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テーマ:心のトラブル110番(82)
カテゴリ:本
絵馬龍・殿村進さんが発行した小冊子がある。「一篇
の詩との出会いが人生をかえることがある。孤独の底に 落ち込んだ時、ページをめくってください。悲しい時に も、悩む時にも、きっと元気がもどってきます」という 「元気がでる本シリーズ」だ。その中の「「花咲地蔵」 三巻が手に入った。値段は高い(各千三百円)が、読ん だあとの爽やかさは、十分におつりがくるほど。絵手紙 ふうの美しいカットが、随所に散りばめられ、読む人の 心を和ませる。その中から、気に入っている二編を紹介 したい。 [もっと、考えろ…。] もっと考えろ、 もっと、もっと考えろ。 あきらめたら駄目だ、 もっと、もっと、もっと考えろ。 朝起きたら一分考えろ。 夜寝る前に一分考えろ。 自分の人生だ、 決して手をぬくな、 策など弄するな。 自分の信ずる道を一筋にゆけ。 [いたるところ、春ならざるはなし。] 貧乏より金持ちの方がよい。 病気より健康の方がよいに決まっているが、 病気になったら病気のままに、 貧しければ貧しいままに、 見えを捨て、こだわりを捨てて、 いまの不遇を受けて立て。 病気のおかげ、貧乏のおかげで知る 真の生きる喜びだってある。 あれがなければなどという条件つきの幸福など 本物でないとわかれば、 いつでも、どこでも春の花。 いたるところに幸福の花は咲く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月15日 19時58分02秒
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