カテゴリ:海外関係
朝6時にチャーターした車で、韓国人たちとタージ・マハルのあるアグラへ行くことに。
アグラはデリーから車で3,4時間かかるところなのだ。 日本で言うところの、東京来たついでに日光行こうか?っていう感じ? 出発前に、豪快に下痢をし、うわっ、やっべー、ホントに来たーっ! と思いながら、とりあえず赤玉を飲んで車に乗る。 水に当たったというより、昨日食べた激辛唐辛子のせいだと思う。 日本でさえ辛い物を食べたり、食べ過ぎると月に2,3回下す私、韓国では週1で下してた私、 そんな私がインドに来て、下さないはずがない! そんな自信いらない! まだ真っ暗な中、そして、かなり寒い。 運転手のおじさんは腕を窓の外に出して運転するのが癖なのか、寒いのに窓ガン開き。 お腹がますます冷える>< 一応、窓を閉めてください、とお願いしたら、80%くらい閉めて、腕は外に出したまま。 still冷たい風吹き込む、これは気温が上がるまでガマンするしかない。 高速道路に乗る前に、アグラ行きの許可書が必要とかで、途中で止まる。 高速道路でも窓は開けたまま、おじさんの腕は外に出たまま。 寒いです。 運転手のおじさんの名前はアショックマン아셨구만。 (「ご存知だったのね」的な韓国語と発音が似ていて覚えやすかった)。 途中、パーキングエリアに寄るというので、どーせ掘っ建て小屋だろーと思ったら、 意外としっかりしていてSUBWAYやフードコートもあって、立派だった。 コンビニもあって、でも値札ついてない…💦けど、バーコードで計算してくれるので、 ぼったくりはなさそうだ。でも輸入品飲料水は割高だった。 トイレは大きかったけれど、トイレットペーパーはなかった。 旅の前に水に流せるポケットティッシュを大量に持ってきたのに、私ったら、補充するのを忘れて、 しかも下痢スタートしたのに、ポケティ1個で絶対足りないわTT TT 高速道路でヒッチハイクする人たち、多し。 どうやって侵入したんだろってところでも…。 しかも若者一人とかじゃなくて、家族やカップルもいた…。 アグラの街近くの道路に猿や牛がたくさんいた。 韓国人の子が、それをみて、猿って本当にお尻が赤いのね~と、呑気に言った。 毛がないから、擦れて赤くなるのかな?って言ったら、もう一人の韓国人が、 だから唇も赤いのね、と言った。 私たちは、まず猿と牛と野良犬が大量にいて、道路を妨害しているこの異常さを言及すべきでないのか? 街中は、秩序がなく混沌としていてザ・アジアって感じだった。 10時ぐらいにアグラに到着。 アグラでタージ・マハルを案内してくれるガイドさん(日焼けした小さい船越英一郎のような)が乗り込んできた。 カメラやケータイ、貴重品以外は持ち込めないので、車に置いて行けと言う。 筆記用具も食べ物も水もダメ。 タージ・マハルの入り口までリキシャで行くから50RPかかるという。 (実際は歩いて行ける距離だった) タージ・マハルの入場料は1000RPで、お水と靴カバー(ヘアーキャップみたいな)が含まれている。 この靴カバー、世界遺産を守る物だろうけど、それを留めてる小さな輪ゴムがそこら中に落ちていたので、その対策を早くすべきだと思う。 入口は男女に分かれていて、荷物検査が空港のようにある。 身体検査で、めっちゃ身体を触られた。男女分れていた意味がわかったw 金曜日は、信者のお祈りのためにオープンしているので、観光客の入場はお休みだそうだ。 タージ・マハルは人でごった返していた。 あー写真の通りだ~。シンメトリーだ~。 ガイドさんが詳しく説明してくれた。 ざっくりと言うと、愛する妃のために王様が20年ぐらいかけて彼女のお墓を作り、自分も隣に埋葬されたと。あくまでも妃がど真ん中に配置で。 妃は17歳で結婚して36歳で死ぬまでに14人の子供を産んでる。 死因は産褥死。 これで、王様が愛してなかったって言ったら、さすがにヤバイでしょ。 でも死んでからも、こんなに見世物にされて、そっとしておいてほしいとは、思わないか。 観光スポットになって、世界遺産になって、周囲も外国からのお金で経済アップで繁栄して万々歳か。 インド中から集められた大理石の建物を作った技術者達が街に残ってるんだよ~と、 やけに大理石の色の種類について詳しく説明し、最後、石の色の種類を言ってみよ、とクイズまで出された。 