というのをアッキーは、ストーリーの焼き直しだとかそういう風に過去の日記で書いてきたけど、
一番の原因はそれではないと思う。
勿論、過去の日記の理由も大きな原因の一つだが。

だがである。最大の理由は

｢∀ガンダムが面白すぎた｣

ことにあると思う。
∀で、アレだけ飛ばして(良い意味でも悪い意味でも)いては、後の作品はどうしても不利になってしまうものだ。
逆を返せばそれだけ面白いのだ。
∀が終わって｢次はどんなのが出てくるのかな？｣
と楽しみにしていたら、ＳＥＥＤが出てきた。
矢張り、シド・ミードのデザインと比べると、おとなしいデザインである。
いや、別に大河原デザインが悪いわけではない。
実際アッキーは｢ＳＴＡＲＢＯＷＳ｣のパワードスーツのデザインはお気に入りだった。
(スターウォーズのパクリだといわれればそれまでだけど。)
だがしかし、結局｢過去作品で見たような｣ガンダムになっているのだ。
(その点で言えばバクゥなどモノアイ軍団ＭＳは会心の出来だったといえる(ジンはアレだけど))
実際、後作品の種デスの変形バージョンなど、まるっきり宇宙世紀のＭＳ、ＭＡのまんまである。
結局は、古きファンに受けようとしていたのだろう。
それが裏目に出た結果だろうと思う。
過去作品のオマージュを存分に組み込み新旧ファン両方に受け入れられた手塚三部作とは偉い違いだ。
この差は何処で生まれたのだろうか？私には正直分かりかねる。
が、しかし、人気があるというのは大した物だ。
もう劇場作品までもが作られるらしい。
これでガンダムに新しい風が…吹かないなぁ…結局∀が一番かな？
新しい風を吹き込むという点でも∀の方が新しいファンを組み込んだといえる。
ＳＥＥＤも、今後の発展に是非期待したいものである。