フィボナッチ数列
先日、まことともさんの日記でフィボナッチ数列とエリオット波動、そこから投資目標値算出への応用が書かれていました。とってもためになります。その前に私、そんな計算の仕方がある事すら知りませんでした。お恥ずかしい。まことともさんのページにもありますがフィボナッチ数列について少し説明すると、以下のような規則のある数列1,1,2,3,5,8,13,21,34・・書き直すと1,1,1+1=2,1+2=3,2+3=5,3+5=8・・・ということで難しく言うと2つ前と1つ前の数字の和が次に来る数列です。さらに眠くなるように書けばa1=1、a2=1、an=an-2+an-1(n>2)という漸化式であらわされる数列になります。(教科書みたいだ)ここから一般項を求めていくと・・・(ややこしいのでやりませんが、)黄金分割(x2-x-1=0)や等角螺旋(y=ex)もでてきたりします。でまあ、この数列はフィボナッチさんが見つけたからそう呼ばれのですが、実は自然界によくある配列なんですね。有名なところでは 「ひまわり」の種の配置。中心から外側に向かってこの数列で配置されます。植物にはいたるところに見られて、根の付き方、枝別れのパターン、葉っぱの位置などです。葉や根の付き方の配置で互生、対生、輪生と呼ばれる用語があります。読みの通りですが「互い違い」「対になって」「ある一点を支点として回りながら配置されて元に戻る」という事です。決して適当に出てくるのではありません。大根の「かつらむき」をやると根が対生ででていることがわかりますよね。(余談ですがこの配置を決める遺伝子はまだ見つかっていないはず。たぶん)大学の植物の授業を受けたときの話です。田舎にある大学なのでよく問題を出されて該当する植物を、山の中に探しにいかされました。植物の葉の付き方に付いての講義があり、いろいろな植物の葉の付き方が紹介されて、最後の小テストで「ある数(X)の輪生になっている植物を探してきなさい」という出題がされました。答えは、もう予想できますねフィボナッチ数列の事に気が付いてそんなもの存在しない!!というわけです。数学が嫌いな人が多いこともあり、山の中にいったっきりになった人が何人もでた難題でした。その時は山にいくことなく、無事に気が付いた私ですが最近、ふと考えたんですよね。本当の答えは「ない」ということを言うのではなくて物事をしっかり考えて、本質を見抜きなさいというか、何かを感じなさい。ということではなかったのかと。先生、どうなんでしょう?ランキングに参加しています。人気blogランキングへ