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カテゴリ:音楽
テレ東系で木曜深夜(金曜午前一時)から放送している『美女学』というハロプロ提供・製作の30分番組がリニュアルして、そのものずばり『ハロプロ!TIME』というタイトルに改め、尚且つBSデジタル放送でもオンエアされるようになった。
時々すすめられるままに、この番組を録画したものをなんとなく見ている。 もう少し熱心にこの番組を見たり、あるいはこのブログで語ってもいいような人間なのだけれども、(※1)あれから(つまり3.11)いろいろなことがありすぎて、そこまで気が行かないというか、まあはっきりいって、こういう晴れがましいものに対してはどこか一歩引いたような目線でしか見れなくなっているようなところがある自分である。 にしても、「モーニング娘。もう10期目募集かよ」みたいなある種のネガティヴな思いはどうしてもぬぐえない。 つまり、ついこのあいだ9期を入れたばかりなのにすぐにまた10期を募集するということは、9期オーディションはあまり芳しい結果・効果はなかったと言っているのだと捉えられるリスクがあるからだ。 人づてにこの『10期オーディション』の内容はなんとなく耳にはしていたが、「ハロプロ!TIME」番組内でこの最終審査の内容を詳しく取り上げていた。(9月22日放送) 最終審査に残った応募者は8名。(※2)なんとその中の3名が宮城県からの応募者である。 あからさまである。 これではどう転んでも宮城県出身者のメンバーが誕生する確率は85%以上、つまりほぼ確実ということになるからだ。(※3) まあこれ自体は悪いことではない。ここで悪し様に叩くつもりはまったくないのだけれども。 それにしても、モー娘。を10年以上見続けてきて、さらに2005年にこっち(仙台)に引越ししてきてから、モーニング娘。のメンバーが合格する以前に歌ったり踊ったりしている現場に遭遇するという可能性が自分の身の上に起きるとは夢にも思わなかったね。 一緒に「ハロプロTIME」の録画を見ていた奴が「この子っすよ、このあいだ泉の○○で出てきたドロシー…いうアイドルグループで踊ってた子…」と言って指差した画面の端っこのほうに映っていた石田なんとかという小さな子(中二だとか)(※4)を見て、自分も「ああ…いたかもしんないねぇ…」と思わず呟やいたときに、ふとそんな感慨があった。 (※1)美女学 0224放送(11.02.25の記事) (※2)最終選考に残ったのは10名だったがうち2名が辞退して8人になったという説明がなされていた。 (※3)確率論に関する記述は長くなるし、最後に付け加えたとおりで余り意味のあるものではないので削除した。 [※4]仙台発の地元密着アイドルユニット「ドロシー・リトル・ハッピー」というグループ。長い名前が覚えられなくなったね。この子の名前は石田亜佑美、ちなみに中二ではなくて中三だそうだ。他は田中風花(たなか・ふうか)中二、村上咲楽(むらかみ・さら)中一で計三名。田中もまたドロシーの研究生という扱いのようだ。もちろんもう辞めたということなんだろうが。 【追記】 9月29日、オーディションの結果発表があった。 4名が合格になり、うち1名が宮城県からの応募者。やはり、上で書いた石田亜佑美さんが晴れてモーニング娘。のメンバーとなった。 これは9期メンバーのときにも書いたことだが、今この時期にモーニング娘。のメンバーになるということは決してこれから明るい未来が約束されたということと同義ではない。 それこそ自分の未来は自分で切り開かなければなにも始まらないし、決して安住の場ではない。そういう意味では、同年代の子となんだ変わりはないわけで、だからこそ自分は安易な「おめでとう」の言葉は使いたくはないの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月19日 15時39分24秒
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