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歯磨き粉と歯磨きジェルの違い 今週、通っている歯科で 歯の敵機クリーニングをしてもらって 使用すべき ・ 歯ブラシ ・ デンタルクリーム はどれがいいか? 意見を聞いたら ・ 歯磨きジェル ・ 歯周ポケットの掃除もできる 柔らかくて ブラシの気先がとがっているブラシ を推薦してくれたので その歯科クリニックでそれを購入した 歯磨き粉では無く 歯磨きジェルとは何なのか? 気になったので調べてみた ==================== ==================== 大阪府阿倍野区の歯医者 西田辺えがしら歯科の 「歯磨き粉と歯磨きジェルの違い」 についての歯の豆知識ページです。 ================== かつての歯磨き剤といえば、 チューブに入った白い歯磨き粉(ペースト) が一般的でした。 しかし近年は 歯磨き剤の性状も、 ・ ジェルタイプや ・ 液体タイプなど バラエティ豊かになっています。 ただ 種類が多くなってくると、 どのタイプの歯磨き剤を選ぶべきか? お悩みの方もいらっしゃることでしょう。 そこで今回は、 ・ 歯磨き粉と歯磨きジェルの違いや ・ 選び方 などについて詳しくご紹介したいと思います。 =================== 目次 [hide] 1 1. 歯磨き粉と歯磨きジェルは『成分』が大きく異なる 1.1 研磨剤(清掃剤) 1.2 発泡剤 2 2. 虫歯予防・歯周病予防には『歯磨きジェル』の方がおすすめ(利点) 2.1 ☆小さなお子さま 2.2 ☆電動歯ブラシをお使いの方 3 3.歯磨き粉を使用する場合は、選び方や使用方法に注意する(欠点) 4 4.最後に… 1. 歯磨き粉と歯磨きジェルは『成分』が大きく異なる 歯磨き粉はある程度硬さがある白いペースト状であるのに対し、 歯磨きジェルは透明でやわらかいのが特徴です。 この色の違いには、 発泡剤と研磨剤の2つの成分 が関係します。 つまり、 歯磨き粉と歯磨きジェルの成分の違いを 簡単にいうならば、 ・『研磨剤』と『発泡剤』が含まれるもの=歯磨き粉 ・『研磨剤』と『発泡剤』が含まれないもの=歯磨きジェル とご理解していただければよいでしょう。 ================== では『研磨剤』と 『発泡剤』には どのような働きがあるのか、 以下に詳しくご説明していきます。 研磨剤(清掃剤) ・ 歯の表面についた歯垢(プラーク)や ・ 着色汚れ を 細かい研磨剤の粒子で 落としやすくする働き があります。 主な成分に ・炭酸カルシウム ・リン酸水素カルシウム ・無水ケイ酸 などがあり、 歯磨き剤の成分表示では 『清掃剤』 という部分に記載されています。 ================ 歯ブラシと歯磨き剤 汚れを取りやすくする 働きの一方で、 研磨剤は 粒子によって 歯や歯ぐきを傷つけてしまう ことが懸念されます。 しかし近年は 粒子が非常に細かく、 歯や歯ぐきにも優しい 「低研磨性」の歯磨き剤も 多く販売されています。 ================ 発泡剤 歯磨き剤を泡立て、 お口の中に歯磨き剤の成分をいきわたらせ、 歯垢やプラークなどの汚れを落ちやすくすること が 発泡剤の役割です。 しかし、 この泡立ちは、 すぐにうがいしたくなるので、 磨く時間が短くなったりして、 かえって汚れ落ちが悪くなることが指摘されています。 また発泡剤として一般的に配合されている 『ラウリル硫酸ナトリウム』という物質は、 口の中の粘膜を保護するムチンの働きを 弱めてしまうことがわかっています。 そのため 口腔乾燥症など、 口の中が乾きやすいという方などには 発泡剤の入った歯磨き剤は あまりお勧めできません。 ================== 以上、 歯磨き剤と歯磨きジェルの成分の違い をご理解していただけたうえで、 次に 双方の使用目的について ご説明していきましょう。 ================== 2. 