カテゴリ:多系統萎縮症
12月2日(土) の訪問入浴時に、エアマットをオスカーからラグーナに交換した。
今までのオスカーがダメっていうわけではなく、 きっかけは、syuichiさんのブログ。 「自動体位変換できました!」という記事のコメント欄で、 ももたろうさんのコメントへのお返事に書かれていたエアマットに、 興味がわいたから。 新しもの好きの私は、11月のケアマネさんの訪問時に、どんな物かお尋ねしたら、 昨年7月に発売されていたけど、ケアマネさんはご存知なかった でも、その場で、福祉用具会社の担当者に連絡をしてくださり、 「取り扱っている」とのお返事をいただいた。 それで、使っている方の感想を聞いてもらったら、 「物はあるけど、使っている人はいない」とのこと ただ、担当の方が、実際に寝てみた感想を聞けた。 自動体交は、「これで、しているのかなぁ?というくらい」とのこと。 夫のように、ずっと寝たままで、尿カテ使用の人は、 起き上がることが少ないので、「膀胱内が澱む」とういうようなことを、 訪看さんから聞いたことがある。 だから、体交は大事だと。 それなのに、『しているかしていないかわからないような体交で良いのかな?』 という不安はあったけれど、 何事も「やってみなければ、わからぬではないか」ということもあり、 思い切って交換することにした 交換は、訪問入浴時に、夫が浴槽に移動している間にして頂いた。 オスカーに交換するときも、そのようにしたのだが、 ラグーナの方が、マットの厚みがない分、軽いようで、意外と簡単だった。 オスカーには「安定支持フォーム」という両脇に、ちょっと固めの部分があるが、 ラグーナにはなく、全体が同じ感じ。 だけど、「ハードモード(リハビリモード)」にすると、 オスカーよりも、固くなり、躰の沈み込みが少ないので、 訪看さんのケア等、介護者への負担は少ないように思う。 肝心の体交は、「スモールチェンジ」といって、 「骨盤を中心に対角線上の小さな体位変換を自動化したシステム」。 スモールチェンジ中は、斜めに赤いランプが交互に点灯する。 「小さい体位変換」なので、オスカーの時のような、躰のズレが起きない。 本当に『やってるの?』と思うくらい、見た目にはわからない。 だから、躰への負担が少ないように思う。 そして、背上げ30°を超えると、自動でオフになり、 角度に応じて、体圧を自動で切り替えてくれる(圧切替)。 逆にいうと、30°以下なら、背上げしてもスモールチェンジできる。 オスカーの時も、ほとんど「おまかせ」だったので、 それ以上に、自動で何でもしてくれるラグーナは、単純な私向きだ 停電対策も万全で、最低でも14日間も、マットレスがつぶれないらしい ムレを防止する構造にもなっているらしく、 躰の熱と湿気をマットレス内に透過して、下面から排気するという。 それから、カバーも高性能で、液体は通さず湿気のみ通す。 シーツを汚したことがあったが、カバーについた汚れは、 ウェットティッシュで拭き取ることができた ラグーナに交換して10日あまり経つ。 骨盤辺りが動くからなのか、尿の流出も順調だ レンタル料が100円高くなったこと以外の不都合は、何も無い。 福祉用具は、日進月歩。 こんな良い物を紹介してくださったsyuichiさんに、改めてお礼を言いたい。 いつも、いろいろなことを教えてくださり、感謝してもしきれない。 本当に、有り難い。「ありがとうございます」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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