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2009年12月11日
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カテゴリ:糖尿病日記
 糖尿病と分かって糖質制限食を始めて早2週間。自分の問題として色々と勉強をはじめた。この病は世界的に広がりを見せ、特にアジアで爆発的な増加となっているという。日本では「糖尿病人口700万人」「10人に1人が患者か予備軍」とあった。今後人口の増える地域での節食はローマクラブレポート「成長の限界」の回避にもつながり喜ばしいことだ。

 持続可能な社会の到来のためにも糖尿病は主要なテーマになってくるに違いない。

 で、まあその解の1つとしての糖質制限食なんだが実に効果が出ていい。お腹はへっこんで来るわ、ズボンは1年ではけなくなった小さいものが入るようになるわ。毎日1~2キロ弱の散歩と食事療法の結果が日々分かる。

 すんばらしいの一言に尽きる。

 ただ少し残念だ。人はここまで安定的な食料確保に穀物やら野菜を育てる農業を発明し、料理や加工、保存技術と幅を広げていったというのに。それでも「糖」をコントロールすることが出来なかったのだ。

 だがこの現実に適応しようと糖質制限食を始めている。主食や、お茶や水以外の飲料、蒸留酒を除くアルコール、お菓子や果物には最近は近寄らなくなっている。糖質の含有量の分からないものは敬遠している。それが段々定着しつつある。

 糖質制限が治療の1つとして定着すればこういった人間はどんどん増えていくんだろう。
 少なくとも国内では、日々穀物を食べてよい地中海食事療法と比べて日本語の資料も多く、ノウハウも公開されている。且つ、従来のカロリーに厳密な食事療法と比べても導入が容易だからリーチがある。医学的な補強をするサポーターも充実しているのも信頼性を高めている。

 その時には広く「食」とは何かかが問われてくるような気がする。
 農業、漁業、畜産、食品加工全てに関わることとして。

 40~74歳からの特定健診・特定保健指導、いわゆるメタボ検診は何か革命的なことに繋がろうとしているんじゃないだろうか。





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最終更新日  2009年12月11日 17時06分39秒
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