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2012年01月06日
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カテゴリ:音楽
 Disc: 1 1. Bricklayer's Beautiful Daughter 2. White Rain 3. Colors/Dance 4. Angel's Flight 5. Bradley's Dream 6. Afternoon Postlude Soliloquy 7. 2nd Gymnopedie (1888) 8. Homfeld Suite 9. Rickover's Dream 10. Variations on Clair de Lune 11. Oristano Sojourn 12. Clockwork 13. Peace 14. Aerial Boundaries 15. Egrets 16. On the Threshold of Liberty
 Disc: 2 1. Welcoming 2. The 19A 3. Montana Half Light 4. Shadowdance 5. Pittsburgh 1901 [Theme from Mrs. Soffel] 6. The Calling 7. Gwenlaise 8. Dolphins 9. Wishing Well 10. Theme for Naomi Uemura 11. Toys Not Ties 12. Close Cover 13. To the Well 14. Hot Beach 15. New Waltz 16. Processional 17. Woman at the Well



昨暮倉庫を整理していたときに出てきた二枚組CD。
白かったケースが黄ばみ、プラケースもヒビが入っていたが中味は無事。スリーブとブックレットもキレイなままだった。おんなじ段ボール箱に入っていたCDには、本体は無事でもブックレットや紙スリープがダメになっていたものが何枚もあった。プチ奇跡か。

信号面(いわゆるウラ)を確かめて、おそるおそるPC連結の外付けドライブにいれたところ、ちゃんと二枚とも認識して聴くことができた。

1990年のCDである。「最初の10年」のとおり1980-1990年のウィンダムヒルを代表するアーティストの代表曲が年順に収められている。

時代史としての価値はあるだろうが、どうだろうレーベルのオムニバス・アルバムとしてみた(聴いた)場合、この曲順には違和感を覚える。

実際、このまた10年後にリリースされた「20周年記念」のCDセットは、それぞれ「ギター」「ピアノ」「ベース」「パーカッション」という具合に、楽器パート別のセレクションがされている。自分もそっちのほうが「正しい」という気がしてならない。

このCDを頭から聞いていると、どうしても、自分はその1980年から1990年までの自分史と向き合わざるを得ないということになってしまう。

うろ覚えだが自分が「ウィンダムヒル」なるアメリカのローカルなジャズレーベルのことを知ったのはその2年ほど前の1978年か1979年のことだと思う。きっかけはFMラジオの音楽番組で、たぶん、渋谷陽一がDJをしていたNHKの「サウンドストリート」かそのあとの「クロスオーバーイレブン」のどっちかだろう。カセットテープで残っている当時の「音源」は、シャドウファクスの「Linear Dance」だった。

1980年から自分は仙台市内の輸入レコード店でアルバイトをしはじめる。[註1]そのとき、お客さんから注文をうけたりして「ウィンダムヒル」というレーベルのことを強く認識するようになっていたはずだ。

但しこれは書いていいのかどうか迷うところだが、当時の日本の音楽評論、特にジャズ畑の評論家の「ウィンダムヒル」に対する評価はものすごく低かった。

やれ「退屈だ」とか「テクニックがない」というような創立者ウィリアム・アッカーマンのギタリストとしての技量とごっちゃになったような迷評論をぶっていた有名ジャズ評論家がいたくらいで。

しかし、やがてウィンダムヒルの名前は深く静かに知れ渡るようになる。そうなった最大の理由は、きっとリスナー側の強い要求があったためだと思う。

ちなみに自分が「ウィンダムヒル」のレコードを愛聴するようになったのはその輸入レコード店を辞めた1982年以降のはずだ。今でも手元に残っているそのアナログレコード類に挟み込んでいた鉛筆書きのメモを見るとやたら「レコードギャラリー」という名前が残っていたりする。時期からすると「レコードギャラリー」がまだ広瀬通りにあったころだろう。

当時始めたばかりの広告の代理業との関連で来たローカルラジオの番組の選曲とかスクリプト書きをしていたころはこのウィンダムヒルのレコードをずっと掛けっぱなしの状態だった。

今でもジョージウィンストンの初期のアルバムの収録曲を聴くと、当時通っていた広告代理店の片隅で原稿をせっつかれて煮詰まっていた頃のことを思い出すからね。音の記憶というのはいやなものだね。

このウィンダムヒルの音楽を仕事に使ったこともあった。これはだいぶ後年になるが、これまた関東ローカルのラジオ番組のお仕事で、リニュアルされたラジオ番組のオープニングとクロージングにこのウィンダムヒルから出たビル・クェストの「エリック・サティ作品集」をつかわさせていただいた。「頂いた」というのはレコード会社からの温情で使用料がほぼゼロだったからだ。(アメリカのウィンダムヒル側に知られたら大変なことになっていただろう)自分が担当を降りてからもしばらくはこの二曲はずっとオープニングとクロージングとして使用されていたようだが、ウィンダムヒルのレコード(もうCDだろうけど)を販売するレコード会社が変わったのを期にお役御免になったようだ。よくは知らないが。

また葛飾の某ミニFM放送局で日替わりの覆面DJをしていたころ、ダロール・アンガーとマイク・マーシャルによるユニット「キアロスクアーロ」をフィラー(放送休止時間に流しっぱなしにする詰め物音楽)として使っていたりする。

ほかにもウィンダムヒルと関わりのある(私的なことも含めて)いくつもの出来事を思い出していた。

こうして振り返ってみると、あまり強くは認識していなかったが、この1980年から1990年までの10年の自分の音楽史の大きな位置を占めていたのがウィンダムヒルだったのは間違いがない。

最後になるが
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。




[註1]その直前までは塩竈市内のレコード店とオーディオ専門店と喫茶店(あと六本木館という名前のファンシーショップ)でバイトをしてはずなのだか、そのころの記憶がなくて困っていた。履歴書の職歴に例えるとすると「空白」の欄のままところがあるのだ。ところが、最近「あれっ」という感じで突然自分の「職歴」の記憶が繋がった。その繋がらない約1年間、自分は東京横浜川崎を転々としていたのだった。いわゆる無職というかそれとも浪人とでもいうのか自分でもよくわからない時代でした。二度目の大学入学を諦めて誘われるまま友人宅などで居候を決め込んでいたりした時代です。





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Last updated  2012年01月07日 22時49分01秒
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