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キリスト教徒が半数下回る=史上初、「無宗教」増加―英国勢調査 【ロンドン時事】英イングランドとウェールズで、キリスト教徒が人口の半数を下回ったことが、29日公表された2021年実施の国勢調査結果で分かった。こうしたことは統計が始まって以降で初めてという。 「自分はキリスト教徒」と申告した人は46.2%で、11年の調査時点(59.3%)から大幅に下落。 一方、イスラム教徒は4.9%から6.5%に上昇し、 「無宗教」も25.2%から37.2%に増えた。 その他はヒンズー教やシーク教など。 英国の国勢調査は10年ごとに実施されている。 英国は長く、キリスト教徒が多数の「キリスト教国」と考えられてきたが、今回の結果を受け、信仰の多様化や無宗教化の傾向が強まっていることが示された。 ―――― alex99の感想と意見 ―――― 昔、ロンドンに駐在していた元商社マンとしての感想である 私の印象では、英国人は、特にイングランド人は、あまり宗教的ではない、というのが私が受けた印象である ほとんどの英国人は CHURCH GOWER ではないように見えるし、彼らとのパブでの会話においても、キリスト教関連の話題は無い 彼等にもし家族の不幸があっても、彼らはそれをひた隠しにして、葬式の翌日には何もなかったような様子で出社してくる 葬式で、地面をたたいて号泣する朝鮮人に比べ、日本人の葬式では、遺族は涙ひとつこぼさず冷静に気丈に振る舞う おそらくだが、冷静なイングランド人達は、ケルト民族であるウェールズ・アイルランド・スコットランドのカトリック系英国人はともかく、冷静沈着に葬儀を終えるのだろう ところで 行ったことのある国々の中で、イスラム諸国は、もう、政教一体化のイスラム国家 イスラムという宗教はキリスト教・ユダヤ教と同根、且つ、巨大宗教としての歴史が同じように長いのに、宗教として成熟期を過ぎ、枯れてきた感のあるキリスト教に比べて、イスラム教は、文明的にキリスト教諸国に後れを取ったためなのだろうか? 宗教としての若さ?というか、マグマが熱い 狂熱度が高い 具体的には、長く後進国であり、欧州での社会の下層での抑圧差別の恨みと怨念を晴らすべく、キリスト教成熟文明への挑戦的なスタンスが目立つ さらにもっと具体的に見れば、原理主義的な宗派などのハイジャック・自爆・テロの頻発である 構造的に見れば、キリスト教西欧文明が政教一致を否定しているのに比較し、政教一致のイスラム社会の許容度は低い あまり宗教的ではない日本人から見れば、なぜあれほどまでに、宗教中心の価値観を持てるのか? 不思議でもある 科学の発達、一般常識化に従い、宗教の特権が薄れつつある世界的な兆候の中、イスラムの宗教としての揺り戻しが世界を不安定化させている
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最終更新日
2022.12.11 09:11:04
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