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2010年09月04日
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テーマ:糖尿病(2614)
カテゴリ:糖尿病日記
 子供は今、母乳以外に一部人工乳を使う「混合栄養」で育てている。
 母乳だけでは体重が増えないからだ。抱き上げると軽くなった、便の量が少ない、授乳時間が30分~1時間も掛かる、こうした問題を人工栄養「ミルク」は解決する。使うのは夜間の12時と午前3時のうっかり寝過ごしてしまう時間帯で、先に母乳を与えたあとから補う形で40cc与えている。

 ただし
 「だれでもできる母乳育児改訂版」p.393「統計が物語る」を読むと感染症の死亡率は格段に母乳は優れているとあり、それは混合栄養をも遥かに凌いでいるらしい。1920―30年代のシカゴの2万人以上の赤ちゃんを対象にした追跡調査の結果である。1977年の母乳育ちと人工栄養の乳幼児の病気について比較する研究では、母乳育ちの赤ちゃんは重い病気に掛かることは珍しく、なったとしても人工栄養で育てた赤ちゃんよりずっと大きくなってからかかる傾向があると明らかになったそうだ。

 やはり完全母乳で行きたいよなあ。

 幸いp.234「体重減少と運動」で指摘されるような授乳期間中に急激に体の代謝作用を変えるという危険はないだろう。妊娠期間中に「スーパー糖質制限食」で高たんぱく、高脂肪、低糖質に切り替えが済んでいるから。

 サイト「ドクター江部の糖尿病徒然日記」2010年04月06日エントリー「母乳・授乳と糖質制限食」でも「糖質制限食」にポジティブだ。

 とはいえ今後も「スーパー糖質制限食」で行くのか、緩めに朝か昼にのみGIの低い主食を1食摂るという「スタンダード糖質制限食」で行くのか、もっとゆるゆるのぶっちゃけ夜だけ主食を抜く「プチ糖質制限食」で行くのかは未定。

 現行は実験的に1日の糖質を分食で50~60gに引き上げてはいるけど。

 っていうのも
 時間に余裕があるのがミルク効果で寝つきが善くなっている午前中だけが、がっつり食べれる時間で、他はもう手近にあるものを口に入れるってパターンになっているから。アーモンド40gと水道水にレモン汁を加えたレモン水は手っ取り早いエネルギー補給源だ。でも今日から「家人」に日中食べられるお弁当を作ってもらったので食事に関わる段取りはよくなったよ。ひんじょーに。

 ところで
 糖質を引き上げというのは方針なんだけど。

 血糖値が上がると妊娠中のように傷が治りにくくなるのが心配だ。洟のかみ過ぎでとうとうかさぶたが出来て軽い鼻血が半年も続いていたことがあったのだ。今は会陰の回復や子宮の戻りも待つので、急激な血糖値の上昇は避けたいところでもあるから。「いま、会いにゆきます」の澪さんも産後の肥立ちが悪くて死んでしまったし。糖尿持ちには人事じゃないもの。


 追記
 昼にヨーグルト400gと棒棒鶏で糖質ほぼ25~30gを摂ったところ、食後1時間血糖値が126であった。
 これまでの養生の成果か、体質の変化か?





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最終更新日  2010年09月04日 19時24分43秒
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