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カテゴリ:トンデモ本(うそです)ご紹介☆
読み終わってしまった…
すんげぇ大作を!! 時代はピラミッドからちょっと下った古代エジプト。 偉大なファラオ・ラムセス大王(2世)の統治の直下にあり、「王家の谷」をメインに ファラオの永遠の住まい(=墓)を作ることを最大の目的として存続される、 特殊な職人(芸術家)の集まる村「真理の場」が舞台デス。 文庫のくせに(?)やたら分厚いのが4冊も! 図書館から借りたとき、実は「こんなの全部読めないかも…」と思ってました(-_-;) でも一度読み始めると止まらないんだよ~。 ファラオの永遠の住まい・王墓に捧げる芸術品を生み出す「真理の場」に入門するには、 厳しく排他的な試練をくぐり抜けなくてはならない。 芸術の腕もさることながら、神の「声」を聴いた者でないと入門を許されないの。 この村では、職人であるとともに神官・巫女の役割を持つことになるから。 ファラオ=神であり、職人はファラオの意思を絶対のものとして従う。 そして時には、ファラオの意志以上に、マアト(正義の女神)の法に則ることを 職人全員が一致して優先しなくてはならない。 宇宙の真理に仕えるため…なんだろうな~。 ニッカはこの物語を自分になぞらえて読んでしまいました。 ニッカがずっと考えているスピリットの世界。真理を追究したい、解き明かしたい、と願うのは ここの職人と同じ。 「真理の場」の職人が、芸術を通じて作品に生命を吹き込み、神に通じることに無上の喜びと誇りを 得ているのに対し、自分は…?と考えると、もっとヒーリングの技術を身につけたいと 思ったりするわけなんですね(*'-'*) ネフェルという優れた職人頭の登場人物がいるんだけど、 この人の持つ“叡智”と“揺るぎなさ”が自分にもほしい。 他人にアピールするための一生懸命さ、権力を求めるための根回し、利己欲… まったく不要なものばかりなんですな。 自分の中に強く流れる「声」に従って最大限努力して進んでいくことこそ、 いつの世でも、どの生でも、魂が望んでいることなんでしょう。 ☆ところでこの本は、ニッカがいつか学んでみたいな~と思ってる(具体的な時期とか全っ然未定) lifeschoolってとこの課題図書でもあります。以前紹介した『アルケミスト』もそう。 課題でもなければ読まない本っていっぱいあるからね~! ときに真実は、物語の形をとって現れる。 本当にそうだと思いマス。 左側の香水瓶は「地中海の庭」ってやつ。 地中海…エジプトから遠い? 気分ですよ、気分!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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