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テーマ:ママの気持ち(581)
カテゴリ:高齢初産+糖尿病合併妊娠+結石
8月27日私は精神的にも親になった。
生まれたときは世間でいう程、心から湧き上がる親としての情動がなかった。ただ子供の顔を見ているとなぜか見知った誰かのようなとても他人とは思えない感覚だけはあった。 それが 子供が黄疸スクリーニングに引っかかったり、生理的体重減少で10%近く落ちてしまったりして、とにかく体重を増やしてやらねばならなくなった時に気が付かされた。 ずっとの母子同室で子供のことをみてきて、この子の吐息は薔薇のように素晴らしいとか、うんちをしてしまったとき身も世もなく「あ、あっあ、え、えっえ」と見事な暖色のグラデーションで泣くのや、おっぱいをもらったとき「まんざらでもないですなー」と大人物風に顔をしかめるのや、興味を示したものに真剣に目を凝らして見つめるのやら、といった色々な仕草がやけに思い起こされる。 シドニィ・シェルダン「 【中古】afb 新書 ゲームの達人(上)」「 【中古】afb 新書 ゲームの達人(下)」に登場するジェイミー・マクレガーが息子を使って魅了される件が理解できるといもの。 私も数日の間にわが子の魅力に惹きつけられていたらしい。 ああ、この子のためなら糖質を沢山とって太らせよう そのために命を削って血糖値を悪くさせても構わない、と考えた。 けど、よくよく考えると1日に8回も母乳で血糖値の高い状態の私が乳を与えたら子供への影響ってどうなんだろう? まあそこまで悲壮な決意をしているそばで、見舞いに来た舅が写真撮影にはしゃいでフラッシュたきつけて子供を泣かせて平然としているのには引いた。子供は火がついたように泣き始めた。24時間眠る間もなくふらふらな産婦さんにまで聞こえる程にでかくなりそうだった。流石にそこにいた全員で舅にそれ以上はやらないようにと止めさせた。地方の人だから孫って地域じゃステータスになっているのだろうが、ねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月31日 16時12分12秒
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