カテゴリ:🔴 C 【文化・歴史・宗教】
ナランハさんへ ナランハさんとは、現在「連絡掲示板」で対話しているのですが この連絡掲示板で対話していると対話が長々と続いて 私が自分でその内容を見直すにも不便 という事で今後は 私のレスは新記事を立てて書くことに カテゴリーも【ナランハさんとの対話】を新設 シリーズから個別単発記事への転換です そういうことで今後は ナランハさんは私の記事への のコメントをする という事でお願いします という事で直前の対話 ーーーー ■ ナランハさん これは、外交史を学んだ人間でないとわからないことだそうですが、 東ローマ帝国と、西ローマ帝国の決定的な違いは ずばり、 「契約の観念が前者には不在であること」と聞きました。 ■ alex99 こういう歴史に関する知識、私にはないんですが そのうえで そもそもローマ帝国は、いろんな意味で 古代ギリシャの継承・発展だと思うんですが 東ローマ帝国は、ある意味、ギリシャへの回帰 なんじゃないんでしょうかね? ギリシャって、かなり、小アジア的 民族的には今のギリシャ人は 古代ギリシャ人とは、かなり入れ替わっているらしいし クレタ島などに行ってみると 人々はいい加減で怠け者(笑) そういう意味で、契約の概念が無かったというのも 感覚的にはうなずけるような気がしますが ただし ギリシャが歴史に残したものと言えば アリストテレス哲学と建築かな? シチリアでヴァカンスを過ごしたことがありますが ギリシャ建築の遺跡がすごかった 一方、ローマは、ローマ法と道路とラテン語かな? 今の世界の法律の礎となっているのはローマ法 東ローマ帝国もちゃんとローマ法を尊重していた とは思うんですがね ただし、私は元商社マンではあっても、残念ながら Foreign Affairs を購読するような人間では無いので 外交史となるとよくわかりませんね ■ ナランハさん そういえば、恩師が「ギリシャは東洋だよ!」と。 この方、専門はプラトン哲学でした。ドイツ語の初回講義の際、 ヨーロッパ語の俯瞰を紹介。只の語学講師ではないと直感。 別大学で哲学の講義も受けさせてもらいましたが、解りやすくて面白かった。 なにしろ相手が青少年ですから アレックスさんが以前紹介して下さったほど詳述ではなかったのですが、 それでも驚愕体験。 「部分視は全体視あってこそ」と悟った2回目の体験でした。 私、高校での教育実習ではビザンチン美術史を講義したのです。 この時の指導教官に「生徒を無視してやっている。 あれでは専門に勉強した人じゃないとわからん。再度やれ」と。 次週は相手に伝える余裕と意志をもってリセット」合格でした。 この裏表体験も得難かった。 話が横にそれてしまいましたが、ギリシャは創造技術と製造技術を判別していた。 今なら前頭葉と小脳の管轄と理解できるのですが、それをローマが理解できなくて アルス(術)の一語にしてしまった。 それを訳した人が「美術」と価値判断を加えるから 二重の誤解を経た結果、犠牲者を多出してしまった。 イギリス児童画の展覧会「みんな違って、みんないい」が 日本に輸入すると「1等2等その他大勢の序列」に化けるに始まりetc. GHQ憲法・スパイ防止法だけじゃない、教育上、弊害の歴史です。 インテリジェンスは生活全般に必要です。 やっと目の疲労が幾分治ってきました。 アレックスさんも目をお大切になさって下さい。 酷暑とコロナ禍と原稿の夏、 階前ご葉既秋声 (字忘れました。桐だったかも) (2020.09.16 15:27:22) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[🔴 C 【文化・歴史・宗教】] カテゴリの最新記事
|
|