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国境なき うずら団

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2008年05月09日
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カテゴリ:未分類
 夢を見た。

 ここは大きな街らしい。今夜が祭りがあるらしく、背丈の倍以上はあるどの門からも光が漏れて賑やかだ。人々は大昔のギリシアのようなゆったりした衣装を纏っている。貴人と戦士がつぼのような形をした小船で出る。

 初め私は戦士であった。
 貴人がどこか立派な市役所みたなところで誰かと言い争っているのを見かける。どうやら貴人は街の向かいにある島へ行くことになったようだった。私も供としてついていく事になる。島に着き頂上に登る。そこでしばらく落ち着いていると、高波が街を飲み込むんだ。私は意識がブラックアウトした。

 街の人たちを避難させねばならない、
 そう思って目が覚める。
 次に私は戦士の記憶を持って貴人として同じ夢の舞台に登場していた。

 だが、戦士の記憶では門を潜り抜けることもままならない。怪しむ門番からは根掘り葉掘り聞かれる。と、ここで私は戦士の意識を手放した。

 すると今度は建物の中に居た。
 まだ戦士の意識のまま貴人としてある。どういうわけか門は抜けたようだ。しかし香を炊いた部屋を通り過ぎた時、私の魂は溶けて排水溝のようなところに吸い込まれてしまうのだった。戦士の時には普段、すっきりした沈香のようだったのに、意識が乗り移っている時は伽羅を生々しくしたような酷く気分の悪い匂いに感じられた。

 そして、戦士の意識が消滅する間、そういえばと思い出す。
 あの時、自分が貴人の争うのを見かけたのは門の管理者ではなかったかと。そして街をどうにかする事は到底出来なかったのだと悟った。





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最終更新日  2008年05月12日 12時15分47秒
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