「今まで案内した中で、一番飲み込み早いよ、他のお客は何度も聞き返すから、その都度説明して大変なんだよ、僕の言ってること、どれくらいわかった?」と言われ、 韓国人は80%と答えていた。 私ははっきり言って60%くらいしかわかんなかったけど💦(後でネットで調べればいいかと思っていた(苦笑) 聞き返すお客は、しっかり聞いている証拠だ。 聞き返さないうちらは、ちゃんと英語を理解している韓国人と、分かったふりをして先を急ぐ日本人だからだ(笑) 最後「僕が説明したことで、分ったことを述べよ」的なことを言われたので、 「王様は愛する妃の側で永遠にいっしょにいられる」と、これまた大雑把な答えを述べてその場をやり過ごす日本人。 タージ・マハル見学の後、ガイドに連れていかれたのは、家族で17代続く大理石職人のいるお店で、韓国のKBSも取材に来たとこだよ、と。 大理石を削って、形を整えた細工を嵌める、何日もかかるらしい。 商品のある2階に案内され、本当の大理石は光を透かすんだ、とライトアップしたものを見せてくれた。 夜にタージ・マハルに行くと月明かりで大理石が綺麗に見えるんだそうな。 素焼きに入ったチャイをもらった。生姜が効いていて、とってもおいしかった! 大理石を売りつけるより、このチャイを売ればいい。 一つも買わずに出て来た。 次に宝石屋とサリー等のお土産へ連れてかれる。 そこでガイドさんは、もう帰らなきゃいけないから、お金ちょうだい、という。 うちらはホテルのフロントで、運転手とアグラへの往復、ガイド込みで8000RPで頼んだから、と言うと 普通はガイド代一人500RPもらうんだ、という。 ホテルのフロントと話してくれ、と言い、チップとして、しょうがないので、3人で700RPあげた。 当たり前だけど、韓国人はウォンで計算して、日本人は円で計算してから、高いとか安いとか言うのだった。(1RP=1.7円) 次に高級レストランに連れてかれる。運転手さんは外で待ってる。 運転手さんが食べに行った食堂に連れていってくれ。 レストランはビュッフェ形式とメニューから選ぶ形式とで1階と2階に分かれていて、 ほとんどのお客が、ガイドに指定されて来たであろう海外からの観光客だった。 お腹が壊れていて、カレーを食べれないので、パスタを頼んだ。 14時にアグラを出て、ニューデリーに戻る。 また、行きとは違うパーキングエリアで1度休憩する。 ホテルには17時半頃ついた。 韓国人の2人は、今晩がフライトで空港までの車が19時過ぎに迎えにくる。 既に部屋をチェックアウトしていたので、私の部屋で待機。 私はトイレに直行し、豪快に下す。 その後はベッドに横たわり、動けなかった…。 韓国人を見送りに来た、映画祭で友達になった、韓国語を話せるインド人の子に助けを求め、 フロントで体温計を借りてもらった。 友「口に入れてください」 私「!?」 体温計は水銀式で、口に入れるなんて、他の感染菌をゲットしてしまうんじゃないか!? ウエットティッシュでガシガシ拭いてもらって、覚悟を決めて銜(くわ)えようと思った。 水銀なので、ぶんぶん振って、初期化しなければならない。 が、運が良いのか悪いのか、初期化できず、結局、壊れていて使えなかった。 何とか新しい体温計(今度はデジタル)を手に入れる。 でもやっぱり口に入れるタイプ。 ピピッピピッ 体温計の示す値は「101.4」 友「Oh my God!」 私「……?(華氏は分からない)」 「…摂氏(℃)に計算してくれる?」 ネットで検索し始める友達。 友「38.5℃」 私「Oh my God!」 それからはルームサービスでインドのお粥を注文してもらい、初日にバスルームにあったガチのバケツについていた手桶で水タオルを作ってくれ、ミネラルウオーターに砂糖小さじ2分の1、塩小さじ4分の1を入れた秘薬を作ってくれ(たぶん簡易ポカリ)、手厚い看護を受けたのでした。 バナナやヨーグルト、ミカンも買ってきてくれた。 とりあえずバナナとヨーグルトも食べた。 ヨーグルトはプチダノンみたいな味でおいしかった。 でも、食べ物は全てトイレに流れていった…orz インドのお粥(サフラン入り) 明日、帰国するんですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.19 20:08:47
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