|
|
|
2024.08.27
カテゴリ：🔴 ME 【私自身のこと】【談話室】
商社マンとテレックス
繊維屋まだ名は無い さん ＞それにしても alex99様の英語が「大文字」 なのが良いんですよ。テレックスを思い出させて ーーーー そう言えば、TELEX には、大文字しかありませんでしたね TELEX と言えば、QATAR での思い出があります まだ、QATAR なんて日本人は誰も知らない時代(笑) PUMPING STATION の入札があるという情報を得て 例のごとく単身で乗り込んだんですが そのころの湾岸諸国の約束事で 外国の会社が入札に参加するには 現地の会社＝LOCAL AGENT を登録し 共同で入札しなければならない 要するに、現地にも金を落とせ、と言う事 その AGENT 探しです ある LOCAL AGENT に英国人の MANEGER がいて 有能との評判 現地人のオーナーは王室の人間ですが 実務にはノータッチ この英国人MANAGER が番頭として PROJECT 関係を全部仕切っている 当時の QATAR の首府 DOHA 後にサッカーの「ドーハの悲劇」 で知られるようになった DOHA ですが 当時は湾岸産油国でも後発 日本の商社もどこもまだ出てきていない 外国のホテルも INTER-CONTINENTAL 一軒だけ ただ、そこは欧米人にとって 貴重で希少価値のある拠点で常に満杯 私は仕方なく LOCAL の商人宿に泊まっていました 食事もまあまあではあるものの ステーキの肉が怪しい(笑) 私は牛肉ではなくラクダの肉だろう そう思ってましたが(笑) 日本との通信はTELEX アラブの商人宿なのに 生意気に TELEX があるんです(笑) その TELEX で日本へ報告をしたんですが 日本ではメーカーにその TELEX を渡す 日本とは時差があるし 昼間は外出しているので TELEX を打つのは夜中になる 天井裏にある TELEX でカタカタ打ってました ただし、その TELEX がシーメンス製(笑) 慣れ親しんだ米国製ではない 操作も相当違う TRIAL AND ERROR で何とか送信したが 失敗もするので テープが六尺ふんどしのように長くなる(笑) ーーーー 結局、その入札には 商社ながら弊社名義で応札 首尾よく受注できました 日本初の受注 金額は30億円弱だったかな？ 入札準備に 日本メーカーのチームが来て 食糧事情としては 当時 QATAR に韓国の土木屋さん 東亜建設など相手の韓国料理屋があり 中東にまでゆくと 日本と韓国 アラブとはかけ離れた東アジア同士 仲が良くなるんです そこで毎日食事 メニューは焼肉と米のごはん それにキムチ(笑) それに加えて ニンニクをどっさり(笑) それで翌朝 LOCAL AGENT OFFICE に顔を出すと 英国人MANAGER が悲鳴を上げて 「うわ～！ 君たち何を食べたんだ？！｝ 英国人は欧州のラテン諸国とは違い ニンニクは嫌いですからね(笑) ーーーー 翻って今の QATAR まるで未来都市の様な発展ぶり 今昔の感あり、です
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[🔴 ME 【私自身のこと】【談話室】] カテゴリの最新記事
|
|
