまうかもしれん。いやマジで。

何度でも書くが、楽天というチームの最大にして最弱の補強ポイントは、いちもにもなくまず「ピッチャー」のほうである。先発もだし、中継ぎ抑えもだ。

もし「投手ならいくらでも育てられる」という確固たる自信があってのこの補強であるなら、それこそ「危ない橋」以外のなにものでもないような気がする。