テーマ:花粉症&アレルギー(484)
カテゴリ:アレルギーっ子の行事関連
今日で幼稚園の2学期も終了しました。今年も来週一杯で終わり、再来週からはいよいよ2006年(平成18年)がはじまります♪
お正月といえば、お雑煮ですよね。お雑煮のお餅は母乳育児の方はもちろん、アレルギーっ子も要注意です♪ 母乳育児の方は乳腺が詰まりやすくなります。また、アレルギーっ子にとっては、餅米は抗原性が高いため、症状が出やすくなります。特に、米アレルギーのある方、米アレルギーが疑われる方は避けるべき食品の代表です。これらの注意点などについては、昨年末にも同じテーマ(母乳育児&食物アレルギー:「正月の雑煮」にご用心♪」 )でを書いていますので、そちらを参考にして下さい♪ ところで、伝統的なお正月の食生活は、ご存知の通り、「ハレの日」です。日頃の食生活とは異なり、豪華な食器に、手間ひまをかけた料理をいただき、普段の生活とは違った特別な雰囲気を楽しむものでした。ただ、現代の食生活では、この「ハレの日」と普段の生活の「ケの日」のメリハリがほとんどなくなり、常に昔でいう「ハレの日」状態なのだと思います。そのため、アレルギー・アトピーをはじめ、生活習慣病などが小児からでも発症しはじめてきたのかもしれません。特に、ここ数年は元旦から開業する大手スーパーも増えていますし、年中無休のコンビニもあります。昔のように、元旦3日間は営業しているスーパーがない状態ではないので、保存食として重宝されたお節などの意味合いも異なってきていると思います。 また、元旦のお節や雑煮などの「ハレの日」の由来などについては、下記を参考にして下さい。「なるほど…」ということも多いと思います。 ◇お正月には欠かせないお雑煮 ◇お正月 など… ただ、アレルギー・アトピーっ子育児では、この伝統的な食生活の「ハレの日」と「ケの日」をあえて作ることが、除去食・回転食を長続きさせるポイントのひとつだと思います。「ハレの日」とはたまにしかできない外食であったり、クリスマスや誕生日などに、アレルギー対応のケーキを外注したり、普段あまり食べないものを作ったり、それぞれの家族の楽しみ方があると思います。普段は和食中心の粗食的な生活が多いため、普通の人にとっては、ごく当たり前の外食や専門店のケーキなどが、どんなに嬉しいことか、それは経験した人しかわからないことかもしれませんが… 親の方も日々の食事作りに疲れたり、授乳などで同じ食生活を送っていると、なおさらだと思います。長い持久力を保つためにも、ホッと肩の荷をおろせるひととき、大事にして下さいね♪ もちろん、力を抜きすぎて、羽目はずしすぎることには、注意が必要ですが… 参考までに、主要ホテル内のレストランなど、あらかじめ連絡をすると、アレルギー対応をしてくれるところが増えました。もちろん、それ以外のレストランも同様ですし、オーガニックレストラン、自然食レストラン(マクロビオティックを含む)なども増えています。また、お近くの和風居酒屋などでは、小麦・大豆にアレルギーがなければ、意外と、充分に楽しめますし、これらにアレルギーがあったとしても、焼魚、イカ焼き、おにぎり(塩結び)など、案外食べられるメニューもありますので、利用価値大有りです♪ ただ、微量混入で重篤な症状を起こす可能性が高い人は、あらかじめ店長や料理長などと充分相談の上、外食先を選んで下さいね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アレルギーっ子の行事関連] カテゴリの最新記事
|
|