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テーマ:プロ野球全般。(13345)
カテゴリ:マスコミ・報道関係
日本ハム中田翔阪神金本と肉体改造で6キロ増
日本ハムの中田翔内野手(21)が肉体改造に成功した。5日、広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で阪神・金本との自主トレを公開。瞬発力を殺さず、筋肉を中心に6キロ増量した93キロの“戦う体”を披露した。ドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=に対しては「チームメートではあるが、ライバルです」と断言。競い合い、若手の中心に成長すると誓った。 金本との合体は、中田が「間近で練習したい」と熱望して実現した。先月6日から“鉄人”が通うジムに入門。20日間、通い詰めた。最後のトレーニングとなったこの日、金本から「よう頑張ったわ」と声を掛けられ、深々と頭を下げた。 強化の最大のテーマは下半身だった。昨季は開幕1軍ながら、5月に左ひざ半月板を手術するなど故障に泣いた。復帰後は8月に4戦5発と逆襲に転じたが、シーズン終盤に不振に陥った。結局、1軍出場65試合で打率2割3分3厘、9本塁打、22打点。1年を通じて調子を維持するため、「下半身を強化したい」と考え、さまざまなメニューで足腰を強化。体組成計で計ると、増量分6キロのうち4・2キロが筋肉だった。体重を増やしながら、垂直跳びも8センチ増した。練習メニューを用意したジムの平岡代表は「普通、あり得ないこと。瞬発力もついた」と舌を巻いた。 スポーツ報知1月6日 8時0分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/smartphone/hl?a=20110105-00000264-sph-base スポーツ新聞というのは実に謎だらけの存在である。 まず第一に、スポーツのことなどほとんど書いてないのに何故「スポーツ新聞」なのか、とか色々。 あと、「スポーツ新聞用語」っていうんですか、こういう「肉体改造」とかいうような一般の人が見たらギョッとするような単語がなんのためらいもなく平気で使われていたりとか。 でもそれにしても、筋力トレーニングをして筋肉量が増えたことが何故「肉体改造に成功」なのか。 普通に考えればよ。 これって「ただの故障しやすい体質にしました」というバカニュースのカテゴリーでしょう。 プロ野球の野手の多くが「飛距離を伸ばすため」このようなトレーニングに手を伸ばしがちである。 でどうなるのか。 清原がその代表格ということだが、膝(の腱)や足首ふくらはぎを傷めて出場機会を減らして選手寿命をいたずらに縮めるだけだろう。 今岡(元阪神・現ロッテ)がオフシーズン、加圧式の筋力トレーニングに着手したときにスポーツ紙はこぞって「肉体改造」と報じていたが、でその年の今岡はどうなったのだ。 まあこのような「ファンタジー系」スポーツマスコミは今でも健在ということで、それはそれで実におオメデたいことだとは思うんだけどね。 それにしてもどこか一紙ぐらいは中田のやっていることを「愚行である」とちゃんと苦言を呈するところがあってもよさそうなものなのだが。 さて、では何故このような短期間で無理矢理な筋肉の増量がケガを産みやすくなるのだろうか。 自分はこのような実例いくつも目にしてきているのでよくわかる。 簡単に言えば、筋肉同士の摩擦が大きくなり、生じるストレスの逃げ場がなくなり、筋肉の付け根である腱にものすごい負担がかかるようになるからだ。 意図的に作り出した筋肉はからだ全体のバランスを崩して、全力疾走をしただけでも、それだけでケガのリスクが高くなる。 それが短期間で無理な筋肉増量で手に入れた肉体というやつの正体なのである。 実例っていうのは他ならない。(約20年前の)自分のことをも含んでいる。 以前、ある舞台演出家の方が「肉体改造」とかのフレーズを好んで使うスポーツ新聞の記者やライターのことを指して「子供のころは『仮面ライダー』に夢中になっていたからでは」と推理していた。 が、自分はむしろ、読者というものを「そういうフレーズに弱い連中だろうから」みたいな規定をしている単細胞なスポーツ新聞の編集者像というものを想像してしまうのだけれども。 「肉体改造」であるとか「体脂肪率がヒトケタ」とかをまるですばらしいことのように語るスポーツマスコミそのものを疑ってかかっている自分だからなのだが。 はなしを戻す。 おそらく中田翔はキャンプ期間中にリタイヤだろう。 中田翔(や日本ハム)のファンの方にはお気の毒としかいいようがないが。 どなたにも喜ばれる定番のギフトです。!【smtb-k】【ky】【送料無料】ニッポンハム(日本ハム) 本格派 ロースハム・焼豚・ボンレスハムセット<NH-501> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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