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2006年05月29日
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カテゴリ:アニメ
は、常々各所で言ってるんだけど、
理由を探してみると、結局は某サイト管理人の近作ゴジラ批判となんら代わりがないことに気づく(核自爆死)
要は「見る前から何の期待も持てない」という我ながらに最悪最低の理由だった(汗)
これは視聴者としてはいけない。
見る前から失望しかしていないというのは、ホントに最低だ。
これではアッキーは人格破綻者になってしまう(もうなってる)
なので、ストーリーだけは種・種デスを観ていた友人や、各サイトを回ってみたが…
やはり面白みに欠けるのは私だけであろうか?
やはりここはアッキーのおじさん化を示しているんであろうなと痛感した(苦笑)
こんなハナッから終わりまで後ろ向きな気持ちしか感じない作品の何が面白いのかと(大汗)
やはりここは富野さんの不在も大きいと思う。
でも、富野さんが不在だった「G」「W」「X」
は賛否両論あろうが、かなりの評価がされている。
実際私も嫌いではない。

なのに何故、アッキーは種・種デスを好きになれないのか…
主人公が暗い、とことん後ろ向きだという点は初代ガンダム、ガンダムではないが、私に多大な影響を与え、お気に入りの作品のひとつである新世紀エヴァンゲリオンに通じている。
キャラが腐女子のやおい向けであることも、ガンダムWと同一である。
確かにガンダム自体に特別性も感じないが、数多くのガンダムならGガンダムがあるし、突飛なデザインということも共通している。
狂気に走ったキャラなら「Ζ」、「ΖΖ」、「V」に顕著だ。
狂気でなくても強烈なキャラという点なら「∀」にだってギム・ギンガナムが存在する。

あ、そうか。
結局は過去のガンダムの総ざらいでしかないのか。
後やはり富野さんの不在も大きいと思う。
事実、富野さんがかかわっていない「G」「W」「X」は他シリーズ(所謂宇宙世紀)と比べると見劣りしてしまう(アッキー的にはね)。
やっぱ製作者側に問題があるのかなぁ…
頂点が富野さんという超強烈キャラ(褒め言葉です)であるガンダムで、
過去シリーズの良い所総ざらいした結果、富野さんというキャラが消え、無味乾燥な作品になってしまったのであろう。
そんな中で救ってくれたのがやはり歌であろうか?
コンプソングベストを試聴したが(試聴かよ)中々に名曲がそろっている。
「あんなに一緒だったのに」はSEEDソングで最も完成度、作品との整合性に優れた曲であり、
アニメソングとしても、また、普通に歌としても素晴らしい者と言える。
ただやはり、本編からは魅力を感じない。
それはやはり、製作陣の怠慢、新鮮さを感じない、どれをとっても狂気のキャラしかいない
(反感を買う言い方ではあるが、ラクス政治道具的なも狂気といえるだろう)
という点があまりにも目立ちすぎていると思う。

だがしかし、これまでのガンダム総ざらいということは、新たなガンダム世代の誕生といえるのだろう。
この2作で歴代ガンダムの主立った点は判るのであるから。
だが如何せん、過去の栄光に縋った作品でしかないというのが私の見方である。
後、キャラ作画が私の好みではないのも理由のひとつかもしれない(苦笑)
どーも平井画は、プロダクションI.G.の狂気部分のみを抜き出したように見えるのだ。
(狂気部分の例…劇場版エヴァのアスカ「殺してやる」連呼の場面・サクラ大戦活動写真織姫洗脳シーン等)
あ、後極個人的な批判点としては
ジェットストリームアタックを全く面白くもなんともない最悪のものにしやがった

これに尽きますね。ここだけは私動画で観たんですが、アニメ見て腸が煮えくり返りそうになった作品はこれが初めてです(笑)
あれでは黒い三連星は浮かばれません。
そもそもジェットストリームアタックとは、黒い三連星特有の技であり、
しかも対艦用、単体の敵に対して行われる誇り高い漢(おとこ)の戦術であるはずなのに、
それを大量破壊に用いるとは何事かっ(激怒)
しかも、ザク・グフ・ドムのデザイン改悪もあり、宇宙世紀の技術者たちの偉業を感じさせません。

それになぜジオンのMSを流用するのに、それに乗るパイロット達はジオンの兵士の如き誇りがないのか!?
性根がとことん腐っていた地球連邦軍の上層部ばかりのような人間ばかりのSEEDで、それもコーディネイターなんて結局狂気の強化人間製作でしかない。ニュータイプなんて聞こえの良い物ではない。
ただの遺伝子操作人間だ(それは強化人間も一緒でしょうよ)
ほんとに真人間がいないあの作品で誇りなんて物を求めるほうがおかしいのでしょう。
でも…でもっ、私は、ザク、ドム、グフタイプに乗る人間は誇りを持っていてほしかった…っ

ただ、SEED二部作(劇場版の噂もアリ)は、狂気の人間という点では、エヴァ以上に現在の世の中を表していると思う。
結局大人も子供も、正常な判断ができない状態にあるのであろう。
種・種デスというのは、今現在の世相の鏡のような作品であるのだろうと私は思う。
だが、この作品にエンタテインメント性を感じないのは私だけなのだろうか?
私は常にエンタテインメントを作品に求めているのであるが、
SEEDにはそれを感じない。
私が好きになったものはどれもあったというのに…
特にミレニアム以外の新世紀ゴジラは、エンタテイメントとして成立していた。
なんというか、種二部作というのは、製作陣が自己満足で終わっている
マスターベーション的な作品という非常に小さな作品であったと思う。

ただ…CMの上戸彩は良いね(核自爆死<つうか古)





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最終更新日  2006年05月29日 16時43分50秒
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