虫歯予防・歯周病予防には『歯磨きジェル』の方がおすすめ(利点) 歯磨きジェルには、 発泡剤、研磨剤が含まれないので「 歯や歯ぐきに優しい歯磨き剤」 として注目されています。 また、 歯磨きジェルは 性状がやわらかいため、 歯磨き剤の成分が歯にまとわりつきやすく、 歯の細かい間にまで入っていきます。 虫歯や歯周病の原因となる 「歯の汚れ」や「プラーク」は、 「歯ブラシ」や 「歯間ブラシ」、 「デンタルフロス」 の機械的な力(こする力)でしか 取り除くことができません。 つまり 汚れと落とすのが目標ならば、 あえて歯磨き剤を使用する必要はないのです。 それでは 歯磨き剤に何を期待するのか といえば、 そこに配合されている 「薬用成分」 の効果です。 虫歯予防に効果的な 「フッ素(フッ化物)」や 「歯周病の殺菌成分」、 「炎症を抑える成分」など、 現在の歯磨き粉や歯磨きジェルには 実に様々な薬用成分が配合されています。 ============= 高濃度フッ素配合の歯磨き剤の使い方・注意点 歯磨きジェル おすすめの歯磨きジェル これらの成分を口全体に行き渡らせ、 歯や歯ぐきに密着させられる点において、 歯磨きジェルの使用は非常に有効といえるでしょう。 歯磨きジェルは その他に、 以下のような方にお勧めできる歯磨き剤です。 ☆小さなお子さま 歯や歯ぐきが弱く、粘膜もデリケートなお子さまには刺激の少ない歯磨きジェルを使用しましょう。 子供用の歯磨きジェルはフレーバーの種類も豊富なため、歯磨き嫌いのお子さまにもお勧めです。 ☆電動歯ブラシをお使いの方 電動歯ブラシで歯磨き粉を使用すると、 研磨剤で歯を削りすぎてしまうほか、 過度な泡立ちによって飛沫が飛び散って 周囲を汚してしまう恐れや 泡立ちが多いと 全体を磨かないうちに早くうがいしたくなる ことがあります。 したがって 電動歯ブラシをお使いの方は 研磨剤、 発泡剤無配合の歯磨きジェル や 液体歯磨きを使用しましょう。 3.歯磨き粉を使用する場合は、 選び方や使用方法に注意する(欠点) 歯磨きジェルの良いところを挙げてしまうと、 歯磨き粉は 良くないものと思われてしまうかもしれませんが、 歯磨き粉には 歯磨き粉の良さがあります。 先ほど述べた 歯磨きジェルにも 実は 「着色汚れが落ちにくい」 という弱点があります。 特に コーヒーや紅茶などが大好きで 日常的に飲んでいる方は、 ステイン(着色汚れ) がつきやすくなるため 歯の黄ばみ が大きな悩みとなります。 このように 歯の汚れや黄ばみ(を) できるだけ防ぎたい場合は、 研磨剤の配合された歯磨き粉 のほうがその予防に効果的です。 歯磨き粉 ただ市販の歯磨き粉の中には 粒子が大きく、 歯や歯ぐきにダメージを与えてしまう ものもあるので 注意しましょう。 歯磨き粉を使用する場合は 粒子の細かい『低研磨性』のものや、 ※着色汚れを浮かせて落とす成分が配合された歯磨き粉 などがお勧めです。 【※着色汚れを浮かせて落とす成分】 ・ポリリン酸ナトリウム ・ピロリン酸ナトリウム ・ポリエチレングリコール(ヤニ汚れ) など また 歯磨き粉の使用は 週に1,2回程度のスペシャルケアにするなど、 使用回数を工夫するのも良いでしょう。 ======================================================== ーー 私の感想と意見 ーー 要するに ・ 歯磨き粉 ・ 歯磨きジェル には 違った成分と機能があるのなら 通常は 歯磨きジェルを使用し 週に1,2回程度は 歯磨き粉 を使用 と言う併用をすればよい訳で 歯科側の説明が長いが(笑) 結論はこのように簡じゃないか(笑) でも、説明はよくわかったし 大いに役に立った
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最終更新日
2024.11.18 00:39:16
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