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テーマ:心のトラブル110番(82)
カテゴリ:本
「良寛の自戒」という、お互いに思い当たる戒めがあ
る。あなたは、いくつぐらい心当たりがあるだろうか。 「戒め深ければ、知恵もまた深し」という言葉もある。 この中のいくつかを戒めとして、世の中を謙虚に生きて いきたいものである。 ★言葉の多き ★口の早き ★差し出口 ★俺がこうした、こうした ★人のもの言いきらぬうちに、もの言う ★わがことを、強いて言い聞かさんとする ★人の話の邪魔をする ★鼻であしらう ★酒に酔って理を言う ★おのが意地を言い通す ★過ちを飾る ★引きごと(引用)の多き ★好んで唐言葉を使う ★田舎者の江戸言葉 ★学者くさき話、風雅くさき話、悟りくさき話、茶人くさ き話 ★たやすく約束する ★人に物くれぬ先に、何々やろう ★くれた後、そのことを人に語る ★返らぬことを、くどくど口説く ★推し量りのことを、真事になして言う ★おのが氏素性の高きを、人にかたる ★おかしくなきことを笑う ★憎き心を持って、人を叱る 良寛さんって、江戸後期の禅僧であり、歌人。言っち ゃ悪いが、「江戸時代」だよ。それが、現代でも通用す るんだから、人間ってやつは、全く進歩ないんだね。科 学や化学は急激な進展を遂げているけど、心だけは旧態 依然。何だか、むなしくなっちゃうよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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