カテゴリ:多系統萎縮症
夫が、初めて救急搬送され、気管切開後退院し、療養生活に入ってから、
今日でちょうど9年半になる。 処方薬は、退院時に病院で処方されたお薬が、そのまま往診医に引き継がれ、 その頃から、あまり変わっていない。 2016年8月、当時の往診医に見直しをお願いして「セレジスト」を中止した。 他のお薬は「必要」とのことで、クリニックが代わっても、 そのまま引き継がれている。 この他にも、アズノール、ゲンタシン、リンデロンVG等、軟膏も処方される。 9月16日(月) アメーバブログのfukenokaさんの記事を拝読して、 夫と違う痰切りを良くするお薬が処方されているのを知った。 fukenokaさんのご主人さまは、痰の量が少ないとお伺いしていたので、 夫が服用している【ムコダイン】とどう違うのか、 9月24日(火)の往診時に主治医に質問した。 すると、「どちらも、痰の切れを良くするお薬です」とのこと。 そこで、「じゃぁ、製薬会社が違うだけですか?」と、さらに質問。 答えは「そうじゃないです」 「痰の切れを良くするという目的は同じだけど、簡単に言えば、 働きかけや、課程が違います」とのこと。 それで、「試しに、替えてみますか?」と仰ってくださったので、 その日の処方から変更してもらった。 火曜日に処方されても、水曜日は訪看さんや訪問入浴等でバタバタするので、 薬局からの配達は木曜日の午後一にお願いしている。 だから、お薬が切り替わったのは、9月27日(金)から。 その日は、あまり変わらないような感じだったけど、 翌日から、同じように吸引していても、量が少ない。 それで、だいたい1時間に1回の吸引の間隔を空けてみた。 夫も、苦しそうな嫌そうな顔をしないので、様子を見ながら、 1時間半にし、徐々に2時間くらいにした。 2時間くらいすると、しかめっ面をしたので、吸引。 だけど、量は、1時間で吸引していたときと同じくらいでビックリ。 カニューレがないので、痰が溜まってゼロゼロと音がしないから、 吸引のタイミングが難しい。 だけど、10日くらい経って、安静にしている時間は、 2時間ちょっと空けても大丈夫で、 何らかのケアをした後とか、食後(栄養剤滴下後)とかは、 1時間~1時間半くらいで吸引した方が良いという、 だいたいの目安ができてきたように思う。 お薬を変更して、本当に良かった 夫は、何度も吸引されなくて済むし、 私は、何か作業をしていても中断されることが少なくて済む もっと前に知っていれば、という思いはあるけれど、 時計の針を元には戻せない。 それよりも、知り得たことに感謝したい やっぱり、情報交換って大事だな、と改めて思った。 お薬のことだけではなく、制度のことだったり、ケアのやり方だったり、 わからないこと、困ったこと、ここに書けば、誰かが見てくださって、 手をさしのべてくださることがあるかもしれない。 また、逆に、私が書いたことで、どなたかの役に立てるかもしれない。 看護・介護時間が、長い短いにかかわらず、 お互いの療養生活の質が上がることを目指したいと思う 改めて、fukenokaさんにお礼を申し上げたい。 ありがとうございます 柚葉ちゃん連絡先 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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