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カテゴリ:トンデモ本(うそです)ご紹介☆
どこの書店に行っても最新刊しかなくて、ネットで全巻注文して一気に読んでしまいました…アマゾンって便利! あれ、今週忙しかったはずなのに(*'-'*)
この『バルバラ異界』。 私は、萩尾望都って『11人いる!』とか『ポーの一族』の代表作、またはその他短編はひととおり読んだことがあります。もちろんそれなりにスゲーとは思っていました。 が、ずっと連載をリアルタイムで追うほどのファンでもなかった…そんな感じです。 それが先日、よしもとばななさんの日記で『バルバラ異界』っていうタイトルを見た瞬間、あ、これは読まなきゃ!と思ったんですね。こういう直感には従うのが正解☆ 実際読んでみて。 …やっぱスゴっ!!Σ ( ̄□ ̄;) 夢、前世療法、遺伝子などなど、私の気になるキーワードがいっぱいちりばめられているのがまず嬉しかったけど、それよりなぜこの限られた紙面に、ここまで複雑な世界がきっちり納められているの!? 幾重にも重なった世界。 思考ひとつで作り変えられる世界。 何度も創りなおせる未来… 不思議。 これは、萩尾望都という、まれに見るクリエイティブな人が描いたひとつの作品であることには間違いないデス。それがたとえ優れた芸術だとしても、ひとりの人間が作り出したフィクションには違いない。 なぜ、人の作り出したそらごとに、深く感じ入ることがあるんだろう? 「これはフィクション」だとわかってるのに、なぜこうも強く心を揺さぶられるんだろう? 今まで、本や漫画、映画なんかで自分には想像もできない世界が繰り広げられると、 「この作者の頭の中はどうなってるのかな~」 なんて考えていました。 「天才と狂気は紙一重」なんてね(失礼ですね…) でも今は、わかった。 雲の切れ間から光が差し込んでくるみたいにわかった! クリエイティブな創造をする人は、その人個人の経験や体験から生み出しているだけじゃなくて、きっとこの3次元の世界を飛び越えたどこか…宇宙の真理だったり、光だったり、純粋なエネルギーだったり…きっと何か、そういった感覚をキャッチしているんだ。 インスピレーションとして受け取ったその感覚を、自分にしかできない表現方法で形にしていく。 それを受け取った私たちは、フィクションだとわかっていても、そこにある純粋な輝きは、はっきり感じることができる。光は薄まることがないから…じゃないかな? 想像は、創造。 ふと頭に浮かんだ想像は、自分が勝手につくりだしたものじゃなく、そういうエネルギーが宇宙に存在しているからだそうです。 そして想像したものは創造していくことができる。 ふー。なんかちょっと今日は熱いデス(*'-'*)てれますね。 でも何か(誰か。どのスピリットだ!?)が書かせてる感じなんだもん…。 さー、帰ろ帰ろ☆(←会社からでした。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 28, 2005 06:08:59 PM
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